どうもこんにちは吉永です。
今回はネットで話題のマンガ『各位、私のことはお構いなく』のあらすじをまとめていきます。シーモアに突然現れてすぐさまランキング上位に君臨した『各位、私のことはお構いなく』を御覧ください！
吉永
目次
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各位、私のことはお構いなくのあらすじ
| ジャンル | 働く女子、アラフォー、地味女子 |
| 作者 | 文京子 egumi |
| 掲載誌 | めちゃコミック×コミックなにとぞ |
| 発売日 | 2024年5月から |
| 巻数 | 14話（2024年7月3日現在） |
こんな人におすすめ！
主人公の佐藤智子は37歳で、女子力ゼロの枯れ女。彼女の努力や葛藤、特に若い同僚と比較されて苦しむ日々を送りますが、そんな智子と対象的な存在がいました！
社内でババアと呼ばれる初瀬はるは、周囲の目を気にせず自分らしく生きる信念を持つキャラクターです。どこか昭和時代を彷彿とさせる肩パッドの入った派手なジャケットで出社するその姿にどこか智子は尊敬を覚えていきます。
智子は、初瀬の影響を受けて自己改革に挑みます。友人からは陰でバカにされ、それでもなお自分の気持ちに正直に生きることの難しさと実感しつつ、それでも社会と時の流れに抗っていきます！
カンナ
どうしたらそこまで達観できるのか、世間体に負けそうになっている方は特におすすめです！
ネタバレなしのあらすじ
智子は37歳独身。ファッションにもメイクにも興味はなく、家では10年以上同じスウェットを着て日々を過ごしています。周りは既に結婚しており、同期で仲の良い杏奈は結婚5年目、愛海も結婚はしていないけども10年以上パートナーと一緒に過ごしているという状況。
定期的に行われる女子会ではいつも「智子もしっかり化粧とかしないと！」と言われ、アドバイスをしてくれているようで、どこかマウンティングのように聞こえてしまう毎日・・・
そして新卒の女の子と並ぶと明らかに肌のハリが違うことを実感し、さらに無粋な上司にあまりの体型の違いをいじられてしまいます。そこに現れた初瀬はるがハラスメントを一喝してくれたことから、智子ははるの生き方に羨望を感じていきます！
カンナ
大体は誰かの視線を見て見ぬふりして無理して生きていると思います。智子もその一人でした。
しかし初瀬はるは一切の空気を読まず、誰にも忖度しない物言いをする”本物”でした！
そんな人に私もなりたいと思いました笑
各位、私のことはお構いなくの見どころ
智子の成長
元々智子は背も低く、ファッションやおしゃれにはそこまで興味がなく、37歳に至るまで結婚はしていませんでした。ですが、本人はそこまで気にしている様子もなく、のほほんと生きてきました。しかし、いい人ができてもその人が見ている前でずんぐりむっくりな体型をバカにされるとさすがにショック！
しかし、そこに通りがかった初瀬はるは誰にも物怖じせずに一喝。
カンナ
智子もそうでしたが、自分がバカにされていればその場は「おもしろ」で完結するから、だから黙っていようと思う人も多いはず。
しかし初瀬はるは「人の体型をバカにして楽しい？」とそこにいた全員を叱責し、さっそうと去っていきました。
自分とは全く違う生き物である初瀬に憧れのような気持ちを抱き始めた智子は、少しずつはるに近づいていくのでした。現在自分の言いたいことが言えない智子がどのように成長するのか、そしてどのような人生を歩んでいくのかが見どころですね！
初瀬はるの生き様
初瀬はるは愛海と杏奈に「クセ強高齢独女」とバカにされ、一切空気を読まない発言をするヤバい人と言われ、”ばあちゃん”と呼ばれている存在でした。誰からも敬遠されているような人物ですが、それでも智子を助けてくれたことから、悪い人ではないです！
言いたいことははっきり言う、着たい服は着る、たとえそれが他人から見たらおかしなものであってもです。
他人の目を基準にして空気を読んでしまう智子とは違い、完全に自分の尺度で行動する初瀬はるは見ようによってはかっこ言いです！もちろん彼女の言うことは正論で、間違ったことは何一つしていません。ただそれが一般的ではないから異様に映るだけなんです。
カンナ
したい仕事だけをする、好きな子は何が何でも好きなままでいたい、その行動指針に従っていたらいつの間にか32歳独身になってしまいました笑
そして自分の行動の結果だからOK！・・・とは思えていません。まだまだ後悔してしまっています。なのでもう少し頑張って社会に抗おうと思います！
