【一ノ瀬家の大罪考察】7人目の存在と「7つの大罪」との関わりを考える | マンガファン

【一ノ瀬家の大罪考察】7人目の存在と「7つの大罪」との関わりを考える

吉永

どうもこんにちは吉永です。

今回は『一ノ瀬家の大罪』における7つの大罪との関わりについて考えていこうと思います!

タイトルからの考察になり、まだ明確な根拠があるわけではありませんが、やはり前作『タコピーの原罪』でも「原罪」というキリスト教思想が登場していたこともあり、それにより今回もタイトルに既に伏線が含まれていることが言うまでもないです。

そしてこの「7つの大罪」が一ノ瀬家のメンバーそれぞれに当てはまるのではないかというのが今回のテーマです。

というわけで今回は「7つの大罪」との関わりについて考えていこうと思います!

目次

7つの大罪とは

キリスト教の西方教会、おもにカトリック教会における用語。ラテン語や英語での意味は「七つの死に至る罪」だが、そのものというより、人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことを指すもの

ウィキペディアより引用

キリスト教の用語であり、「七つの死に至る罪」であり、罪そのものではなく罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことを指しています。時代とともに「7つの大罪」の内訳は変わりますが、最もメジャーなものは以下の7つでしょう。

  1. 傲慢
  2. 憤怒
  3. 嫉妬
  4. 怠惰
  5. 強欲
  6. 暴食
  7. 色欲

「傲慢」は「おごりたかぶって人を見下すこと」であり、過度な自信があり他人に対して失礼な態度を取ることであり、「憤怒」は怒りっぽい状態のこと。「嫉妬」は他者に対する妬みを持つこと、そして「色欲」は単純に性欲が強すぎることであり、「暴食」は食欲が強すぎることであり、「怠惰」はサボりぐせがあり、何事においてもすべきことを怠ける様子を指します。

この7つが一ノ瀬家のそれぞれを指しているのではないか、というのが今回のテーマです。とは言っても「一ノ瀬家は6人しかおらんやないかい」というツッコミもあるかと思います。おっしゃるとおり、現在登場している一ノ瀬家は6人しかおりませんが7人目がいる可能性もあります。

それも今回の内容と絡みますので、順番にご覧下さい。

正直に言って、まだこの記事を書いている時点で最新が2話なのでほとんど何も分かっていないような状況ですが、各話更新につれて分かる内容を毎週更新していきます!

一ノ瀬家の7人目の存在

私は現状一ノ瀬家には7人目が存在すると考えています。

既にネット上でも話題になっていますが、やはり先程の「7つの大罪」をもじっていることからも可能性はあると思います。さらにそう仮定した上で『一ノ瀬家の大罪』を見ていくと、いくつかの根拠が存在しています。それらの一応の根拠を御覧ください。

6人で写る家族写真

まずは第1話にて、自分の部屋に戻った翼が発見した、一ノ瀬家6人が写る家族写真がありました。

皆が笑顔で写っていることからも仲が良かった時期もあったのかしらと推測ができますが、それ以上に気になるのは「誰がこの写真を撮ったのか」ということです。写真もおそらくはスマホで撮ったようなものではなく、普通のカメラで撮影したものを現像したようにも見えます。

さらには翼の部屋にはカメラが置いてある、という事実もありますので、おそらくはこのカメラで撮影した第3者がいたと考えるのが普通だと思います。さらには翼の左目(向かって右側)の下にはほくろがありますが、この写真ではほくろが確認できませんでした。

タイザン5先生が意図的に隠しているのだとしたらさすがやな・・・と思わざるを得ません(笑)なので7人目がいるとすれば考えられるのは「翼が双子」であるという説もあります。

翼が双子説と2枚の習字

病院から家に戻った際、家庭崩壊の痕跡が残る一ノ瀬家には「素直な心」と書かれた習字が2枚飾られていました。

さらによく見ると「五年」と書いてあることも分かります。ここで大きな矛盾が生じており、というのも翼には妹の詩織がいますが、彼女は中学生であり翼と同学年ではありません。ということから「翼が小学5年生の段階で、双子の兄弟or姉妹がいた」という考えに至ったわけですね。

