侯爵令嬢リディアの美しき決断のネタバレ4話です!4話では婚約者ロジェリオの裏切りにより、リディアは深い傷を負った。その中でアーネストは、彼女への長年の愛情と責任感から直々に会いに来る。元々リディアに好意を抱いていたアーネストは、自分がリディアを守るべきだったという後悔と、彼女を支えたいという強い思いを胸に、彼女の心の支えとなるために行動を起こす。早速4話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ4話
舞踏場に突如現れたアーネストが「弾劾」という言葉を使ったため、その場に居合わせた貴族達は皆驚いていた。
「王女宮副騎士団長ロジェリオ・ライブリー、王女宮侍女エイミー・コールデン、以上の2名は前に出ろ」
エイミーは騒ぎ立てるがすぐに制され、アーネストの口から罪状が言い渡される。婚約者がいるにも関わらず、侍女と恋仲と噂になっていることを知りながらもファーストダンスを踊るという愚挙、これにより本日付で副騎士団長を解任とし、騎士団から除名処分とする。
次にエイミーには、これまでの迷惑行為、そして国費の私物化の罪により収監されることを言い渡した。しかしエイミーは涙を浮かべ、他の侍女から嫌がらせを受けていたと言い始め、その演技力に信じ込みそうになった貴族までいた。
しかし処分は覆られなかった。しばらく言い訳を続けていたが、慈善活動を行う背景にはリディアへの対抗心があったのではないかとリディア本人も気づいてしまった。アーネストに言いくるめられていくと、やがてエイミーはリディアに対して「あんたが全部仕組んだんでしょう?」と叫び、リディアに向かって走り出すと衛兵に取り押さえられた。
そしてリディアはエイミーを諭し、ロジェリオにも「今この瞬間も彼女の方を庇おうとしている。その行為が私だけでなく、ライブリー侯爵家にも泥を塗ることだって気づいてる?」と尋ねると、ロジェリオはその正論に気づいたものの、リディアはその場で婚約破棄を告げた。
エイミーはロジェリオと婚約しようと言い出すが、ロジェリオは何も答えずに、二人共その場から出ていった。
それから数日間、リディアは抜け殻のようになってしまった。何日目かの夜、寝付けずにいると、バルコニーからアーネストが現れた。
感想4話
吉永
奇しくもエイミーと同じく、みんなが見ている前ではっきりと善悪をつけられましたね。
最後に過ちに気づいたロジェリオとは正反対に、エイミーは最後まで言い訳を続けてました。
ここは年齢の差が出たのかと思いますね。
エイミーの幼さ
エイミーは常に自分をリディアより優位に立たせようとし、リディアの行動や地位に対抗しようとしていました。これは、エイミーが自分の価値を他人との比較でしか見出せない未成熟な性格を反映しています。彼女の言動からは、以下のような幼い人間性が浮かび上がります。
まず、エイミーは自己中心的であり、他人の感情や立場を考慮することができません。ロジェリオとの関係を公然と見せつけることで、リディアを傷つけ、その心を乱すことに快感を覚えていました。このような行動は、自分の欲望を満たすために他人を犠牲にするという幼い態度を示しています。
さらに、エイミーは被害者意識を持ち、自分の行動の責任を他人に転嫁しようとします。アーネストから罪状を言い渡された際、他の侍女から嫌がらせを受けていたと主張し、涙を浮かべることで自分を守ろうとしました。このような態度は、自分の非を認めず、周囲を操作して自分の立場を守ろうとする未成熟な心理を表しています。
吉永
貴族だから精神年齢が高いというわけではないようですね。
アーネストの愛情
アーネストがリディアに直々に会いに来た理由は、彼が元々リディアに対して深い好意を抱いていたことに起因します。まず第一に、アーネストはリディアに対する強い感情を持っており、彼女が現在の困難な状況でどれほど傷ついているかを深く理解しています。リディアの心の支えとなり、彼女を慰めたいと強く思っています。リディアが一人で苦しんでいることを知り、彼女のそばにいて支えたいという思いが彼を動かしたのです。
また、アーネストはリディアを守るという強い責任感を感じています。彼は自分の立場や留学のためにリディアをロジェリオに託しましたが、その選択が間違っていたことに気づきました。リディアを守り、支えることで、自分の責任を果たそうとしています。
さらに、アーネストはリディアに対する感情を再確認し、彼女との関係を再構築したいと考えています。自分の誠実な思いを伝えることで、リディアとの絆を深め、将来的には新たな関係を築くことを望んでいるのです。
アーネストはリディアが受けた心の傷を癒すために、自分の存在が少しでも彼女の助けになると信じています。彼女が安心して話せる相手として、リディアの心の痛みを共有し、彼女の気持ちを理解するために近くにいたいと考えました。このように、アーネストがリディアに直々に会いに来たのは、彼女への深い愛情と心配、責任感、そして彼女を支えたいという強い思いから来ています。
吉永
だから大好きな人を諦めて、その人にとっての幸せであるロジェリオに任せたというのは、
本気でリディアの幸福を優先した結果だと思います。
内外ともにイケメンだな〜と思いますね!
3話 ⇔ 5話