【アルタスの東風ネタバレ3話4話】クレアが後継者の塔に住まわされ混乱が巻き起こる | マンガファン
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【アルタスの東風ネタバレ3話4話】クレアが後継者の塔に住まわされ混乱が巻き起こる

アルタスの東風のネタバレ3話4話です!3話4話では、バルトの居城に招かれたクレアたちだったが、クレアは受けた「御恩」を返すためにバルトの寝室に向かう。そしてクレアが住むように指示を出されたのは、バルトの母が生前暮らしていた”後継者の塔”だった・・・早速3話4話のネタバレを見ていきましょう!

アルタスの東風ネタバレ3話

バルトの居城に招かれたのはクレアとクレアの叔母、そしてフィンとルカ、ルディアだった。事情も知らない子どもたちは城の中で走り回っていた・・・

少し前、バルトのもとには初老の男性が謁見していた。男性は”後継者の塔”に女性、すなわちクレアが出入りしていることを耳にして、これまではバルトの母であるオベルダが亡くなって以降使われていなかったことを持ち出した。そして男性はバルトをリンゲン帝国の覇者に据えようとしていることを話し出した。

初代皇帝リンゲンの死後、帝国は3つに分裂していた

  • 現皇帝キルべリッツがいる首都ハフェン
  • 大公エドウォンが統治するフィセン
  • リンゲンの親友ノベルクが守る辺境ルネーヴ

そして男性はキルべリッツとエドウォンではなくバルトを推していることを告げると、あの2人は幼かった皇女をユラに追いやって殺したことを語り、現状リンゲンの血を引くのはキルべリッツとエドウォン、そしてエドウォンの息子であるプロディーだけとなっていた。そしてエドウォンがプロディーとエドウォンの婚姻問題で揉めていることを持ち出し、その場はそれで終わった。

その頃クレアは家族の部屋に通されていたが、あくまでここは家族の部屋であり、クレアの部屋を窓から指差した。それは茨の中にそびえ立つ塔であり、クレアには牢屋のように見えた。そしてクレアはバルトから招集がかかり、そのまま家族を残して従者について部屋を出た。

そして連れて行かれたの先にはバルトが待っており「お前が一番欲しいものを与えたかったんだ」とクレアの手を取り、クレアはそれを「安全ですか?」と応えた。するとバルトは床にクレアを押し倒し「俺に返すモノが増えたな」と言って服を脱いだ・・・

アルタスの東風ネタバレ4話

翌朝、クレアは目を覚まして立ち上がると全身の疲労を感じた。昨晩のバルトの激しさにまだ疲労が取れなかった。そして扉がノックされ執事長のジェイクが部屋を訪れると、クレアは「今日から働けばいいんですか?」と仕事を所望したが、ジェイクは「「ご主人様を支える方」にそんな雑用はさせられません」と告げた。

ジェイクによると基本的にクレアの塔には誰も入れてはいけない、散歩くらいならば許されているとだけ告げて部屋から出ていった。残されたクレアはふかふかのベッドに寝そべり、久しぶりにゆったりと過ごしている安心感を感じていたが、それと同時に昨晩のバルトにつけられた腕に残る痕跡を見て自分の立場を理解しつつあった。

一方のジェイクは塔を見上げながら昨晩血だらけで帰ってきたバルトを思い出し、お供のマックスが散々に喋り散らすことにバルトに叱責されていたことを思い出していた。マックスはバルトの友人でもあり近衛兵長でもあった。

そしてバルトはジェイクに「クレアが来たら俺の寝室に案内しろ」と言いつけたことに違和感を覚えていた。普段女に執着しないバルトもそうだが、さらに後継者の塔に入れたことも、そしてクレアもこんな理不尽な状況にあっても落ち着いているその佇まいに驚きを隠せなかった。

しかしその日以降、バルトはクレアの部屋には行かず、代わりにクレアはジェイクに仕事をねだるようになった。バルトが来なくなったことで周りの侍女からは「もうバルトには捨てられたのね」と陰口を叩かれていたが、そんなことは気にせずに「バルトには恩があるから」と強引にシーツを洗っている侍女に声をかけに向かった。

ルネーヴの人は「貸しは必ず返してもらう」という価値観があり、クレアもその価値観に縛られていた。そして同じルネーヴ人であるバルトに恩を返さねば追い出されるかもしれないという恐怖もあった。そしてジェイクがクレアの対応に困っていると、そこにマックスとバルトが現れた・・・

アルタスの東風考察

バルトの本心

ここまででバルトの心情が未だに理解できないんですよね。

単純に自分の馬を斬り殺してクレアと子どもたちを守ったという恩のあるクレアに体を要求するのは貸し借りの観点でいうとまだわかるんですよね。そしてクレアを来年の春まで囲うというのもまだわかるんですよね。わからないのは家族を城に移住させたことです。単に「クレアが逃げないように」人質にしているのかもしれませんが、それだけではないような気がします。

というのも後継者の塔に住まわせていることですね。

どうやらクレアが「牢屋みたい」と形容していた後継者の塔というのはバルトの母が生前住んでいた場所のようです。これには執事長のジェイクも理解できない様子でした。まあ普通に考えて超高貴な方々がお住まいになられる場所のようなので、そこに単なる一般人を住まわせるのは意味が分かりません。なのでいつものようにAIのカンナに聞いてみました。

カンナ

一方で、娼婦を住まわせることによって、その地位を高めることを狙う皇帝や貴族たちもいました。彼らは、娼婦たちを自分たちのものとし、その権力を誇示することで、政治的な権威を強化することができたとされています。

一部抜粋していますが、権力者が娼婦を側に置く理由のひとつに「娼婦を囲ってる俺すげー」的な超お子様思想も原因の一つであったようです。とはいえ今回はそのケースではないように感じます。後継者の塔にまで入れるのはさすがにおかしいかなーと。なのでまだ登場していない理由があるように感じます。

クレアの価値観

そしてクレアは模範ルネーヴ市民であり、彼女によると生まれは別の地方のようですが、ルネーヴには「借りたものは必ず返そう」という共通の価値観が強く残っていたようです。だからこそ命を救われた借りがあるので、体を差し出すのは当然という価値観なんですよね。

それにクレアも言っていたように元々豊かな暮らしではなかったようなので、今さらそれくらいでへこたれるクレアではないのです。いうなれば「理不尽な状況に慣れている」のでしょうね。冒頭で話していたように前領主の時はさらに苦しい生活を強いられていたとのことでしたので、そこも中世ヨーロッパの農民と共通していますね。

しかし今回も理不尽な”奉公”を強いられるかと思いきや、初日の夜に激しく抱かれただけでそれ以降部屋にやって来ることもなく放置プレイ。あまりに暇すぎて自分から仕事をもらいに出かけるほどですし(笑)バルトとの関係もまだ分かりませんが、クレアは今後どうなるんですかね(笑)

ジェイクの二重人格

そして最後に気になったのが執事長のジェイクです。

彼は誰に対しても敬語であり、大人しい丁寧な人物のように見えます。しかし彼の友人でもある近衛兵長のマックスが「オレ達はジェイクに女を教えてもらった」と話していたコマがありました(笑)

吉永

まじかよw

あんないい執事っぽい感じ出しといてそっち系かw「女殴ってそう」なタイプだったんかよ

ということで、人は見た目によらないですね(笑)というわけで、今後も人間関係に注意して今後も読み続けていこうと思います!

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