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漫画「きみと嘘のキス」をネタバレ解説
幼なじみであり会社の同僚でもある二人、理玖(りく)と悠(はるか)。理玖は昔から悠に“好き”という気持ちを抱いているにもかかわらず、ある過去の誤解が原因で関係が複雑に絡まっていました。
学生時代、とある事件で理玖が悠の兄・陽(ひなた)を好きだと誤解されてしまい、そのままの流れで「兄の代わりに抱いてやる」という悠の提案を受け入れてしまった理玖。
それ以来、理玖は本当は悠が好きだという気持ちを隠しながら、悠との関係を「兄の代わり」の役割で続けてきて――。その“代わり”という立場が、二人の間にどこか不毛で、煮詰まった空気を作り出していました。
吉永

吉永

きみと嘘のキス 主な登場人物は?
■ 理玖(りく)
本作の主人公。
幼なじみの悠に長年想いを寄せているが、学生時代の誤解がきっかけで、悠の兄・陽を好きだと思われてしまう。
その誤解を訂正できないまま、悠から「兄の代わりとして抱いてやる」と言われ、関係を持ってしまう。
以降、悠の“代わり”という苦しい立場に身を置きながらも、彼への恋心を捨てられずにいる。
表面上は穏やかで優しいが、内側には強い想いと葛藤を抱える繊細な青年。
💬「“代わり”でいいなんて、本当は思ってない。」
――心の奥でそう叫びながらも、彼を手放せない不器用さが魅力。
■ 悠(はるか)
理玖の幼なじみであり、会社の同僚でもある青年。
兄・陽の影を引きずるように生きており、理玖が兄を想っていると誤解したまま、自分の感情を複雑にこじらせている。
理玖に対して特別な想いを抱いていながら、それを“兄の代わりとしての関係”にすり替えてしまう臆病さを持つ。
不器用で素直になれないタイプだが、理玖を深く想う優しさと誠実さが滲む人物。
💬「お前の気持ちなんて、知りたくなかった」
――そう言いながらも、本当は理玖の想いを誰よりも欲している。
■ 陽(ひなた)
悠の兄。
物語の中心には直接登場しないが、“理玖が好きだと誤解された人物”として二人の関係に大きな影響を与える存在。
明るく面倒見の良い性格で、理玖や悠にとって“特別な人”だった。
彼の存在が「過去の誤解」や「代わり」というテーマの根幹に関わっている。
💫人間関係のポイント
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理玖と悠はお互いに恋心を抱いているのに、過去の誤解とプライドで素直になれない。
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陽という存在は、“理玖の恋の障害”であると同時に、“二人が向き合うためのきっかけ”でもある。
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吉永
作者「赤いシラフ」さんとは?
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Arinco先生は日本で活動する BL(ボーイズラブ)漫画家 です。 主な出版社/レーベルには、 リブレ出版 の「ビーボーイコミックスDX」などがあります。 電子書籍サイト、特に コミックシーモア において、作品が配信/先行配信されており、公式Twitter(X)アカウントも持ってらっしゃいます。
いくつか代表作を挙げます。
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『Kiss me crying』(新装版含む): 韓×日アイドルという設定で、芸能界を舞台にしたBL。
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『噛み痕から、初恋』: 番・Ω・αといったオメガバース(Omegaverse)設定を含む作品。
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『きみと嘘のキス』: 2025年8月より配信開始された、幼なじみ/同級生/リーマン設定のBL作品。
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その他、『先生、我慢できません』なども手がけています。
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絵が綺麗、といったレビュー・特徴が多く見られます。受けキャラ(“受”)が健気、攻め(“攻”)が執着気味、という傾向が頻出。レビューサイトでも「健気受け」「執着攻め」などのタグが付いています。 作風として、芸能界・アイドル・オメガバース・幼なじみ/同級生など、トレンドのBL設定を取り入れている印象があります。電子配信・先行配信、描き下ろし番外編付き、限定版など、ファン向けサービスも充実しています。例えば「シーモア限定描き下ろし」などの表記があります。
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2021年に行われたインタビューでは、Kiss me cryingの主人公設定(韓国アイドル+日本人)の話題が出ています。 また、作中に「当て馬や脇役も出てこない」といったコメントもあり、“二人に焦点を絞る”作りを意識しているようです。作者の 詳しい本名・出身・経歴といった個人情報は、公開されている範囲が限られており、私の調査時点では確認できません。
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配信状況・販売状況・作品の版や電子限定特典など、電子書籍プラットフォームによって異なるため、購入前に最新の配信状況を確認することをおすすめします。例えば、『Kiss me crying』では「販売終了」や「新装版で配信再開」といった情報も出ています。

