食糧人類RE57話のネタバレを掲載しています!57話では、榊が過去に天沢大輝と出会った時の記憶が語られる。ある時、榊に天人から直電が入り呼び出される。そこには保護区外を出た天沢少年がガラスケースの中に保護されていた・・・。食糧人類RE56話のネタバレを見ていきましょう!
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食糧人類REネタバレ57話
天人社会
地球の真実を知った榊はその日から十数年後、警視庁に入朝した。その後は治安維持に反対する宗教団体の取締に向かい、入り口で”宗教禁止法違反”の容疑で家宅捜索の令状をかざした。中には崇拝するための偶像が安置されており、警視庁の人間を見た信徒たちが自らの体に火をつけ、その場は大火事になったことがあった。
家に帰った榊は今日あったことを振り返っていた。籠の外を見ようとする鳥、そしてそんな鳥を殺す仕事をする榊。天人が準備した籠に気づくものはおそらくいないが、それでも外に意識が向いている存在が確実に存在する。宗教弾圧も天人の他に崇拝対象を作らないためのものであり、榊はそのために何万人もの人間を殺してきている。罪悪感がないわけがない。
天沢の過去
そして携帯の着信音で目を覚まし、見ると”あの方達”からの着信だった。指定された場所にはガラスケースに入った小さな子供が眠っていた。
天人により・・・
- この子供は保護区域外の倉庫に隠れていたところを保護された
- そのエリアの近くの海岸に座礁した小型船舶が見つかった
- 船から落下して近くの倉庫に隠れたのだろう
とのことを聞き、榊は子供を背負って統制庁に戻り、職員に子供を預けてその後の処遇を任せた。その際に「記憶のデリート」も促すと職員は多子家庭の大沢家に報奨として子供を養子に預けることを考えていた。
食糧人類RE考察57話
ここでようやく天沢の過去が描かれましたね。少し前に榊が天沢と面識があるようなことを言ってましたがようやくここで明かされました。というわけで今回もまとめていこうと思います。
宗教弾圧
先程も書いたように、この世界では宗教は禁止されているようですね。
というのもやはり「天人=神様」という認識にしており、その中でも一神教にしたいようですから天人以外の神様はこの世界的にNGなのです。とはいえ天人の目的は自身への崇拝ではなく、恐怖で支配する絶対神・天人の存在による人類の平和的存続です。どこまで真実なのかは分かりませんが、前回の内容を見る限りはそうらしいです。
なので他の宗教を弾圧して天人様への絶対的な崇拝を強いるというのは人間側の忖度なのかもしれません。『その方がいいですよねきっと』的な感じなのかもしれません。が、ひとまずこの世界では宗教は禁止されているようです。彼らは天沢と同じく”目覚めちゃった系”なのかどうかは微妙な部分ですが、それでも現体制を絶対的正義とみなしてはいないという点で目覚めちゃった系かもしれません。
吉永
書いてていつもより抽象度たけえなと思いました(笑)
天沢の過去
ここからはそこまで難しい話ではないので安心してください(笑)
作中で天沢大輝には両親がいました。前歯のないキモい母親と普通のサラリーマンの父。彼らが実の両親ではなく里親だったことが判明しました。榊が天沢・・・今回は大輝と呼びましょう、榊が大輝を天人から受け取った後に養子に出しておけということでした。なのであの船舶事故で本当の両親は死亡してしまったのかもしれませんね。
大沢家→天沢家
そして気になったのは大輝が養子に出されたと思われる家庭なのです。
あの時「養子に出しておけ」という榊に対して、職員は「多子家庭の大沢家に報奨として斡旋しては・・・」と言ってます。つまり大輝が養子に出された家は天沢家ではなく大沢家なのです。
・・・で、なんでやねんと思ったんですが、ここまで『食糧人類RE』を読んできた方々はこの「天」という漢字が何を意味するのかもう分かると思います。そうです、天人の「天」と思われます。
先程統制庁の人間により「多子家庭の大沢家に報奨として」とありますので、地上の暮らしにおいては天人人形に食わせるための人間を生産することは善、さらに多く産むことはもっと善。なので子供をかなり多く出荷していた大沢家は報奨として大輝の処遇を任され、この時に天人から「天」の文字を受け取ったと考えられます。
つまり天沢大輝の「天」は天人の「天」だったのではないかと考察が進みました。これまでで一番ちゃんと考察したような気がしています(笑)なんだか話が分かってきましたね!ここからが面白いところです!