火祭り村ネタバレ19話です!19話では、風斗は麗華との暮らしを通して、少しずつ麗華に対する感情が変化していく。「麗華を巻き込むのはやめようと思う」と伝えると、信造は麗華を味方にしなければいけない理由を語りだした・・・!早速19話のネタバレを見ていきましょう!
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火那子の神ボディもネタバレ記事では書けないので、ぜひマンガで、絵で見てほしいです(笑)
目次
火祭り村ネタバレ19話
作戦会議
偽装夫婦となった麗華は風斗に抱きつき「風斗く〜ん!風斗くん!お客さんよぉ、服部家の信造さん!」と甘えた声で言うと、風斗は「麗華、外してくれ」と部屋から出ていかせようとするが麗華は「えーっ、おねーさんはいちゃダメ?」と尋ねるが風斗は「だめだ」と言い切った。
そして麗華の頭に手を置いて「悪いが重要な話なんだ」「後で構ってやるから」と言うと麗華は「・・・分かった、後で一緒にいちゃいちゃしようね」と言うと立ち上がり、襖を開けると直ぐ側にいた信造に「それでは失礼しますね、ごゆっくりどうぞ信造おじさま」と一礼して去っていった。
信造は「おう、悪いな」「これはこれは仲睦まじいな」「ほれ土産、俺の蔵書だ、なかなか名作揃いだぞ」と包を差し出し「さて進捗はどんな感じだ?」と尋ねた。風斗は「少し難航している」と正直に答え、信造は「困るな、お前が立てた作戦だろ」「例大祭の計画には車田家の協力が必要不可欠だ」と苦々しく言った。
麗華を味方に引き入れろ
風斗は「それはそうだが・・・神主の命令とはいえ娘を奪った婿を嫌っているのか、少し話そうものなら怒鳴って去ってしまう」「あれじゃ協力なんか要請できない」とめんどくさそうに言うと信造は「溝が埋まらないのはお前の態度が原因・・・」と感じたが「車田甲子郎を味方にできないなら代わりに麗華を味方に引き入れろ」と提案した。
風斗は「なっ・・・!麗華を巻き込むのか?」と驚いたように聞き返し、信造は「情が湧いたか?」「案外すんなり受け入れてくれるかもしれんぞ」「なんせ麗華は元夫の件で・・・いや、これは本人から効いてくれ」「それじゃあ任せたぞ」「あとその本は必ず今日中に読むこと」と気になることを言い残し去っていった。
風斗は「麗華の死んだ元夫に何が・・・?」と疑問に感じたが、ひとまず信造が置いていった本をめくるが「全部官能小説じゃないか」「あのエロオヤジ、こんな時に何を悠長な・・・!」とイライラしたが、間に挟まった一枚のメモを発見し「ふん・・・素直に渡せってんだよ」と言って信造の本意を理解した。
田舎の性分
しかし一応の興味から官能小説に目を落としていると麗華が部屋に入ってきて「は〜い風斗くんおねーさんですよぉ」と声をかけたので風斗は慌てて本を隠したが麗華にはバレており「あのねえ風斗くん、みんなが不思議に思ってるの」「なんでおねーさんと風斗くんが一緒のお布団で眠らないのかなぁって」と告げた。
風斗は「はあ!?なんでそんなこと皆知ってんだよ!?」「田舎ってのは夫婦の寝室事情まで筒抜けなのかよ」「もし全部筒抜けだとしたら俺たちの計画も・・・」と考え込むと麗華の顔が視界に入り、「・・・分かった、布団に入っていいぞ」と招き入れた。
同じ布団に入った麗華は風斗にしがみつき「風斗くんの体、とってもあったかい」「胸も広くて男の子の体って感じだねえ」としばらく無言になった。
恐怖
