【暗闇会ネタバレ1話2話3話4話】日下部は度会の勧めにより「暗闇会」に参加することになった

暗闇会ネタバレ1話2話3話4話です!1話2話3話4話ではID法の施行により、全国民の発言が監視される社会となっていた。たった一度の失言を恐れて誰もが口を閉ざし、円滑な人間関係を避けていた。そんな中、溜まったストレスを吐き出す場所「暗闇会」が密かな話題になっていた。早速ネタバレを見ていきましょう!

暗闇会ネタバレ1話

暗闇会

「これより暗闇会を開催します」「下世話な話から政権批判まで」「何を発言しても自由!」「ぜひ楽しいひとときを・・・」

そう仮面の男は暗闇会参加者に告げた・・・

ID法

20XX年、SNSにおける誹謗中傷が社会問題となっていた。それを解決するべく、国民にはそれぞれにあてがわれたIDが存在し、このIDを辿ることでネット上の発言はすべて発信者が特定できるようになっていた。一度あてがわれたIDは裁判所の認可がなければ変更することはできないという特性があるため、結果的にネット上の誹謗中傷は激減することになった。

同時にそれは「一度の失言も許されない社会」の誕生をも意味していた。

誰もが誰も信じられず、不用意な発言により人生終了となる危険性が高いからである。その日、大学でも「ID法」の講義が行われており、教授もネット上の過激な発言が激減し、昔を懐かしんでいた。表立って見せられない欲望こそが技術を向上させてきたと語るが、授業も録音されているため自身の身の安全を考慮して話を変えた。

度会

日下部が講義室を出ると、度会は声をかけてきた。その日、日下部はカレーを注文し、度会はハンバーグを食べていた。これもIDにより記録されることになる。仮に「犯罪者にはカレーを食べるやつが多い」と言う傾向が高くなれば、日下部も犯罪者予備軍としてマークされることになるのだろうか?

そして度会は声のトーンを落とし、「暗闇会、参加したことある?」と尋ねてきた。

暗闇会ネタバレ2話

過渡期世代

普段の場では本音を語ることはできない、そんなストレスを抱えたまま生きることはできない。そして彼らが向かう場所こそが暗闇会であった。ここでは他人同士が集まり、顔を隠した状態で普段言えないことを好きなだけ言い合うことができるため、若者を中心に人気を博し始めていた。

度会も「普段なら絶対言えない話題で一夜を楽しむ」と告げ、その後会うこともないため安心して言い合うことができると告げるが、日下部は暗闇会には「反社が多く、社会不適合者ばかりで薬物も使っている」という噂を思い出すが、度会は笑ってそれを否定し「暗闇会だって俺たちみたいな”過渡期世代(トランシェント)”が始めたのかもな」とつぶやいた。

日下部は小学校時代、担任が「今月からID法が施行されます」と告げ、その日から授業中にもIDを入力する義務が生じた日を思い出していた。当初はIDの重要性を知らなかったこともあり友人同士でIDを教えあったこともあった。

結果

それによりネット上の誹謗中傷の発信元を明かす行為となり、逆にいじめが増える結果となった。さらに当時はIDの変更ができず、学生時代に残したネット上の誹謗中傷が原因で後にいじめ、ストーカー被害が増加し、自殺者が増える結果となった。その後ID法が改正され、一応は変更ができるようになった。

しかし裁判所の認可が必要である等、複雑な手順を踏む必要があるため実質的に一度IDを知られたら終わり、という現状に変わりはなかった。これらのID法導入時に小学生であり、現在大学生くらいの日下部世代を過渡期世代と呼び、法の不整備による被害者とも言える。

出会い

帰宅途中になんとなく電柱から剥がれた黒い布を見つけ、貼ってあった広告の端に”Turn the paper”と書いてあることに気づき、それをめくると暗闇会の案内と開催場所が書いてあった。

暗闇会ネタバレ3話

興味本位

日下部はなんとなくその開催場所に向かうものの、参加するべきか否か考えを巡らせていると扉が開き、中から仮面をかぶった人物が現れた。定員数が残りわずかとなっていることを告げ、用がないなら帰れと言われた日下部は興味本位から暗闇会に参加することになった。

