変な絵のネタバレ1話です！1話では大学生の佐々木は友人の栗原から「奇妙なブログ」の存在を教えられる。早速確認して出てきたのは「七篠レン 心の日記」というタイトルであり、仲睦まじい夫婦の結婚生活が書かれていただけだったのだが・・・。早速1話のネタバレを見ていきましょう！
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ネタバレ1話
1枚の奇妙な絵があった。
家の横に女の子が立っており、その横に1本の木が立っている。
・・・この絵を元に、どこかの大学で心理カウンセラーが解説をしてくれている。この絵を書いたのはAちゃん、11歳のときに実母を殺害して補導された経歴を持つ。被験者に絵を書いてもらい、そこから精神状況を逆算して捉える「描画テスト」と呼ばれる分析方法らしい。
カウンセラーによると、この絵にはどこかおかしな部分があるらしい。
真ん中の女の子の口はぐちゃぐちゃしており、うまいとは言えない状態だったが、それが第一のポイントらしい。口を失敗するというのは、A子の過去が関係しているらしい。母から虐待を受けており、母親の前では無理やりに笑顔を作っていた経験から、口の絵を書くことそのものが苦手になってしまったとのことだった。
さらに横にある家の絵には中に入るためのドアが描かれていなかった。家は自分のセーフティゾーン、そこに誰もいれたくない、そんな心理を表しているらしい。
最後に木に注目すると、枝の先が尖っていることから他者に対する加虐性を示しているらしい。しかし、この木の幹の部分には一部がくり抜かれた部分があり、そこに鳥が眠っている描写がなされていた。ここからAちゃんの持つ庇護欲が読み取れるらしい。
これらの情報を統合して犯罪者心理を読み解くことが心理カウンセラーにとって必要らしい。。。
2014年5月19日
学生の佐々木が食堂でカレーを食べていると、オカルトサークル仲間の栗原がやってきた。久々の遭遇だったが、栗原は雑談もそこそこに、「変なブログ」の話を持ちかけてきた。一見普通のブログだが、何かが「変」とのことだった・・・
家に帰って早速そのブログを開くと、タイトルは「七篠レン 心の日記」という簡素なものであり、一昔前の無料ブログで作られていた。最終更新は1年半前となっており、しばらく更新はされていない様子だった。
佐々木が開いた最新の記事のタイトルは「一番愛する人へ」、そしてその文章の中に「あなたを許すことはできません」と書かれていることが頭に残った。
そのブログには「レン」と「ユキちゃん」の結婚生活が綴られており、仲睦まじそうな様子が描かれていた。結婚記念日にケーキを食べたら「食べ過ぎ」と怒られたり、ユキが病院に行ったらおめでただったり、検査をしたら逆子だったことが判明し、しばらく逆子が治ることがなく大変だ・・・といったものだった。
その後、ユキが描いた絵がブログにアップされていた。
①赤ちゃんの絵
②男の子の絵
③女性の絵
④男性の絵
⑤白い服を着た老婆
それぞれの絵の右下には謎の数字が書かれていたが、ユキはその意味を教えてくれなかったそうだ。そして出産予定日が近づき、「次は出産報告になると思います」と締められていた。しかしその次のブログでは「ユキちゃんが亡くなりました」と書かれていた。。。
1話考察
まず思ったのは「佐々木って誰？」だと思います笑
雨穴さんじゃないんだ、と思いました。『変な家』ではギリギリ「雨穴」でしたが、何かしらの権利が絡んでいるのかと妄想していますが、残念ながら『変な絵』の主人公は「佐々木」となりました笑
とはいえ、『変な絵』の奇妙さは十分でしたね！
七篠レン 心の日記
栗原が「変」と感じたであろうブログの特性は、表面上は平凡な家庭生活を描いているにもかかわらず、予期せぬ形で突然の悲劇に発展する点に焦点を当てることができます。
ブログのエントリーは最初、レンとユキちゃんの日常生活や些細な出来事を綴る内容で始まり、幸せそうな夫婦の様子が描かれています。しかし、その日常の記録が最新記事で突然ユキちゃんの死という悲劇に終わり、しかもレンがそれについて何か重大な秘密を知ったことでブログの更新を終えると宣言します。
このギャップ、つまり普通の生活と突如発生する不幸やその後の深い秘密が明らかになる構造が、ブログの「変」さを際立たせています。
吉永
奇妙というほかありませんね。
栗原が感じた「変」さは、この予測不能な物語の展開と、最終的に明かされる内容の重さにあると考えられます。通常、ブログは個人の感想や日常の出来事を軽いタッチで更新することが多いですが、このブログはその逆をいってますから。
さらに、ブログの文体や情感の変化も「変」さの要因として挙げられるでしょう。
初期の記事では日常的かつ明るいトーンで記されていたのに対し、最終記事では重苦しい表現と深刻なトーンで締めくくられています。この文体の変化は、レンが経験した精神的な変化や成長、苦悩を反映しており、読者にはその心理的な変遷を理解する手がかりとなります。
ブログに掲載された各絵に書かれた謎の数字の意味を探ることは、この物語において重要なミステリーの一つです。これらの数字は単なる装飾ではなく、ブログの内容やその背後にある物語に深い意味を持っている可能性が高いです。以下に、数字が持つ可能性のある意味について詳細な考察を展開します。
絵に書かれた数字の意味
数字が特定の日付を表している可能性があります。
これは、絵が描かれた日、重要な出来事が発生した日、またはブログの更新に関連する特定の記念日を指している可能性が考えられます。この仮説が正しい場合、数字と絵の内容が連動して、特定の出来事や感情を象徴している可能性があります。
吉永
今の段階ではまだその意味がわかりませんね〜
重要な出来事の記録
これらの数字が、ブログに登場する人物たちにとって重要な出来事を象徴しているかもしれません。例えば、赤ちゃんの絵に関連する数字は出産日や妊娠が確認された日を示しているかもしれません。
また、男の子や女性、男性の絵に関連する数字は、それぞれの人物にとっての重要な人生の節目や変化を示している可能性があります。
暗号としての意味
数字が何らかの暗号や隠されたメッセージを含んでいるという考え方もあります。
これは、ブログの作者が意図的に読者に何かを伝えようとしているか、特定のパターンや式に従って数字を配置していることを示唆しています。この暗号が解読されれば、ブログに隠された更なる秘密や真実が明らかになるかもしれません。
心理的・象徴的意味
数字自体が特定の心理的な意味や象徴的な役割を持っていると考えることもできます。たとえば、「3」という数字は完成や完全性を象徴することがあり、絵の内容やブログの文脈において、完了や終焉を意味しているのかもしれません。
吉永
また次回のネタバレもご覧ください！
2話
年間50万円以上電子コミックを年間200冊以上読んでいる吉永が、実際に読んでみて面白かったマンガをご紹介します。1番好きなマンガジャンルはホラー系×エロですが、グロホラーから純粋恋愛モノまで何でも読みます。一番は『変な家』と『ガンニバル』、恩人は『小悪魔教師サイコ』の葛西小春、思い出のマンガは『ゾンビのあふれた俺だけが襲われない』です。
■利用している電子コミック：最推しのコミックシーモア、独占多しのめちゃコミ、最強クーポンのDMMブックス
