どうもこんにちは古川です!
今回は〈いじめるヤバイ奴〉の最新ネタバレ119話を紹介します!〈通り魔いじめ事件〉の捜査に乗り出した仲島と黒宮が早速森の中で発見したのは黒宮、そして白咲の中学時代のクラスメイトだった!
いじめるヤバい奴119話ネタバレ
通り魔いじめ事件
118話にて黒宮より提案された〈通り魔いじめ事件〉を解決するために矢場井高校周辺の公園をパトロールしているときのこと、少し奥の林の中で早速犯行現場と思しき現場に遭遇する。
※〈通り魔いじめ事件〉とは矢場井高校周辺で起きている”通りすがりにいじめられる”というとんでもない事件のこと。おそらく主犯は高校生。
恐る恐る近づいていくと、なんと黒宮と白咲と同じ百桜森中学校出身の六峰だった。
同中の六峰
黒宮「中学同級生の六峰くん!」
六峰「どもっ六峰っす!」
っと気さくに声をかけてくる六峰はちょっとまってと言わんばかりに、さきほどまで六峰の前に膝まづかせていた男子生徒のところに向かい、「ふんっ!」と手を当てる。
「よし、これでおっけー!」「おっなんか本当に力が出てきたような気がするよ〜!」「だろー動画で勉強したからな!」「君に悩み相談してよかった!じゃあ俺はこれで!」「またなー」
黒宮が「なるほど、今は気功に凝っているわけだ。昔から常に納豆食べてたり鬼のように筋トレしたり色んなものにすぐにハマるんだよね」と六峰の人間性を教えてくれる。先程の光景はいじめではなく、肩が重い男子生徒に気功を試していただけだということ。
そんな六峰を見て「悪いやつじゃない」と確信した仲島は「中学時代の白咲ってどんなやつだったの?」と気迫のこもった顔で詰め寄る。さらに「いや、高校の友達の小中がどんな感じだったかって興味あるじゃん?」と言うと六峰は「あーそうだなあ、胸は小さかったけど男子から結構人気あったな」と黒宮と全く同じ回答だった。
仲島は「他にねーのかーもっとよー!」とさらに詰め寄る。
「じゃあ中学時代に起きた事件について聞いていいか?」と核心に迫る。すると六峰も感づいたようで「あーもしかして例の事件?急に質問が重くなったな仲島くん・・・」
六峰は「でも俺、その事件については詳しくは知らないよ」「俺が百桜森中学に編入したのはその事件の後だからなー」黒宮は「あーそういえばあのときはまだいなかったね。」
そうして帰ろうとする六峰だったが振り返り「俺、来週から矢場井高校に編入するんだよ!だからさ、これから仲良くしてくれると嬉しいな!」と言って去っていった・
案外偶然じゃないのかも
黒宮と2人で電車の中。
仲島が「通り魔いじめ事件、アレ六峰くんが勘違いされて流れた噂だったんじゃないかな?さっき言ってたじゃない?こっち来てから結構な人数の悩み聞いたぞ?って」「フード被ってたり体も大きめだからパット見いじめてるように見えなくもなかったし」仲島は「確かにな」と言いながら一つの不安を口にした。
「てか結構な偶然だよな。」「いやさっきはあんま考えてなかったけど地元の学校ってわけでもないのに同じ中学のやつがだんだん集まるなんて」「まあ場井高はそれなりに有名な進学校でもあるけど、それにしてもな・・・」と言うと黒宮は小さな声で、
「案外偶然じゃないのかも・・・」とつぶやく。
仲島は「えっなんか言った?」と聞こえていない様子だったが黒宮は「いや別に、てか私ここだ!じゃね仲島くん、付き合ってくれてありがとう!」「とりあえず通り魔調査は一旦終了ということで!」そうして黒宮と別れることになった。
百桜森中学校に潜入
とはいえ過去に百桜森中学で起きた例の事件について何も情報が得られなかった仲島は、スマホを取り出して「百桜森中学」と検索をしてみた。そこに出てきた情報は以下の通り。
生徒間で殺人。加害者はその場で自殺か。
仲島は「予想以上に凄惨な内容のようだが、発生時期から考えてもこの事件で間違いない」と白咲と黒宮の在籍時期と事件発生時期を照らし合わせて考える。さらに詳細に読んでいく。
市立百桜森中学で3年生の女子中学生が同クラスの女子生徒を包丁で刺し死亡させた。加害者生徒もその後すぐに自身の首を切り死亡した為、動機はわかっておらず現在も捜査中。
過去に黒宮と白咲が話していた〈西宮恵美〉という生徒が被害者なのだろうか。しかし仲島はまだこのことを知らない。
そうしてネット上に出てくる内容はこれが全て。しかしこれだけでは現在の白咲の奇行の裏側にあるものを知ることはできない。そう考えた仲島はその足で百桜森中学に向かうのだった。
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