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漫画「おいしいからだ。」をネタバレ解説
田舎から上京して7年目、29歳の荻野ゆかりは、都会の満員電車に揉まれながら毎日職場へと通っていた。
苦手な通勤ラッシュの中で、彼女の唯一の癒しは、同じ電車に乗る黒髪の美男子をひっそり眺めること。彼の存在が、「今日も頑張ろう」と思わせてくれる活力源になっていた。
ところがある日、勤務先が突然の倒産!あっけなく無職になってしまったゆかりは、派遣の仕事をしながら新たな職探しを始めることに。
そんな時、破格の条件で住み込み家政婦の求人を発見。即応募して面接に向かうと、なんとそこにいたのは――毎朝電車で拝んでいた、あの美男子!
彼の名は、國沢貴美(くにさわ たかよし)。実は彼、超人気の売れっ子小説家だったのだ。しかも見た目はクールな美形なのに、性格はちょっと俺様で目つきも悪いという、クセ強イケメン。
吉永
おいしいからだ。 主な登場人物紹介
荻野 ゆかり(おぎの ゆかり)
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年齢:29歳
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職業:元会社員→家政婦
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性格:素直で一生懸命、ちょっと天然
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特徴:田舎から上京して7年。慣れない都会生活のなかで、満員電車の美男子を「心の支え」にしていた。会社が倒産してしまったことをきっかけに、美男子の家で家政婦として働くことに。憧れの人を前にすると挙動不審になりがちだが、真面目で頑張り屋。
國沢 貴美(くにさわ たかよし)
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年齢:30歳前後(推定)
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職業:超人気小説家
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性格:クールで俺様、でも根は優しい
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特徴:黒髪の美男子。普段はぶっきらぼうで目つきも悪く、初対面では近寄りがたい雰囲気を放っているが、身内や信頼した相手には意外と甘い一面も。仕事に集中しすぎると周囲が見えなくなるタイプ。ゆかりに対して、少しずつ心を開いていく過程がたまらなく胸キュン。
三津間 喜朗(みつま よしろう)
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職業:出版社の編集者(國沢貴美担当)
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性格:明るく人当たりが良い、ちょっとお節介
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特徴:國沢貴美の担当編集。作家としての彼を支えながらも、プライベートでは兄貴分のような存在。ゆかりにも気さくに接してくれる、場を和ませるムードメーカー的な存在。國沢とゆかりの微妙な関係に気づき、密かにニヤニヤしている節もあり。
鎮目 順平(しずめ じゅんぺい)
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職業:一般企業勤め
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性格:優しく穏やか、少しおせっかい
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特徴:ゆかりの幼馴染。昔から彼女を見守ってきた存在であり、今でもたまに連絡を取り合う仲。都会で孤独を感じるゆかりにとって、数少ない「地元を思い出させる」癒しの存在。
微妙にゆかりに特別な感情を抱いている節もあり…?
吉永
そして、二人を見守ったり、時には引っかき回したりする脇役たちが、物語をさらに面白くしています!✨
作者「青井うえ」さんとは?
青井うえは、日本のTL(ティーンズラブ)漫画家で、コミックシーモアを中心に活躍しています。彼女の作品は、情熱的な恋愛描写と繊細な心理描写が特徴で、多くの読者から高い評価を受けています。
主な作品と特徴
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『純情ギャルとオオモノ社長』
ギャル系ヒロインと大物社長との恋愛を描いた人気シリーズで、単行本版と分冊版があり、コミックシーモアで高評価を得ています。 -
『おいしいからだ。』
元プロレスラーとデザイナーの女性のラブストーリーで、現在16話まで配信中。 -
『イカつめオジサマと秘蜜のトレーニング ~彼は私の初×相手…!?~』
ジムで出会った元プロレスラーと女性の関係を描いた作品で、読者から高い評価を受けています。 -
『隣愛ウィークエンド 彼氏にフラれたら一途に溺愛されました!?』
失恋した女性と隣人のイケメンとの週末の交流を描いたラブストーリー。 -
『ひとみの先に、恋。 同棲中、好きすぎ御曹司とシない理由』
同棲中のカップルが抱える悩みと愛情を描いた作品。
これらの作品は、コミックシーモアで試し読みが可能です。青井うえの作品に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
おいしいからだ。 ネタバレあらすじはこちら
1話 | ||
第1話ネタバレ
田舎から上京して早くも7年――。
この物語の主人公・荻野ゆかり(29歳)は、都会の暮らしにもそれなりに慣れたものの、どうしても満員電車だけは苦手なまま。そんな彼女は、今日もぎゅうぎゅう詰めの車内に揺られながら、職場へと向かっていました。
本来なら、時間をずらして快適に通勤すればいい話。しかし、それができない理由が、ゆかりにはあったのです。
それは「お気に入りの男性」に会うため。
彼女が密かに憧れている黒髪の美男子が、いつもこの時間帯の電車に乗っているのです。名前も素性も知らない、ただの「通勤電車の中の人」。でも、そんな彼をちらりと眺めるだけで、「今日も一日頑張ろう!」と元気をもらえる、いわば癒しの存在でした。
ところがある日、ゆかりに突然の不運が訪れます。
いつものように出勤すると、まさかの「会社倒産」の知らせが!
