君が獣になる前にネタバレ8話9話10話です!8話9話10話では神埼と付き合うようになり、幸せに満ちた琴音はつい仕事を頑張りすぎてしまい、撮影中に倒れ込んでしまう。そしてマネージャーの塩見に同伴されて自宅に戻り、そこで神埼は塩見と初めて顔を合わせることになる・・・。早速ネタバレを見ていきましょう!
目次
君が獣になる前にネタバレ8話
2度目のタイムリープ
苦しい・・・
そんな感覚を感じながら、神崎が目を開けると自宅の居間に戻っていた。日付は先程死亡した12月27日から半年前の6月27日だった。またしてもタイムリープできたことを実感し、再度手のひらに琴音のイヤリングが挟まっていたことに気づき、琴音を電話を掛けると、琴音が元気な声で応答してくれた。
ミヤコ
琴音の背後は騒がしく、飲み会をしているかのようなにぎやかな声が聞こえていたため、神崎はそのまま電話を切った。琴音の無事を確認できて一安心した神埼は、スマホ画面に映る琴音のアイコンを見て、琴音がつぶやいた「ミヤコ」という女性の名前を反芻していた。
ここから琴音が事件を起こすまでの半年間、以下に過ごすべきかを考えてひとまず「ミヤコ」について検索してみたものの有力時な情報は得られなかった。その時玄関のチャイムが鳴り、時間的に不信感をいだきながらも扉を開けると・・・そこには息を切らせた琴音が立っていた。
告白
琴音は土足のまま中に入り、神埼に抱きついた。琴音は普段電話が来ないはずの神埼からの電話を受けて不安になり急遽帰ってきたのであった。神埼は「急に声が聞きたくなった」と言うと琴音は告白されてるみたいじゃん!と安心から涙を流していた。しかし神崎は「ずっと前から好きなんだけどな、お前のこと」と流れで告白してしまった。
- 元々はこの気持ちは封印するつもりだった
- 互いの傷を知っているからこそ距離が必要だと思った
- 傷をなめ合う関係にならないようにしたかった
琴音は「でもうれしい」と笑い、正式に付き合うことになった。いい感じになりかけたものの、琴音の腹の虫が鳴り、神埼は一旦手料理を振る舞うことになった。腕にしがみつく琴音のぬくもりを感じながら「幸せにしてみせる、必ず」と未来で起こる出来事を阻止するための決意を固めていた。
一方で琴音が抜けた後の飲み会の場では、琴音が急用で帰ったことが明らかになっていた。しかしある人物は「そんなハズはない」と”前回”の琴音の行動とは異なっていることに気づいていた。
君が獣になる前にネタバレ9話
彼氏でもできた?
そこから1ヶ月、琴音と神崎は順調に愛を育んでいた。
毎朝必ず一緒に朝食を食べていると、琴音は「両親を失った直後に戻ったみたい」と話だし、その頃と同じような気持ちになっていた。神埼は琴音に仕事の心配事を尋ねるが、琴音の笑顔を見てひとまずは安心することができた。
その日、琴音はグラビア撮影を行っており、カメラマンの前で最高にセクシーな姿を披露していた。マネージャーの塩見もカメラマンもここ最近の琴音を見て明らかに表情が良くなっていると褒め、彼氏でもできたんじゃないの?と軽いセクハラをされていたが琴音は嫌な気分ではなかった。
塩見は次の現場に向かおうとすると、琴音はその場に倒れ込んでしまった。
塩見
その報告を聞いた神埼も琴音が寝ている自宅に走り、琴音の無事を案じていた。琴音はベッドで寝込んでおり、傍らには塩見が看病してくれていた。部屋から出ると塩見は神埼と琴音の関係について言及し、塩見によると「過労」である事が告げられ、大事ではないと教えてもらえた。
神埼は安堵感から頭を触るが、塩見は怒っているように見え、神埼を指を指して「琴音は神埼のために仕事を頑張りすぎてしまった」と責め、もっと気を遣え!と叱られてしまった。神埼もその言葉を受けて頭を下げると塩見は逆に困ってしまっていた。しかし部屋の中から琴音が塩見を呼ぶ声が聞こえ、塩見はアイスを食べさせていた。
カラミ酒
琴音は体調不良を謝るが、塩見はひとまず琴音をベッドで寝かしつけた。神埼は琴音が塩見に甘えている様子を見て、琴音からの信頼感を感じており、塩見は「嫉妬した?」と切り出し、塩見も神埼に嫉妬していた。そして塩見のカラミ酒に神埼がつきあわされることになった。
君が獣になる前にネタバレ10話
琴音の歴史
塩見は琴音の初のオーディションの写真、デビューから2ヶ月後の写真、半年経った頃の写真を順番に振り返り、当時琴音はアイドル路線だったことを告げ、神埼に感想を求めた。神埼はそれを見て「似合わない」と泣きながら笑い始め、塩見もテンションが上り大声を出してしまったことで琴音が目を覚まして起きてきてしまった。
琴音は恥ずかしそうにしているが、神埼は琴音の赤ちゃん時代のアルバムを取り出して蒙古斑を再確認していた。そして塩見もひとしきり笑った後、その頃は琴音の両親が健在だったことを感じ、仏壇に向かった。塩見も神埼も仏壇の両親に手を合わせ、真剣に目を閉じていた。
財布
その後塩見は「今夜あたりいいんじゃない?」とヤッちゃいなさいと提案するが、神埼にそのつもりはなかったが、塩見は「ただあの子が笑顔でいてくれれば私はそれだけでいいのよ!」と叫び、早めの「行為」を促してきた。そして琴音が先程のタクシーの精算をしようとすると、塩見はボロボロの財布を取り出し、精算を終えて家から出ていった。
その後琴音により、あの財布は琴音が初めての給料で買ってあげたものものであり、そこから今でも使ってくれていることを嬉しく感じていた。
生贄
その日の帰り道、塩見も琴音が財布を買ってくれた時のことを懐かしく感じており、もういっぱい飲みに行こうとしていたが、その直後、黒マスクをかぶった男たちにより取り囲まれてしまった。そのまま塩見は近くに停めてあったバンに押し込まれ、さらにスマホを取り上げられて、奥に座っているマスクの男に理由を言い寄ってみた。
しかし男は「あなたは選ばれただけです。生贄に」とつぶやき、残りの黒マスク達は塩見のワイシャツのボタンを外し、塩見は叫ぶと何度も顔面を殴りつけた。そのバンの横に塩見の財布が転がっていた。
君が獣になる前に考察
ミヤコ
前回のタイムリープ前に、琴音がつぶやいた「ミヤコのため」という言葉を頼りに、神崎は「ミヤコ」を検索してみても意味がありませんでした。おそらくはミヤコという女性のために琴音が今回の事件を起こしたと考えられますし、その女性が検索出てこないということはミヤコは芸能人ではない、もしくは本名ではないということですよね。
事務所関係の人間な気がしますが、だとするとマネージャーとか・・・思ってましたが、マネージャーは「塩見」さんでした。
塩見をさらった男たち
「どうせ殺すんだから」
そうつぶやいた男たちに拉致され、暴行されてしまう塩見でしたが、あの黒マスク達とボスマスクの正体が気になりますね。塩見がなにかしたわけでもなく、単純に「生贄に選ばれたから」という理由でした。
おそらくは琴音が事件を起こすに至るまでどこかに関連している人物だと思われますが、今回塩見を襲った理由は何なんでしょうか。琴音に対する警告?それとも神埼に対するもの?
まだまだ謎が残りますが、次回以降の考察課題ですね〜
前の話 ⇔ 次の話