祝福されないこどもたち考察!五十嵐弘人の正体を考える!タカハシが改名前の本名? | マンガファン
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祝福されないこどもたち考察!五十嵐弘人の正体を考える!タカハシが改名前の本名?

祝福されないこどもたち

どうもこんにちは吉永です。

今回は漫画『祝福されないこどもたち』についての考察をまとめていこうと思います。めちゃこみで期間限定無料で途中まで読むことができるので、気になる方はぜひ最新話まで読んでみてください!

久々に本格ミステリー作品を見つけた!と感動している限りです。

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五十嵐弘人の正体考察

今回の記事では、ラスボス候補と思われる五十嵐弘人の正体考察を本格的に行っていこうと思います。

当初彼は奈津子といい感じになっていましたが、実は深い業を背負った人物であり、目的を持って奈津子に近づいていました。そのあたりから五十嵐弘人について、総合的にまとめていきます。彼の目的を考察すると、波留子を使って自身の復讐を果たそうとしているのではないかと考えています。ここまでわかるように、彼の生い立ちから順番に説明していきます。

当初の弘人

登場したばかりの頃の弘人は、奈津子の彼氏として登場していました。

笑顔の素敵な青年であり、子どもたちからも、亜紀斗からも好かれる好青年でした。元々奈津子との出会いは、奈津子がネイルサロンの先輩と飲んでいるときにナンパしてきたのが弘人であり、弘人の顔面が好みだった奈津子が同調して一緒に飲んだことがきっかけで交際が始まりました。

そして奈津子の誕生日に弘人はホテルを取り、部屋をデコレーションして、奈津子が欲しがっていた指輪を購入して照れた様子でプロポーズして婚約、という流れでした。

まあ普通にいい感じの好青年なんじゃね、と思いますが、後に弘人と会った波留子は「怪しい」と話していました。

  • 教えていないのに波留子の名前を知っていた
  • 波留子と同じく水曜休み
  • 奈津子が好きそうな顔
  • 児童養護施設勤務で奈津子と同じ平日休み
  • 両親はともに死亡、結婚を反対されることもない

亜紀斗も惚れるほどのイケメン、いい人。しかし波留子には「いい人過ぎて怪しい」と言われています。さらに奈津子が好きになりそうな見た目、職業をしており、さらに両親と死別しており、奈津子との結婚を反対されることはないという完璧すぎるあたりからなんとなく違和感がありました。

後にこの違和感は正しかったことが明らかになります。続きまして、タカハシの正体について解説します。

タカハシの正体

吉永

※追記 ”タカハシ”の正体は高橋大和ではなく五十嵐弘人であることが判明しました。

その上で、梶が話していたタカハシの情報と五十嵐弘人の様相が異なっている気がしています。そのあたりを含めて順番に、ここまでにわかっている情報をまとめていきます。

波留子たちについての情報を梶から購入していた

雑誌記者の梶宗一郎によると「Tシャツにデニムで特徴ない人」とのことでした。そして作中でも奈津子は以下の情報から大和をタカハシと断定していました。

  • 波留子に好意を持っている
  • 1年中半袖を着ている
  • 特徴がなく”微妙な人”

これらの情報から奈津子は高橋大和であるとたどり着いていました。しかし後に、大和は弘人に向かって「高橋さん!」と声をかけています。そして弘人の様相を見てみますと、先程の情報と合ってるのか・・・?とやや違和感があります。

  • 波留子に好意を持っている→まあ、好意というか執念のようなものはありますね。
  • 1年中半袖を着ている→冬服は知らないけど、今のところ半袖を着ています。
  • 特徴がなく”微妙な人”→見た感じでイケメンなので、特徴がなく”微妙な人”と呼ぶのは違和感です。

誰がどう見てもイケメンな弘人の話をするのならば、まずはじめにイケメンという形容詞が出てくると思います。なのでこのあたりに違和感を感じました。

そして真のタカハシである五十嵐弘人が高橋大和を階段の上から突き落としてしまうという事件に発展してしまいました。後に大和は奈津子を尾行していた理由をこう語っています。

  • 五十嵐弘人に波留子を紹介してくれと頼まれた
  • なのに奈津子といたから、奈津子を守っていた

このときの大和は軽い言語障害が残った状態だったので、もしかしたら解釈が異なるかもしれませんので、あくまで私の考察と思ってください。

弘人の生い立ち

事実、弘人が奈津子に近づいたのにはしっかりとした目的がありました。作中では語られていませんが、私の考えでは「波留子を使って全てに復讐を果たすこと」だと思います。これを理解するためには、まずは弘人の生い立ちから知る必要があります。正直閲覧注意です。

28年前に夜の嬢が遊んだ結果この世に生を受け、家から出してもらうこともなく、戸籍もなかった。そして栄養失調で死にかけたときに帰ってきた母親により、カバンに詰められて夜の山の中に捨てられた経験があります。そしてその後、通りすがった人に救助され一命を取り留める、というとんでもない生い立ちをしています。

その後は施設で過ごすことになり、6歳の時に波留子の両親による事件の報道を見て、被害者になった女性が自分の母であることに気づき、それ以降波留子に心酔するようになりました。そして波留子の犯行を賛美し、今後も継続的に不要な人間を削除してほしいと願うようになってしまいました。

というところから、「波留子を使って全てに復讐を果たすこと」が彼自身気づいていない目的なのかな~と思っています。これまで自身に降り掛かってきた不幸、理不尽全てに対して復讐をしたいと考える弘人は、波留子に”不要な人間”を消させることによって復讐を完遂しようとしていたのかと思います。

弘人によると、波留子は警戒心が強くて近づけないから奈津子に近づいたと語っています。

動機はひとまず、波留子のことが好き、というのはおそらく間違いではないのです。だから波留子が今後も手を汚す前提で、その邪魔になる存在を消していたのではないかと思います。ゴシップ記者の梶宗一郎、波留子のガチファン高橋大和も彼の犠牲になったと考えられます。

まとめ

このように、五十嵐弘人の正体を考察することで本作の理解につながり、最終回までの流れがなんとなく予想できるのではないでしょうか。

弘人も考えようによっては可哀想な人間なんです。弘人の言動を肯定することはできませんが、幼少期に受けたネグレクト、実の親からの殺人未遂を経て何かがバグってしまったのだと推測することは容易ですよね。波留子が仇敵を殺してくれたことで、過去からの解放感を感じて、その高揚にハマってしまったんですかね。

だとしても波留子たちの幸福のためには弘人の存在は邪魔ですね。なんとしても梶宗一郎、高橋大和の事件で捕らえてほしいもんですけどね。

吉永

というわけで、今後も『祝福されないこどもたち』の考察は続けていきますので、今後もお付き合いください!