一夜にして無職になってしまったゆかりは、途方に暮れながらも、派遣社員として食いつなぎつつ、ハローワークで再就職先を探す日々に突入します。
そんなある日、彼女は驚くべき好条件の求人を発見します。
「住み込み・高給・家政婦募集」という、破格の内容。迷う間もなく即応募し、面接に挑むことにしました。
しかし、いざ面接に現れた雇い主を見てびっくり仰天!
なんとそこにいたのは、毎朝の電車でゆかりがこっそり拝んでいた、あの黒髪の美男子だったのです。
これって偶然?それとも運命!?
驚きつつも、無事に採用され、彼の家で家政婦として働き始めることになります。
憧れの存在とのまさかの急接近。仕事とはいえ、好きな人の近くで過ごせるなんて夢のよう。
そして、少しずつ、二人の距離も縮まっていくのですが――。
さて、ゆかりが一目惚れしていたこの美男子の正体とは?
彼の名前は國沢貴美(くにさわ・たかよし)。
職業は、今大人気の若手小説家。端正な顔立ちに黒髪、クールな雰囲気をまといながら、実はかなり俺様気質で、目つきもちょっぴり悪い…そんなギャップを持つイケメンです。
物語には、國沢貴美の担当編集者・三津間喜朗(みつま・よしろう)や、ゆかりの幼馴染である鎮目順平(しずめ・じゅんぺい)といった魅力的なキャラクターたちも登場。
それぞれが、二人の関係に影響を与えたり、時には波乱を巻き起こしたりして、物語をさらに盛り上げていきます。
感想
いやもう、こんな偶然ある!?ってツッコミたくなるくらい、運命に全力で愛されてる主人公・荻野ゆかり。
毎朝の癒しだった「黒髪の美男子」とまさかの家政婦と雇い主関係になっちゃう展開、最高すぎませんか。
しかもその美男子・國沢貴美、ただのイケメンかと思いきや、超売れっ子小説家というスペックモンスター。
しかも俺様系で、ちょっと目つきが悪いっていう、絶妙なクセありキャラ。
顔面も才能も最強なのに、ちょい不器用で、そんな彼に振り回されるゆかりがまた可愛い!
通勤電車での「眺めるだけの恋」だったはずが、ある日突然、生活圏がどっぷり被るとか、少女漫画脳にはご褒美でしかない展開です。
しかも家の中で顔を合わせるたびにドキドキするし、でも仕事だから冷静にいなきゃいけないし……っていう、もどかしさがたまりません!
脇を固める編集者・三津間喜朗や、幼馴染の鎮目順平もいい味出してて、ただの恋愛ものに終わらないところもポイント高い。
笑える場面あり、キュン死する場面あり、ギャグとトキメキのバランスが絶妙で、読んでるこっちがニヤニヤを止められません。
特に、國沢貴美が無自覚にゆかりに甘くなっていく描写は、心の中で何度もガッツポーズしました。
「ほら!好きじゃん!もう素直になっちゃえよ!!!」って、読者のツッコミ待ちレベル。
運命のイケメンと急接近して、恋が始まるか始まらないか…そんなもどかしい恋愛が好きな人には、超オススメの作品です!
吉永
キュンとしたい人、癒されたい人にはたまらない、ドキドキの展開に目が離せない一作です!💕
おいしいからだ。 最終回の結末予想
長い時間を一緒に過ごすうちに、ゆかりに惹かれていく國沢貴美。
最初は「ただの家政婦」と割り切ろうとしていたけれど、ゆかりの一生懸命さや素直な性格、そして彼女自身の温かさに触れ、國沢の心は次第にほぐれていきます。
一方、ゆかりも「憧れの存在」だった國沢が、実はとても人間味のある人だと知り、ただのミーハーな気持ちではない、本物の恋心を育てていきます。
しかしそこに立ちはだかるのは、「立場の違い」と「自己肯定感の低さ」。
──「私なんかが、彼の隣に立っていいのかな」
──「雇い主と家政婦、これ以上踏み込んだら壊れるかもしれない」
お互いに好意を自覚しながらも、関係を壊すのが怖くて、なかなか踏み出せない二人。
そんな中、ゆかりに新しい就職のチャンスが舞い込みます。
家政婦を卒業し、次の道へ進むか、それとも……。
そして、迎える最終回――
國沢は執筆中の小説に、自分とゆかりを思わせる登場人物たちを登場させ、「君にいてほしい」とメッセージを込めます。
それに気づいたゆかりが涙しながら、最後は自分の意志で「この人のそばにいたい」と決意!
國沢も、そんな彼女をしっかりと抱きしめて、
「もう、俺のそばから離れるな」
と告白。
ラストシーンは、満員電車ではなく、二人で並んで歩く姿。
「毎朝、君と一緒に通勤する未来」
そんな小さな幸せを手に入れて、物語は温かくハッピーエンドを迎える――!
【まとめ】
✔ ドキドキのすれ違いを乗り越え
✔ ちゃんと「好き」と伝え合い
✔ 「雇用主と家政婦」という立場を超えて
✔ お互いの隣に立つことを選ぶハッピーエンド!
吉永
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