吉永
ジョリ男
吉永
でも今回で賢司は覚醒していくことになるんだ・・・!
というわけで今回は『生残賭博』27話です!
目次
生残賭博ネタバレ27話
沈んでいく
風呂場で哲也は賢司の後頭部を抑えつけ、このままでは賢司は死んでしまうことをその場にいた取り巻きは分かっていながらも止めることはしなかった。賢司は息ができなくなり、目を開けると水中に沈んでいくうような感覚を感じていた。
こいつ死んだのか?息してないぞ
誰か人工呼吸してやれよ
という声が聞こえるが、賢司は自らの死を間近に感じていた。先程まで水中にいたはずの賢司はなぜかキレイな草原に横たわっており、人生の終わりを感じて目を閉じた。しかし微かに賢司を呼ぶ声が聞こえた。
日菜子はしっかりして賢司!と叫び、人工呼吸を繰り返し、心臓マッサージを行うと賢司は息を吹き返して何とか目を開けて草原から戻ってこれた。そして水を吐き出した賢司は日菜子・・・とつぶやき、意識の戻った賢司を見て日菜子も安心した笑顔を見せ、そのまま哲也は何も言わずに部屋から出て行った。
崩壊
その後、賢司はブルーヒルマンションには顔を出さなくなった。朱莉は普通に教師を続け、日菜子はカフェのバイトに勤しみ、レイナは変わらずに客を取り、理香もブルーヒルマンションに住んでいた。取り巻きも相変わらず、美穂も変わらずに哲也と体を合わせていた。
そんなある日、突然賢司がブルーヒルマンションにやってきた・・・しかし以前とは様子が変わっており、陰キャ特有のボサボサヘアーではなく短髪でスッキリしており、なによりも以前にも増して体格がよくなっていた。
賢司はびくびくすることもなく「久しぶり哲也」と挨拶をして、二人は面と向き合った・・・
再会
そして哲也は突然の賢司に驚き、髪を切ったことに言及すると自室に賢司を呼び出した。そして二人になった賢司に哲也が何しに来た?復讐か?と尋ねると、賢司は表情を変えずにあれはただの遊びだったんだろと言って微かに笑った。
哲也は賢司に期待してたんだと話を切り出し、あの頃負け続けだった賢司に変わって欲しかったからあそこまでやったんだと自己中心的な理論を話し、俺のような選ばれた人間になってほしかったんだと威圧的に語った。
しかし哲也はしかしお前は違ったようだなと賢司の肩を掴み、あれ以降賭けはしているのか?と聞くが、賢司は今後は賭け事はするつもりもないと言い切り、賭け以外の理由でここに来ちゃダメなのか?とまたしても表情を変えずに言い返した。
飲み会
それを聞いて哲也は賢司の肩を組み、俺達は友達だろう、以前のことはすべて忘れて飲みに行くぞと賢司を連れて取り巻きに号令をかけた。理香も立ち上がり、達夫が美穂に声をかけると、美穂は賢司を見て唇を噛みつつも同席することになった。
マンションの下で偶然会った日菜子に哲也が声をかけると、日菜子は気まずそうに行かないと答えてそそくさと去っていった。しかし日菜子は雰囲気の変わった賢司に気づいたが声をかけられずに目を伏せた。賢司もその視線には気づいていたが何も言わなかった。
変化
飲みの途中に賢司はトイレに立ち、一人で鏡の前で「やれる。ここでやらなかったら俺は一生虫のままだ」と自らを鼓舞していた。そこに理香が入ってきてなんで戻ってきたの?と声をかけ、元々無理してたのになんでまた戻ってきたのかを強めに尋ねた。
しかし賢司は笑って理香の手を掴んで心配してくれるんだとつぶやき、もう一度俺に抱かれてくれませんか?とかつての約束を持ち出した。理香はその迫力にヤラれ、「け・・・賢司・・・あんた・・・誰?」と思わず聞いてしまうほどだった・・・
生残賭博考察27話
吉永
マジで前半で哲也に殺されかけたものの、後に戻ってきた賢司はもはや別人みたいでした。数コマみない間にマジで変身してました。ここはほんとにマンガで見てほしいと思います。完全に別人です。
そして理香も気になっているようですが、なんで賢司は自ら”蜘蛛の巣”に戻ってきてしまったんでしょうか。確実にこれにも理由があるはずです「やれる。ここでやらなきゃ一生虫のままだ」ということで、何かしら目的があることはもう確定です。
何なんでしょう、やはり哲也を殺すとか・・・でしょうか?そして日菜子の言葉通り「強い人間」になったことを示そうとでもしているんでしょうかね?それはあるかもしれません。賢司は「弱い人間」だったのですが、見た目が以前とは全く異なっていますし、女から見ても男から見ても明らかに違いますもん。
もはや取り巻きの奴らには勝てるでしょこれ(笑)その段階でもはや賢司は「強い人間」なのかもね。鍛えてない奴らの拳なんてガチで鍛えている人間からしたらカスです。賢司覚醒回を迎え、今後は賢司の目的を考察しつつ進めていこうと思います!
26話 ⇔ 28話