食糧人類RE56話のネタバレを掲載しています!56話では、榊によりゲートをくぐった先で真の歴史が語られる。これまでの考察の総決算になるような事実のオンパレードであり、人類と天人の関係性を再度確認していきましょう。
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食糧人類REネタバレ56話
彼らこそがこの星の真の主である
地球は彼らの所有物であり、人間は天人が作った箱の中でちっぽけな幸福を享受しているに過ぎない。はるか昔、天人は母星にて食糧問題を乗り越えるために地球に飛来し、人類を食糧に選んだ。しかし人間の生殖能力を超えるスピードで”食事”をする天人は培養肉研究に着手するも、途中で生物災害が発生して天人にも深刻な被害が生じる。
その後は空気中の炭素からタンパク質を培養する技術を発明し、培養肉の大量生産が可能になった。同時に天人の個体数爆発の原因となっていた生殖方法を産卵を取りやめ、人工子宮とセックスロボットを開発。また自殺マシンを開発したことにより増えすぎた個体数を調整することが可能になっていた。
ここまでで、既に天人は培養肉技術があるため人間の存在は不要になると思われたが、榊の父によると「地上の1%土地を分け与えた上に保護対象としてくれた」らしい。しかし榊は天人が人間を食べている事実との矛盾を話すと、父は「地上に自分たちに似た人形を残した」と笑って話した。
- 人間は支配欲が強い愚かな生き物である
- 自らが地球の支配者ではないという事実に耐えられない
- 天人を地上の神とすることで愚かな野心を抱かなくなる→平和
ここまで話して榊の父は笑っていたが、その手首には切り傷がいくつもあった。
食糧人類RE考察56話
ようやくこれまでの考察の解決編ですね。やはりというか当然のように前作『食糧人類』から世界はつながっていました。ようやく確定できました。とはいえこれまでの流れが少しややこしいので時系列でまとめていきたいと思います。
時系列
地球に飛来して人類を食糧に選ぶ→食べすぎて再度食糧問題勃発
培養肉(増殖種)の研究に着手
伊江達により破壊される(生物災害)→天人の個体数激減
大気中の炭素からタンパク質を生成することに成功=培養肉完成
=この段階で人類は不要になったものの、慈悲深く人類を保護種に指定
こんな感じでしょうか。気になるのは前作『食糧人類』で伊江やナツネたちがゆりかごを破壊してから『食糧人類RE』に至るまでにどれくらいの時間が経過しているのかが気になります。個人的にはかなりの年月が経っていると考えられます。ベニクラゲになっていた山引とナツネも「数百年間生きていた」と言ってましたので、それくらいあれば価値観が変わるのにも十分な時間だと思われます。
天人もとんでもないですね。慈悲深く人類を保護してくれていたという話ですが、単なる侵略者ですよね(笑)勝手に地球に押しかけてきて殺しまくって「あ、食糧自給自足できるようになったからお前ら人類もういらんわw殺すのもなんだから勝手に暮らしてていいよ〜。でもオレらの監視下で、だけど。」ってことですよ。
榊家の葛藤
そしてこの事実が公表されれば辻の考えどおりに国民達はこれまで信じていた価値観、倫理観が一気に崩壊することで暴動状態となるでしょう。その矛先がどこに向かうのかはいまいち分かりませんが、警察や天人に向く可能性もあります。それに天人もりんどう62高校に来た時に普通にデカ目のハサミで殺されていますので、頑張れば普通に殺せるレベルの個体もいるはずです。
ひとまずは暴動が起きるため、榊家男子は代々この事実を隠蔽してきたとのことです。
まあ確かに。一応は天人の恐怖があって現在の平和が保たれているのであれば、それを守ったほうがいいのかもしれません。天人様がいるから犯罪を犯してはいけない、天人様がいるからはしたない行動をしてはいけない→マナーアップ!・・・みたいに悪いことばかりではないのかもしれません。
しかし見方によっては単に飼われているだけで、真の自由ではないですよね。単にボスの顔色を伺って「死」を一般化しているだけです。榊家は歴代がこの事実を知らされて国の、人類の暗部を知ることになるようですね。ひとまず言っておこう、お疲れ!