どうもこんにちは吉永です!
今回は【ひぐらしのなく頃に業】の古手梨花ちゃまの着ている服が過去のひぐらしと異なっており、さらに聖ルチーア学園のものと思しきマークが入っていることに関して考察していきます!
ジョリ男
なんとなく梨花ちゃまの胸に入っているマークについては気になっていたのだが、改めて言われるとたしかに気になるな(笑)
梨花ちゃまは聖ルチーア学園に通っているのかい?
吉永
いや?
聖ルチーア学園は全寮制だし、それに毎週木曜日(ひぐらし業の放送日)に毎週雛見沢分校にいるよね。
ジョリ男
というか、そもそも聖ルチーア学園ってなんだっけ?
ということで、【ひぐらしのなく頃に】はほとんど登場しない「聖ルチーア学園」という学校に言及しながら今回の考察を始めていきます!
目次
聖ルチーア学園とは
【うみねこのなく頃に】に登場した右代宮縁寿が通っていた全寮制の女子校なのです。
各地の名士の娘や訳ありで地元にいることが難しくなった生徒が通っていた学校であり、ここに通っていた縁寿は身内のスキャンダルにより毎日陰湿ないじめを受けており、自衛として心のなかに煉獄七姉妹という架空のキャラクターを作り上げるに至りました。
そしてひぐらしの世界では園崎詩音が通っていた事実があります。そして脱走してきました(笑)
もともと園崎家には双子が生まれた場合には跡目争いが起こらないように下の子を殺すというルールがあるが、なんとか生存が許された詩音が聖ルチーア学園に送られました。かなり厳重な警備がありましたが命からがら脱走してきたというわけです。
縁寿のいじめにもわかるように、通っている生徒はかなり裕福なバックグランドを持つ生徒が多く、そのためプライドの高く争いごとも多いというめんどくさい女同士のマウンティングしまくりの校風です。
詩音もここから脱走したことを考えると、もしかしたらいじめのターゲットにされてしまったのかもしれません。
雛見沢の名家といえども所詮は田舎の小金持ち程度であり、真のお金持ちと比べるとそこまで裕福ではないのかもしれません。

だからこそマウンティングの標的にされてしまった可能性もありますね〜。
そうでなくとも詩音は割とアクティブですし、あんな閉鎖空間に閉じ込められたら爆発するのも無理はないでしょう(笑)
このように、脱走するほどに聖ルチーア学園を嫌っている詩音なのですが、何故か彼女は聖ルチーア学園の制服を着てくれています。まあ長いきれいな足が見られて我々としては嬉しいんですけどね(笑)
聖ルチーア学園の制服比較
園崎詩音
在籍時期:昭和57〜58年=1983、1984年(?)
皆殺し編其の四より



当時の画質なのでかなり見づらいと思いますが、前作〈ひぐらしのなく頃に〉でも詩音の胸に聖ルチーア学園マークが入っています。ピンク色のチューリップのマークが入っています。
べ、別に胸を強調したわけではなく、マークを強調したいだけだからな!
祟騙し編其の参より

明らかにマークが変わっているのがおわかりいただけると思います。
黄色いハートに変わっています。この違いも気になるところ・・・
右代宮縁寿
在籍時期:平成4年=1992年

ひぐらしではなくうみねこから聖ルチーア学園生である右代宮縁寿(うしろみやえんじぇ)さん。
彼女の左腕にも聖ルチーア学園のロゴが入っていますが、これも新旧詩音のいずれのマークとも異なっています。