きみと嘘のキス ネタバレあらすじはこちら
| 1話 | ||
第1話ネタバレ
幼なじみの**理玖(りく)と悠(はるか)**は、昔からいつも一緒にいた。
小さい頃から隣同士で育ち、学校も進路も、そして今では同じ会社に勤めるほどの関係。
理玖にとって悠は、ずっと変わらず特別な存在――恋人以上に大切で、だけど“友達”という枠から抜け出せない相手だった。
そんな二人の間に、一つの誤解が生まれたのは学生時代。
理玖が悠の兄・**陽(ひなた)**に優しくされたことがきっかけで、周囲は「理玖は陽が好きなんだ」と噂し、それを悠も信じてしまった。
本当は悠が好きだったのに、理玖はその誤解を否定できなかった。
――それが、二人の関係をねじ曲げた始まりだった。
やがて陽が家を離れ、悠と理玖だけが残されたある日。
悠は理玖に突然こう言った。
「兄貴の代わりに、俺が抱いてやる。」
衝撃の言葉に戸惑いながらも、理玖は拒めなかった。
彼に触れられることが嬉しくて、たとえ“代わり”でも傍にいられるなら、それでいいと思ってしまった。
そうして始まったのは、愛情ではなく「代わり」の関係。
理玖は悠を想いながら、悠は“兄の影”を追い続ける――。
月日が流れ、社会人になった今でも二人の関係は続いている。
表向きは同僚、でも夜は“秘密の関係”。
理玖の心はずっと苦しかった。
「俺は陽じゃない。悠が好きなのは、あの頃からずっと俺なんだ。」
けれど悠は、理玖の気持ちに気づかないふりをする。
本当は悠も理玖に惹かれているのに、兄への罪悪感や、過去の誤解が心に壁を作っていた。
すれ違いと沈黙を繰り返す日々の中で、少しずつ理玖の想いが溢れ出し、悠の心も揺れ始める。
彼らはようやく、嘘で隠してきた「本当の気持ち」に向き合う決意をする――。
「代わりなんて、もういらない。お前じゃなきゃ、嫌なんだ。」
それは、長い嘘と沈黙を超えてようやく交わされる“本当のキス”。
幼なじみとして始まり、嘘の関係に苦しみながら、それでもお互いを選び続けた二人が、ようやく“本物の恋”を掴むまでの、切なくも美しいラブストーリー。
この作品は、「好き」と言えないもどかしさや、“代わり”という歪んだ関係から抜け出す勇気を丁寧に描いた心理重視の物語です。
特に理玖の一途な想いと、悠の不器用な優しさが重なり合う後半は胸が締めつけられるような感動があります。
感想
「もう……!なんで素直に言わないの⁉」
――読んでる途中、何度このセリフを心の中で叫んだことか。
『きみと嘘のキス』は、両片想いが限界突破してるのに、本人たちが気づかないタイプのもどかしラブ。
読めば読むほど、胸がキュゥゥゥンと苦しくなる。
でもその痛みが、妙に心地よい…そんな中毒性のある作品です。
主人公・理玖は、一見クールで落ち着いてるけど、内心めちゃくちゃ健気。
悠のことが好きで好きで、でも「兄の代わり」っていう立場を受け入れちゃう――いや、受け入れるなよ理玖!とツッコミたくなるほどの自己犠牲っぷり。
でも、彼が悠を想う気持ちの深さが伝わるから、読者もつい涙目になってしまう。
一方の悠。
この男、罪深い。無自覚に人の心をかき乱すタイプ。
「代わりとして抱く」とか言いながら、実は誰より理玖を求めてるのがバレバレ。
ツンとした態度の裏でめちゃくちゃ理玖に甘えてるの、読者だけが気づいてるのがニクい!
(お前らもう早く気づけ!ってページをめくる手が止まらない)
そして全体を包む空気が、しっとり切ないのに妙にリアル。
セリフが少ない分、表情や沈黙の間が絶妙で、読んでるとまるで二人の呼吸が伝わってくるよう。
特にキスシーン――「これ、嘘じゃなくて本音のキスじゃん…!」と心の声が漏れる瞬間がある。
タイトルの“嘘のキス”が、“本当のキス”に変わるその流れが最高にエモい。
終始じれったいのに、最後は胸がじんわり温かくなる。
まるで「長い夢からやっと目が覚めた」ような読後感。
派手な展開はないけど、心の奥をそっと撫でられるような優しさと痛みが残ります。
吉永

きみと嘘のキス 最終回の結末予想
物語が進むにつれ、理玖と悠の間にあった“嘘”と“誤解”の壁は、少しずつ崩れ始めます。
理玖が抱いてきた「悠の兄・陽の代わり」という立場は、もはや二人の関係を縛る鎖になっていて、
それを断ち切らない限り、本当の愛には辿り着けない――。
そんな決意を固めた理玖は、ついに心の底にしまっていた本音を悠にぶつけるはずです。
「俺が好きなのは、ずっとお前だ。陽じゃない。最初から、悠だけ。」
この言葉が、すべての嘘を終わらせる“鍵”になるでしょう。
その瞬間、悠の心にも長年抑えてきた感情があふれ出す。
兄への罪悪感、過去の誤解、自分の臆病さ――全部を手放して、ようやく理玖に向き合う覚悟を決める。
そして悠は、静かに理玖の頬に触れながら言うのです。
「あの日、代わりなんていらなかった。欲しかったのは……最初からお前だった。」
二人はやっと、“嘘の関係”から“本当の恋人”へ。
長い間押し殺してきた想いが、ようやく同じ形で重なる――そんな感動的な瞬間で最終回を迎えると考えられます。
結末のラストシーンは、静かで優しい余韻を残すタイプになりそうです。
例えば、職場の屋上や昔通った公園のベンチなど、“二人の思い出の場所”で改めてキスを交わす。
今度は“代わりのキス”ではなく、心からの“本当のキス”。
そのキスがタイトルの「嘘のキス」を“真実のキス”に変える――まさに物語の象徴的なラスト。
「もう嘘はつかない。お前が好きだ。」
「うん、知ってる。…俺もずっと、好きだった。」
そんな穏やかな会話で幕を閉じるような、静かで温かいエンディングになるでしょう。
吉永
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