そして麗華の風斗の方から「麗華」と声をかけ「俺は共行を助けるためにここに来た」「だからその手伝いをしてくれない・・・」と言いかけた瞬間、風斗を掴むを震わせて麗華は「だ・・・だめ・・・そんなこと考えちゃダメ・・・」「そんなこと考えたら・・・あの人みたいに風斗くんも・・・!」「だめだよ風斗くん、かんがえなおそ?」「お・・・おねーさん風斗くんのためなら何でもしてあげるから」「そんな恐い考えどこかに捨てちゃお?ねっ・・・?」と涙ながらに何かを怖がっていた。
麗華は風斗に顔をうずめたまま「風斗くん、おねーさんの話を聞いてほしいの・・・」と元夫の件を語り始めた。
麗華の過去
かつて麗華の元夫は「もうたくさんだ!!こんな狂った村にいられるか!」と村を出ていこうとして麗華が「あ・・・あなた落ち着いて・・・!」と止めに入ったことがあった。しかし元夫は「うるさい!お前が俺を騙したから・・・!こんな村に連れてきたから・・・!」「俺は絶対に火炙りなんかで死にたくない!」と言って家を出て行った。
しかしその時麗華は追いかけなかった。その時麗華は「この村からは絶対に出られない」「だからあの人は行く当てがなくなって諦めて帰ってくる」「そうしたら私はあの人を慰める」「その後はおいしいご飯をいっぱい食べてもらう」「あったかいお風呂も用意して夜はゆっくり寝る」「きっと明日からには優しいあの人に戻って」と考えていた。
後悔
しかし翌朝、元夫は納屋で首を吊っているところが発見された。麗華は「私の罪はどうせ村からは出られないとあの人を追いかけなかった事?」「この村で一緒に生きてもらう為の私の努力が足りなかった事?」「あの人を村に連れてきてはいけなかった?」「ホムラ様を信じて神主様の言う事が正しいと信じたから?」という後悔を話した。
そして麗華は「あの人はとってもいい人だったの」「優しくて思いやりがあって、私の頭をいつもなでてくれて・・・」「『綺麗だね』って言ってくれたの」「だからずっと一緒にいたいと思った・・・」「だから・・・あの人をこの村に連れてきたの・・・」「私があの時あの人を止めなかったから・・・私が殺したようなもの・・・!」「分かったでしょ風斗くん」「この村から出たいなんて思っちゃダメ」「神主様に逆らおうとしちゃダメ」「おねーさん風斗くんまで失いたくないの」「神主様は許してくれない」「お願い・・・お願いだから考え直して・・・」と涙ながらに訴えた。
共行と風斗
翌日、祭の準備が進められており、村人は「よし、俺たちの班はこれで終わりだな」「他の連中手伝いに行こう」という中で帰ろうとしている風斗を見つけ「おい風斗!どこに行くんだ!」と声をかけるが、風斗は「俺の仕事は終わった、帰らせてもらう」とさっそうと帰っていった。
それを見て村人は「あの野郎また勝手な真似を」と苛立つが、他の村人は「でもまあよく働く若者じゃないか」「皆が休んでいてもあいつは休みなしでずっと働いていたぞ」「自分の仕事だけは完璧にこなすんだよなあ」「本家の婿じゃなかったらぶん殴ってるぞ」と周りも文句を言えなかった。
そして帰宅途中の風斗に「お前なあ・・・そういうとこだぞ」と信造が声をかけ、「あまりにも協調性がなさすぎる」「共行なら周りに気に入られるためにヘコヘコしながら手伝っていただろう」と言うと風斗は「俺の仕事じゃない」と一蹴した。
信造は「まあいい、それより麗華の件はどうなった?」と本題に入ると、風斗は「俺は・・・麗華をこの件に巻き込むのはやめようと思う」と空を見て言い切った。信造は顔色を変え「おいおい・・・麗華の説得こそお前の仕事だったろ」と焦るが「まあ・・・もうそんなことも言えない状況になったがな」と前置きした。
信造は「もしお前がこのまま麗華を説得できなければ、麗華は死ぬぞ」と衝撃的な事実を突きつけた。