翼が現在中学2年生であること考えると、この習字は少なくとも3年間は放置されていたことになりますが、ほとんど掃除もされていない一ノ瀬家の惨状を見れば不思議なことではないと思います。

これらの根拠により一ノ瀬家には7人目がいたと考えると、やはり7人目がなぜ今ここにいないのか、という理由が気になります。おそらくそれこそが家庭崩壊した一ノ瀬家が敢行した福井旅行につながるのではないかと考えられます。ここに関しては未だ情報をまとめているところなので別記事で公開したいと思います。

余った7つ目の椅子

そして1話のラストシーンにて、6人が椅子に座っている描写がありました。

ここで机の手前に椅子が1つ余っていることが判明しています。基本的に家族の人数分以上の椅子がある、というだけでもかなり奇妙であると考えられます。先程の習字の件もそうですし、7人目がここに座っていたのかな〜なんて妄想が捗りますね。

そしてなにかしらの理由で7人目がいなくなってしまったと考えると、最初にあった家族写真を撮ったのは翼であり、7人目を羨んだ結果殺してしまった・・・そしてその死体を捨てるために福井旅行に向かったのかもしれない、みたいな根拠のない妄想をしております。

このように一ノ瀬家には7人目がいた、というのは割とリアルな話であり、根拠が薄いものの自分の中では割と事実に近いものとして認識しています。そしてそうだと仮定して考えると、一ノ瀬家と7つの大罪の関わりがあっても不思議ではないと考えています。

一ノ瀬家と「7つの大罪」

さてここからは一ノ瀬家のメンバーに7つの大罪がそれぞれ割り当てられていると仮定して考えていきます。数が多いので、再度7つの大罪をまとめます。

  1. 傲慢
  2. 憤怒
  3. 嫉妬
  4. 怠惰
  5. 強欲
  6. 暴食
  7. 色欲

さて、ここまでが妄想ですが、ここからも妄想が続きます(笑)

なんつってもまだこの記事を書いている段階で最新が2話なもんで、分からない部分も多い為許してください(笑)

文章のわかりやすさを重視した結果、翼ではなく美奈子から先に書かせてください!

一ノ瀬美奈子:傲慢

まず気になったのは、一ノ瀬家の机の上に置いてあった『教育しないママ』という本の存在です。これには「医学部」と書かれていたこともあり、要するに医学部受験を志す母が読む本だと考えられます。それに加えて「家族が翼を避けている」という事実から・・・

美奈子が医学部受験を強要し、それに反発した翼が家庭内暴力を奮った結果、一ノ瀬家の今の惨状がある。

と考えると現状家庭崩壊している状況も理解できるのではないかと思います。つまりは自分の考えを押し付けること、すなわち相手の考えを無視して軽んじていることで「傲慢」と言えるのではないかという考えです。

一ノ瀬翼:憤怒

そして強引にその考えを押し付けられた翼は当然嫌な気持ちになり「憤怒」となり、家庭をボロボロにしてしまった。学校でもいじめにあっていたようですから、そこに母からの押しつけもあればそのはけ口がどこに向かうのかは考えるまでもありません。

したがって翼は「憤怒」を表しているのかと思います。

正直後のメンバーはまだ不明であり、今後の展開にしたがって考えていきますね!

  • 一ノ瀬詩織:
  • 一ノ瀬翔:
  • 一ノ瀬幸恵:
  • 一ノ瀬耕三:

まとめ

このように、『一ノ瀬家の大罪』と「7つの大罪」との関わりが見え隠れしています。

そのため私の中では既にこの2つに関わりがある、というのはもはや確定です。そのため今後も毎週月曜日、ジャンプの更新とともに内容を追記していこうと思います!

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