どうもこんにちは古川です!
今回は〈ひぐらしのなく頃に業〉の世界にて、羽入がいない理由、言い換えれば〈残り香〉となってしまった理由について考察していこうと思います!
ジョリ男
古川
まあ確かにいるにはいるんだけど、雛見沢にはいないってことだよ。
過去の雛見沢だと、姿は見えなかったけど梨花の傍にずっといたし、祭囃し編では実体化して誰からも見えるようになって一緒に鷹野たちを打倒したでしょ。
だからその精神世界的なところにしかいないってことよ。
猫騙し編其の壱ではあの精神世界的なところからもフライアウェイしてしまった可能性もあるしな。
というわけで今回は、ひぐらし業の世界で羽入がいない理由について考察していこうと思います!
目次
ひぐらし業の世界に羽入がいない理由
リューンの力が弱まっている
まず結論から書くと、羽入が持つ特殊な力の源泉であるリューンの民の力が弱まっていることが原因であると思われます。このへんはかなりややこしいので別記事にてまとめていますのでそっちをご覧ください。
ざっくりとまとめるとこんな感じです。
- 羽入は異世界からの訪問者であり正式にはリューンの民という一族
- たまたま前の世界の肉体を引き続き使用できる”純血”に分類される
- リューンの民は寿命に近づくにつれて幼年化=力をなくす=退行
こんな感じの設定を持つキャラなのです。だからこそかつて鬼ヶ淵村と呼ばれていた時代に大流行した疫病を治すために万能薬を作った時の医学知識も、そしてループを起こすための力もリューンの民の持つ特殊な能力なのです。
そして現在の羽入の姿を見てわかるように、小6(11歳)の梨花と同じくらいの年齢に見えることもあり、かなり退行が進んでいるようです。先述の通り、リューンの民は年を取るたびに退行、すなわち若くなるのです。
これが赤ん坊や精子や卵子の状態にまで戻ることで死に向かっていくと考えられますが、リューンの民の死亡については詳しく記述されたものがないので、古川の個人的な考えも含まれています。
だから羽入の姿が幼いということはかなり年をとっていると考えられます。それに伴ってリューンの力、すなわちループを起こす力も弱まっているのではないかと考えています。
祭囃し編での実体化
さらに前作にて、羽入はこんな事を言ってました。
羽入「少しずつループできる日数が減ってきてますです・・・」
これすなわち、ループを起こすための力が弱まっているということ。長い時を経て、1000年以上をかけて少しずつ退行してきたために特殊な力が弱まっていることは姿かたちを見てもわかります。
そんな中で祭囃し編では自らの肉体を実体化し、梨花以外の人物からも目視できる状態にするためにその能力を使ったことで更に力が弱まったと考えられます。羽入が実体化した祭囃し編のその後にて梨花はすくすくと成長しますが、再度死亡してしまったことで羽入は”残り香”となってしまったと考えられます。
祭具殿にもいなかった
実際に〈ひぐらし業〉の世界には羽入はいません。少なくとも前作と比べて、直接雛見沢に登場することはありません。
例えば、かつての綿流し編では祭具殿に忍び込んだ際に詩音が聞いた謎の音がありましたよね。あの音は誤った風説を披露する鷹野に対して「違うのです〜」とポカポカ壁を叩いていた羽入によるものなのです。
しかし今回の綿騙し編ではその音がしなかったのです。つまり羽入は綿騙し編、ひぐらし業の世界では〈祭具殿の壁を叩いて音を出す〉ことすらもできない程に弱っていると考えられます。
ジョリ男
古川
だから前作みたいに時を止めたりすることはできなくなっているということだ。
ジョリ男
それでは古川くん!今回の業の世界では羽入はどこにいったんだい?
もう完全にいなくなってしまったということかい?
残り香となった羽入はどこに行った?
精神体になり視認できなくなった
結論から言うと、”死亡”したわけではないと考えています。
羽入がリューンの民であること、フェザリーヌ説もあることから、人間の”死亡”とは意味が異なるとは思いますが、肉体を失い、一時的にカケラの海で精神体になっていると思われます。
力を使い果たしたことで雛見沢はおろか、カケラの海ですら残り香となってしまい、羽入本体は残り香としての羽入を残すだけの力しか残っていないと考えられます。
ループを起こす力は残っている
しかし猫騙し編にて、鬼狩柳桜の存在と使い方を聞いた後に自死を意識した梨花が「あと5回だけ頑張ってみる」と発言していることから、少なくともあと5回はループできることが明らかになっています。
つまり当の羽入は精神体となっているとしても、まだループを起こすことは可能であるということです。この辺はなかなか難しいところなのですが、そもそもループは羽入が作り出した現象なのです。
羽入がこの世界に到着してから数百年が経過し、力が弱まったことで誰からも見えなくなってしまったことで寂しさを感じるようになったのです。だから羽入の姿が見える梨花と長く一緒にいたいという気持ちが強く、しかし梨花を狙う存在(鷹野)により梨花が殺されてしまう。
だから梨花とずっと一緒にいるために世界をループさせ、梨花の死亡を引き起こす存在を排除できる世界を一緒に探していた、というのがループの正体なのです。
そして羽入そのものがいなくなってもループの効力は残るようですね。
カケラの海で力を回復中
そして先程も書いたように、羽入の残り香も梨花に鬼狩柳桜について教えた後に消えてしまいました。
しかし実際には現在は回復中であり、いうなれば充電期間に入っていると考えています。
古川
特にありません(笑)
なんとなく、これで登場しないなんてそんな訳なさそうというだけです。そもそも羽入はリューンの民であるだけでなく、観劇の魔女フェザリーヌであるわけで、千年生きた魔女ラムダデルタやベルンカステルからも「あいつ神様みたいなもんだしね」と言われるほどのチートな存在。
だからまだまだ登場する可能性は高いと考えています。
それにひぐらし業のOPでフェザリーヌが登場していることもあり、まだその伏線を回収していないので今後も登場することは間違いないと考えています。
まとめ
ジョリ男
古川
でも〈うみねこのなく頃に〉の魔女たちが協力しているとなれば話は別なのよ。何かしら超魔法的な力を使って復活してほしいって思ってるんだ。
ジョリ男
古川
だから羽入再登場説については今後も考察を続けていくよ(笑)