なんと言えばいいのかわかりませんが、とにかくルチーアマークが入っています(←語彙力)
古手梨花
在籍時期:昭和59年=1987年
初代ひぐらしより鬼隠し編其の弐より
初代ひぐらしでは梨花の胸元には何のマークも入っていません。そして次に〈ひぐらし業〉の梨花の胸元(のマーク)を御覧ください!
ひぐらし業鬼騙し編其の弐より
またしてもなぞのマークが入っています!これまでの新旧詩音のいずれとも縁寿とも異なるマークが入っています!
しかしハートマークがかわいく映えているため聖ルチーア学園のものっぽい感じがプンプンしております!これも〈ひぐらし業〉からの新設定です。やはりルチーア学園との関係を感じざるを得ません。
梨花の服に聖ルチーア学園のマークが入っている理由
吉永
※完全に考察なので、いつもどおり間違っていても怒らないでください(笑)
おそらく今回のカケラ、ひぐらし業の世界の梨花ちゃまは前作ひぐらしの祭囃し編からのループの暗示であると考えられます。
祭囃し編では鷹野三四の陰謀を打破したことで梨花ちゃまを含む全員が6月22日よりも先に進むことができたカケラの話でした。エンディングにて梨花が羽入と一緒に6月22日の日めくりカレンダーを破り、100年ぶりに6月23日を迎えることができた話でした。
そのまま祭囃しの世界ですくすくと成長した梨花ちゃまはおそらく聖ルチーア学園に入学し、そこで貴重なJC・JK時代を過ごしたのだと考えられます・・・

とはいえ、またしてもループしてしまったことを考えるとそこでなにかがあったと考えられます。「なにか」とはズバリ梨花の死であると考えられます。
聖ルチーアの生徒なのか、それとも教員なのかはわかりませんが、いずれにせよ梨花が再度運命の袋小路に入ってしまったことを考えると梨花の死亡は事実であると考えられます。
そして梨花の胸にルチーアマークが入っているのはそのことの暗示であると考えています。
梨花のルチーアと詩音のルチーア
そして梨花の胸にルチーアのマークが入っていること、詩音の制服の胸にも同じようにルチーアマークが入っていますが、この違いに関してはおそらく時代による制服のデザイン変更だと思われます。
詩音が聖ルチーア学園に通っていた(脱走前)と思われる時期は昭和57年の1982年です。この当時の制服が【ひぐらし業】で詩音が着ているあの制服だと考えられます。

そして祭囃しの世界で梨花が中学に入学するのはおそらく翌年1984年4月です。つまりひぐらし本編で綿流しのお祭りをした1983年の次の年です。そのためひぐらし業の”近い未来”なのです。
とはいえどこの女子校も制服のデザイン変更は割とよくあることなので、多少のデザイン変更は問題ないと考えています。
ちなみに縁寿の制服も詩音とも梨花とも異なっています。これも時代が異なるのでデザイン変更が行われたと考えれば有効かな〜と思ってます。縁寿が聖ルチーア学園に在籍していたのはおそらく平成4年の1992年と考えられます。
そのため詩音とも梨花とも在籍時期がかぶっていないために制服のデザインが異なっていても問題ないと考えています。
まあ毎年制服変更があれば都度購入するのがめんどくさいために普通の学校であればクレームが入りそうですが、そこはまあ、聖ルチーア学園はみんなお金持ちだからまあいいかwってとこですかね?w
ややこしいので年表にしておきますね。
- 1982年(昭和57年)詩音が聖ルチーア学園から脱走
- 1984年(昭和59年)ループ終了、梨花が聖ルチーア学園に入学
- 1986年(昭和61年)六軒島での怪死事件 縁寿6歳
- 1992年(平成4年)縁寿12歳が聖ルチーア学園に入学
こんな感じですね。割と制服変更はあることなのでまあいいでしょう。
まとめ
結局最も重要な部分、「なぜ梨花の胸元に聖ルチーア学園のマークが入っているのか」はまだ考察途中です。
考察としては以下の通りです。
- 祭囃し編のその後、梨花が聖ルチーア学園に入学した暗示
- 聖ルチーア学園で”なにか”があり、祭囃しからのループを暗示
この2つです。
今回のひぐらし業のカケラでは今後は聖ルチーア学園に関する内容が出てくれば、それがかなり重要な手がかりとなるかもしれません。
ちなみに梨花だけではなく、沙都子も聖ルチーア学園に進学したのではないかという説もあります。

そうなればその”なにか”、すなわち梨花の死亡にも大きく関わることも考えられます。そして梨花の死に関して心にショックを受けたところであの魔女に声をかけられたという可能性もありますね・・・
この説面白いですね!沙都子も聖ルチーア学園に在籍となれば、ひぐらし業のOPに登場する謎の少女=沙都子説も解決に向かうことになります(笑)
どんどん考察が捗るわ!というところで今回はこの辺で!また後ほど、別記事でお会いしましょう!