変な絵のネタバレ2話です!2話では佐々木はブログに隠された秘密を解明しようと試みるが、謎の数字や絵から意味を読み取ることは困難だった。栗原はブログの一部が削除された可能性や、レンとユキの生活に第三者が関与している疑惑を提案し、これらの点が疑問を深める。ブログの背後にある不可解な事実と第三者の存在が物語に深い謎を投げかけている。早速2話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ2話
佐々木は「七篠レン 心の日記」を読んだ後、隠された秘密を探していた。まず思いつくのは絵の右下に書かれていた数字である。単純に番号順に絵を並び替えてみたものの、赤ん坊に始まり老婆となり、再度若返ってまた成長し・・・意味がわからなくなり、その日の考察は終わった。
翌朝、栗原と会い、結局何も分からなかったことを告げた。すると栗原はブログをプリントアウトしたものを取り出してそのまま説明を続けた。
「今日でブログを更新するのをやめます」
という締めの文章に対して、「これは直近までずっと習慣的に続けた人がいうセリフです」と始め、このセリフから考えられることは、今日までずっとブログを更新してきたということ。そしてそのブログがないということは、途中で削除したブログがあるということ。
ユキが生きている頃の幸せなブログを残し、子供が生まれて以降のブログを消す、どう考えても異常である。
他にも違和感はあった。結婚記念日にケーキを食べた時の話。レンがケーキを2切れ食べたことでユキに「食べ過ぎ」と怒られたというもの。このことからユキはケーキを1切れ食べたことがわかる。レンの2切れと合わせて3切れとなり、冷蔵庫には4切れ残っているらしい。つまり、この日ケーキを7等分したことになるが、普通に考えたら8等分するのではないか?
同居人がいるのではないか
これが栗原の推理だった。佐々木は信じられなかったが、栗原によると他にも第三者の存在はブログに現れているという。
レンがブログを始めるときの記事、ユキに「ブログを始めることにしたから似顔絵描いて」とユキに依頼しているが、この時点でユキはまだレンがブログを始めることを知らなかった事がわかる。では誰が「インターネットに個人情報を出すと危ない」と忠告したのだろうか?
時系列的には以下のようになる。
詳細は不明だが、レンがこの人物の存在を隠していることがわかる。ところどころで第三者の存在は暗示されているものの、その人物の情報は出てこない。そして栗原は、最も奇妙と思われる点を述べた。
『でも、万全に準備すれば、逆子でも安全に出産できるって言ってもらえた』
逆子は高確率で難産になり、安全に出産できることは少なく、多くの場合には帝王切開となるのが常である。
これらを踏まえて、ユキの環境はあまりにも不思議な点が多い・・・
感想2話
吉永
『変な絵』の栗原は大学生でオカルトサークルに入っており、どことなく『変な家』で登場した栗原にも似ている気がしますが、そこはまあおいておきましょう。
今回登場した謎は第三者の存在です。ケーキの等分について、そしてブログについての忠告です。改めて考えていきたいと思います。
栗原の推理とケーキの謎
栗原が発見したブログの記録は、物語中の重要な謎を解き明かす鍵となります。
特に、レンとユキの結婚記念日に関するエピソードが示唆に富んでいます。その日、レンはケーキを2切れ食べ、ユキによって「食べ過ぎ」と叱られます。ユキ自身が1切れのみ食べたことから、合計3切れが消費されたことになりますが、冷蔵庫にはなぜか4切れが残されていました。この事実が示すのは、その日ケーキが8等分され、誰かが残った1切れを食べたという点です。
栗原はこのケーキの分割数を手がかりに、物語内で語られていない「同居人」の存在を推理します。この同居人は、レンやユキにとって非常に重要な存在でありながら、その事実が明確には描かれていないため、読者もこのヒントをもとに様々な推測を巡らせることができます。
なぜケーキを7等分したのか、そしてその「余分な」一切れは誰のためだったのか? この謎は物語の中でさらに掘り下げられ、栗原の推理を通じて段々と明らかにされていきます。
栗原の解釈によれば、この「隠された同居人」はレンとユキの関係性、さらにはユキがブログから消去したエントリーの内容にも影響を与えているとされます。このケーキの話は単なる日常の一コマに過ぎないように見えますが、実はレンの家庭内に隠されたもっと大きな秘密へと繋がる重要な手がかりとなっているのです。
1話 ⇔ 3話