どうもこんにちは古川です!
今回は〈ひぐらしのなく頃に業〉の黒幕の正体を考察していきます!
今回の触れ込みとして「誰も知らない雛見沢」と書いてあることもあり、これまでとは全く異なる結末が用意されていることは間違いないと思われます。猫騙し編まで視聴した上で考えられる黒幕の正体を考察していきます!
現段階で古川的にありえる考察を考えてみました!
※20210121追記済
猫騙し編其の弐まで公開されたことを受けて、内容を追記していきます!
ひぐらしのなく頃に業の黒幕の正体
古手梨花の死亡により得をする人物
現段階で猫騙し編2話まで来ました。(2021年1月21日にこの記事を書いています。)
そして毎回の章にて共通していることとして古手梨花の死亡が挙げられます。しかし毎回誰が雛見沢症候群を発症し、いかにして古手梨花を殺害するのかは異なっています。
とはいえ必ず梨花が死亡すること、これは毎回で共通している事項です。つまり黒幕の目的は古手梨花の死亡。すなわち梨花が死亡することにより得をする人物が黒幕であると考えていいでしょう。
雛見沢症候群を人為的に引き起こせる人物
また毎回の結果(梨花の死亡)が共通しているが、毎回犯人が異なるということで、誰かが人為的に雛見沢症候群を起こさせていると考えています。
つまり自身の手を汚さずに、他人に雛見沢症候群を発症させて間接的に梨花を殺させていると考えられます。これができる人物は既にひぐらしの作中に登場していますよね?
おそらく作中ではこの手法について具体的には言及されていませんけどね。
ノックスの十戒による成約
別作品の〈うみねこのなく頃に〉にて登場した〈ノックスの十戒〉というものがあります。これは簡単に言うとミステリーにおけるルールみたいなもので、以下の設定はテンション下がるからやってはいけないというルールなのです。
- 犯人は、物語の当初に登場していなければならない
- 探偵方法に、超自然能力を用いてはならない
- 犯行現場に、秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない(一つ以上、とするのは誤訳)
- 未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない
- 中国人を登場させてはならない[2](^ フー・マンチューのような万能の怪人のことを指し、常人ではありえない身体能力などを禁じている。※差別的な意味合いではありません。
- 探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない
- 変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない
- 探偵は、読者に提示していない手がかりによって解決してはならない
- サイドキック[3]は、自分の判断を全て読者に知らせねばならない
- 双子・一人二役は、予め読者に知らされなければならない
ウィキペディアより引用
サイドキックとはいわゆる主人公の相棒、バディ的な存在です。ホームズで言うところのワトソン、ルフィで言うところのゾロ、梨花で言うところの沙都子のような存在です。
確かにこれらの制約を守らないと糞つまらないミステリーになってしまいますよね。例えば10巻くらいずっと推理をしてきたのに「全く知らない未知の存在Xさんが犯人でした!」とか「実は犯人は超能力者であり、壁抜けができたんです!」とかだと、なんでもありじゃねえかよ!となりテンションがだだ下がりです。
そして〈うみねこのなく頃に〉では厳密にこのノックスの十戒が守られていましたので、〈ひぐらしのなく頃に〉でもこれらの制約は有効であると考えていいでしょう。少なくとも黒幕考察においてはノックスの十戒は有効であると仮定して考察を進めていきます。
既に登場している人物
つまりこのノックスの十戒により、ひぐらし業の黒幕の条件として、〈既に作中に登場している存在〉であるということ。
- 犯人は、物語の当初に登場していなければならない
ここで言う〈物語の当初〉がどこまでを含むのかは難しいところですが、おそらくは前作ひぐらしの内容から1クールまでの内容、つまり鬼騙し編・綿騙し編・祟騙し編のこと。さらに猫騙し編もおそらくは出題編であるため猫騙し編までを含んでいいでしょう。
すなわち、猫騙し編までに登場している人物がひぐらし業であると考えています!
ジョリ男
ということはだいぶ黒幕候補が絞られてきたのではないかい?
古川
猫騙し編までに登場している人物であり、梨花の死亡により得をする人物であるということだ。
ということを踏まえて、ひぐらし業の黒幕はおそらくこの人だ!