どうもこんにちは古川です!
今回は〈ひぐらしのなく頃に業〉の祟騙し編にて、レナもループしていたのではないかと考えています。その根拠を今回は考えていきたいと思います!
ジョリ男
古川
ジョリ男
古川
目次
祟騙し編ではレナもループしていた!
レナがループしていると考えられる根拠として、最も大きいものは祟騙し編ラストのレナのセリフなのです。
鉄平にやられた圭一が病室で目を覚まし、レナから何があったのかを聞くシーンにてこんなセリフがありました。
最高の世界にたどり着いたのに
「圭一くんは沙都子ちゃんのお家に行ってて、多分幸運だったと思うよ。
あの日、綿流しの夜、古手神社の境内で、大石さんがいってきて、拳銃を・・・・みいちゃん(魅音)もしいちゃん(詩音)も、梨花ちゃんも沙都子ちゃんも、みんな、みんな死んじゃった!わけがわからないよね!
あんなに頑張って最高のゴールに辿り着いたはずなのに!
なにこれ、どういうこと!私は何を見たの?こんなの、意味がわからないよー!」
自社サイト(鉄平が沙都子宅にいた理由について考える【祟騙し編の真相】)より引用
上記のセリフの中に気になる部分がありますよね。
レナ「あんなに頑張って最高のゴールにたどり着いたはずなのに」
ここだけ見ると全くわけがわからない内容になっています。ひぐらし業だけでは理解できませんが、過去作と関連付けると理解できます。レナにも過去の雛見沢の記憶があると考えればいいのです。
すなわち、「あんなに頑張って」とは過去の雛見沢、つまりは祭囃し編にて鷹野三四を始めとする東京との戦いにて命からがら勝利した記憶であり、そして梨花が死なずに、部活メンバーが全員生存したまま行きていける世界を手に入れたということです。
さらに「最高のゴール」とは祭囃し編で放送された後の部分のこと。みんなで頑張って国家レベルの陰謀を打ち砕き、平和で仲良く暮らしていける世界のことを指していると考えれば辻褄が合うのです。
過去のカケラと比較している
また上記のセリフから推測できることは、レナは過去のカケラと比較していることが見て取れます。
祟騙し編のどこからレナがループを実感していたのかは不明ですが、明らかに過去のカケラと比較した上での発言です。
「こんなはずではなかった」とはもともと何かしらレナが想定する展開があり、その流れとは異なる流れになったからこそ出る発言です。だから祟騙し編のラストはレナにとっては〈正しい流れ〉ではなかったことがわかります。
レナ的に正しい祟騙し編
となればレナが想定する展開とはどのようなものだったのでしょうか。
レナがどこまで記憶を保持しているのかによってその展開は異なります。
レナが過去全ての雛見沢を覚えている
梨花同様に祟騙し編の世界を皆殺し編の世界と勘違いしている可能性が高いのです。つまりレナ的に正しいラストは皆殺し編のラストであり、児童相談所に勝利して鉄平を逮捕、沙都子を救出すること。
そしてその後東京に狙われて1人ずつ消されていくというもの。
そうなればやはり祟騙し編のラストはレナが想定していたものとは違います。
直前の祭囃し編だけ覚えている
そしてハッピールートである祭囃し編のみを覚えているとしたら、この世界はレナにとっては初めてのループであるように感じられるでしょう。となれば祟騙し編の最初からレナは違和感を持ち続けていたことになります。
そして祟騙し編の世界についてはレナは何も知らないので、どのような展開になるのか〈知っている〉ということは考えにくい。
だからこそ勝手に真のハッピーエンドであると思っていたのかもしれません。
レナ「なんでかわからないけど、さっきまでいた世界(祭囃し編)と違う世界になってる。
さっきの世界が最高のゴールでなかったとしたら、今回の世界(祟騙し編)の世界が本当のゴールに違いない!」
といったように、自分の都合のいいように解釈をしていた結果、最終的にレナと圭一以外が全員死亡したことで〈最高のゴール〉ではなかったことを実感。その結果としてあのようなセリフに至ったと考えています。
ジョリ男
古川
レナ的にも〈最高のゴール〉はやっぱり全員生存して生きていける世界のことを指していると思うから、誰か1人でも死んでしまう世界はレナ的には正しくないラストなのよ。
だから当然のようにアウト。あのセリフから推測するとやっぱりレナもループしていると考えざるを得ないのさ。
なぜレナだけが無事だったのか
そして祟騙し編のラストは色々と考察をしていますが、やはり大石が雛見沢症候群を発症して暴走したと考えるのが普通です。詳細に書いた記事もありますので、そちらをご覧ください。
そして私が気になったのは、なぜレナだけが大石の暴走に巻き込まれずに無事だったのかということ。
祟騙し編の真相を簡単にまとめると、大石がオヤシロさまの祟りを解決できなくなったことを実感した際のストレスにより雛見沢症候群を発症し、その八つ当たりで部活メンバーに拳銃を向けたと考えています。
犯行現場は古手神社、その場には梨花と沙都子、魅音と詩音、そしてレナもいたはず。レナがその犯行現場を目撃していることから、少なくとも大石の暴走が見える位置にいたことはまず間違いないと思われます。
ならばなぜ他のメンバーが死亡しているにも関わらず、レナだけが生還したのでしょうか。たまたま逃げおおせたといえばそこまでなんですが、やはりループしていることもあり、祟騙し編の世界そのものを疑っていた可能性もあります。
「何かが違う」という違和感をずっと持っていたことから、他人の細かい行動までを観察しており、結果的に大石のただならぬ雰囲気を察していち早く〈逃げる〉という行動に出たために助かったのではないかと考えています。
まとめ
やっぱりどう考えてもあのセリフを見てしまうと、レナもループしているか、もしくはリーディングシュタイナーがあると考えざるを得ないのです。梨花に沙都子、大石にレナまでループしているとなると、今回の雛見沢はどうなっているのか考察の幅が広すぎてどうしようもないんですけどね(笑)
ジョリ男
沙都子がループしているのはギリギリわかってるけど、大石までループしているというのは初耳だね。詳しく教えてくれ!
古川
だから気になる場合にはこの記事もご覧ください!