愛海の葛藤
智子の同期の愛海には、付き合って10年になる彼氏がいます。
結婚している杏奈と状況が違いますが、それでも彼氏のことを「旦那」と呼び、「智子もがんばんなきゃ！」と女子会では”貴重なお話”をしてくれます。智子にとっては愛海も大事な同期であり友人だと思いますが、内心めんどくさい！と思う部分もあると思います。
カンナ
ただ、愛海もきっと訳ありなんですよね。
同じ彼氏と10年間付き合っていて、それでいて37歳まで結婚していないということは何かしら理由があると思うんですよね。その理由がきっと愛海をもやもやさせていて、智子にマウンティングすることで晴らしているのかなと思ってしまいます。
愛海＝嫌な奴のように書いてしまいましたが、愛海なりに葛藤はあるのだろう、きっと！と思っているので、今後の展開で嫌な奴ではなかったと思わせてほしいです笑
各位、私のことはお構いなくの登場人物
佐藤智子
本作の主人公であり、おしゃれに興味のないまま彼氏いない歴10年を達成してしまった現状です。そして周りの同期たちからアドバイスと称してマウンティングをされ続け、新卒の女の子と体型を比較されバカにされ、久々に好きになった人に対しても素直になれず。
言いたいことも言えない引っ込み思案なタイプですが、初瀬はるとの出会いにより、智子も少しずつ変わり始めます！
初瀬はる
推定60歳の独身女性で結婚歴は不明。風変わりな服装と、全くもって忖度しない言動から社内では避けられがちな女性ですが、思ったことを実行に移しているだけのはるの言動は智子にはかっこよく映りました！
- 結婚するのが当たり前
- そんな服は普通着ない
- あんなことは普通言わない
アンチ普通な初瀬はるにとっては世間の「普通」は関係ないのです。自分の心情の名のもとに、しがらみから解放された彼女の言動に智子は心惹かれるようになります！
山田愛海
智子の同期であり未婚。10年付き合っている彼氏がいるものの、それでも結婚はしていません。
確かに智子と比べると背も高くスラッとした体型で、おしゃれもバッチリこなして毎日出社する彼女はおそらく相当な努力をして”女”を保っているんでしょう。だからこそ努力をしない智子にムカついているのかもしれません。
しかし愛海の中ではそれが”普通”なんです。社会の”普通”に従うことが”普通”だから。
そんな社会に縛られた愛海もいつしか智子とはるのことを羨ましく思う日が来るのかもしれません。
高橋さん
智子の上司でありバツイチの男性です。さわやかイケメンおじであり、智子も恋心をいだいていますが、個人的にはそこまでいい男には思いません笑
智子が体系をバカにされている時にただにやにやしているだけで、何も助け舟を出さず、なんならいじめ側に加担した事実を私含め読者は忘れません。普通に考えたら、特別な感情がなかったとしてもあの場は智子を助けるべきだったと思います。それすらもできないような男は切った方がいいと思います。
逆に智子にとっても良かったと思います！
最終回の結末予想！
智子の行く末
智子は初瀬はるの影響を受け、他人の目を気にせず自分の価値観を強化することに決めました。はるのように、自分が着たい服を着る、自分の意見を堂々と言うことを心がけるようになるのではないでしょうか！
これにより、智子はより自信を持ち、幸せな日々を送るようになります。彼女は結婚に対する固執を捨て、自分らしい生き方を追求することを優先し、結果として智子はのほほんとした日常を送り続け、心の平和を見つけます。
カンナ
それが正解かどうかは智子の基準で決まるということです！
初瀬はるの影響力
初瀬はるは最初は社内で奇異の目で見られていましたが、その一貫した自己表現と正直な生き方により、次第に社内で支持される存在となりそうですね！
特に、智子と愛海に与えた影響は大きく、彼女たちの考え方や生き方を変えるきっかけとなります。
社内でも「はる派閥」ができるほどの人気者になりますが、はる自身はその注目をあまり快く思わず、自然体でいることを続けます。
カンナ
でも慕われて嫌な気持ちはしないので、つい微笑んでしまいそうな感じもありますね。
愛海の行く末
愛海は彼氏と結婚について真剣に話し合うようになります。はるの影響を受け、自分の本当の気持ちに正直になることを決意します。結婚するかどうかを真剣に議論する中で、愛海は慎重に検討段階に入ります。
最終的には、彼氏と共に結婚について深く考え、自分たちにとって最適な選択を見つけることができるでしょう。社会のプレッシャーに縛られず、自分たちのペースで進むことを学びます。