そして参加前に代金の2000円を支払い、中に入る前に仮面とマントをつけるように促された。さらに簡単な名札に適当なニックネームを付けるように言われ、日下部はひとまず「カレー」と書いた。さらに名札にはURLが書いてあり、このURLは24時間以内に消滅すると教えられ、そして最後に受付の仮面により手の甲に特殊なインクでマークを描かれ、暗闇の中で光り明るい所では見えない特殊なインクだった。

ミカン

その意味を尋ねるが、仮面は「ちょっとした目印ですよ」と笑い、詳細は教えてくれなかった。そして準備を終えた日下部は中にはいると、そこには酒と食事が準備してあることに気づき、同時にろうそくもあることで完全な暗闇ではないことを感じていた。既に他の参加者が酒を飲んでいるのを見て少し安心していると・・・

「初めてですか?」

と「ミカン」という名札をつけた女性に話しかけられた。話していく中でミカンは他の暗闇会にも参加しているものの”ここの”暗闇会は初めて参加したということが分かった。さらに・・・

  • 同じ主催者の暗闇会に参加することが多い
  • また同じ参加者に会いたいのではないか
  • みんな深い付き合いを求めている

と教えられた頃、仮面を付けた主催者により、定員の10人が揃ったとのアナウンスが入り、暗闇会の開始が告げられた。

暗闇会ネタバレ4話

参加者

主催者により、簡単な自己紹介をするように言われ、その後したい話題を心ゆくまでするようにと流れを説明された。

その後各テーブルで乾杯をかわし、自己紹介をしていく中で色んな参加者と知り合うことになる。

サブローは40数年間野球が好きだと話し、最近はファンの発言も制限されて新人イビリに近い発言も規制されて退屈さを感じていたために暗闇会に参加したと言う。次に「あやかし」は大学生であり、気が弱くてネットでしか本音が言えなかったのにそれが規制され、居場所をなくした結果だという。

「ゆきち」は30歳前後であり、投資の成功から一気に成功者となったがその生活に飽きてしまい、金持ちの本分は優越感に浸ることだと理解したがネットの規制によりその欲が満たせないことを知り、暗闇会に参加したと語った。

友達を作る

次に先程出会った「ミカン」が自己紹介を始め、高校時代に仲の良かった友人がIDバレによりいじめに遭い、自ら死を選んでしまったことを語った。そして「当時学生だった方は分かると思いますが」と言うとなぜか日下部をちらっと見て、ID法によるいじめは壮絶なものだったことを思い出し、それ以降ミカンも誰かと関わることを辞め、今日まで生きてきた。

しかし引っ越しの準備をしている途中に、亡くなった友人との交換日記が出てきたことで、ID法施行前の世界を懐かしく思い、あの頃と同じように友人を作るために暗闇会に参加したと語った。

暗闇会考察

ID法と誹謗中傷

なんとなく他人事ではないような気がしました。

ぱっと浮かんだのはマイナンバーですよね。アレと近いような気もしていますが、おそらくここをもじったものなのかなと思いますが、実はこのような国民にナンバーを付与して管理しているのは日本だけではなく、スウェーデンやデンマーク、韓国などでも似たシステムが存在しています。

正直これがあるからといって息苦しくなった気はしませんが、要はアレにネット上の書き込み、過去の発言などの発信者情報まで紐付けられるというような感じでしょうか。そしたら何も言えなくなりますね(笑)ブログのように自分の意見を発信することは極端に減るでしょうね。今のように自由な発言ができる環境(最低限のモラルは必要ですが)が好きなので、日本ではID法思考してほしくないな〜と思います。

マイナンバーシステムが強化されていくとこんな感じになるんでしょうね。

ミカン

ミカンの語る亡くなった友人の話ですが、おそらくそのような事例が多発するものと思います。

正直誰しもがSNSでやらかした事があると思います。なんの変哲もない書き込みが誰かを傷つけてしまったり、意識的に傷つけようとしたり(私はないですよ、マジでw)、若気の至りでやらかしたことは誰しもがあると思います。それは「バレない」という前提があってヤッてしまうことだと思うんですよね。

でもID法の下、全てが明るみに出るようになってしまえば過去にそのような書き込みをしていたことも白日のもとに晒され、いじめや喧嘩につながることは容易に想像できます。なんで政府がそれを認可したんでしょうかね?w

次の話

 

 

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