生徒死導のネタバレ32話33話34話です!ここでは、新たな火種である丸内友則は、毎日のように屋上からダイブしていた。沢田も谷川も、当然に五木もその様子に心を痛めていた。丸内の世界にない五木には丸内の心境は察することはできない。というわけで、生前の丸内を知る人間にコンタクトを取る。早速32話33話34話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ32話
彼の名前は丸内友則。生前はバドミントンの選手であり、火災事故にて亡くなっている。
沢田によると、丸内は度々校舎の屋上から見を投げ出しているとのことだった。いつものこと、と沢田は頭を痛めていたが、その行為に谷川は「非生産的」、五木は「悲しい」と真逆の考えを持っていた。そして校舎裏で空を見上げる丸内に話しかけに行くが、丸内はそっけない態度で五木を帰そうとするが・・・
ネタバレ33話
何度飛び降りる理由を聞いても答えてくれない丸内はどこかへ行ってしまった。職員室に戻り、情報を調べていると沢田に「体育館で運動したほうがいいぞ」と言われ、それを聞いて五木はなにかを思いついた。
校舎裏でごろ寝をしている丸内にバドミントンの試合を申し込むが、嫌がる丸内をなんとか説得して体育館に連れ出すことに成功した。
五木は運動神経には自信があったが、バドミントンは中学校以来やったことがなかった。そして丸内にサーブ権を譲り、そうして試合が始まった・・・
ネタバレ34話
東京都立白渕高等学校にやってきた五木は、大里晴信の姿を見つけて話しかけるも、警戒されて何も話してくれなかった。
晴信が去って行った後、七宝亜由美という女子生徒が声をかけてきてくれた。彼女はバドミントン部のマネージャーをしており、亜由美ならば丸内の未練を知っているはず。そう考えて五木は話を聞くことになった。
丸内は死後、天堂学園で成仏できずにいる
そんなことを言われても信じられるわけがない。亜由美は不穏がっていたが、五木の真剣な様子に話し出してくれた。
- 亜由美と丸内、そして大里は幼馴染だった
- やがて丸内と大里は亜由美と付き合う権利を賭けていがみ合うようになった
- 過去には二人でダブルスを組んで全国優勝したこともあった
そんな中、亜由美の気持ちとは・・・
感想
カンナ
スポーツと恋愛なんて、青春ど真ん中のお話です。
今となっては昔の話ですが、そんな人生でも一番楽しい時期に死んでしまったらそれは成仏できませんね・・・
丸内友則
バドミントンの才能ある選手としての彼の過去と、現在の屋上からの飛び降りる行為の間には、何らかの深い悩みや背景があると予測されます。沢田と谷川の反応も、それぞれの性格や価値観を示しており、特に五木の「悲しい」という感想は、彼の敏感さや他者への共感を強く示しています。
体育館でのバドミントンの試合は、丸内の過去と現在の心情を物語るキーシーンの一つとして描かれているように思います。五木の挑戦は、丸内の心を動かすためのアプローチとして考えられ、その中で丸内の未練や悩みが明らかになるでしょう。
また、七宝亜由美との関係性も物語の中核となる要素として感じられます。彼女の情報提供や、丸内との幼馴染の関係、さらに大里晴信との三角関係は、丸内の心の中の葛藤や未練の原因として描かれていると予測されます。
未練の内訳
死してなお、成仏できない理由にはどんなものがあるのでしょうか???
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恋愛感情: 亜由美との関係から、丸内は彼女に対して特別な感情を抱いていた可能性が高い。大里との間で「亜由美と付き合う権利を賭けていがみ合う」という記述から、丸内が亜由美を巡る恋愛感情のもつれや競争心を抱えていたことが考えられます。
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友情と裏切り: 大里とは幼馴染で、かつてはダブルスを組んで全国優勝したこともあるとのこと。この成功体験から、二人はかつては非常に親しい関係だったと思われます。
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バドミントンとの関係: バドミントン選手としての丸内のプライドや自身への期待、さらにはダブルスでの成功体験とのギャップなど、スポーツに対する情熱や挫折も彼の未練として残っているかもしれません。
七宝亜由美との関係
亜由美はバドミントン部のマネージャーとして、丸内や大里との関係が深い。三人は幼馴染としての関係性を持ち、特に丸内と大里が彼女を巡って競争していたことから、彼女は二人の間の緊張や対立の原因となっているかもしれません。
しかし、彼女自身がどちらの気持ちに傾いていたのか、または彼女自身が二人の関係にどのような思いを抱いていたのかは明らかでない。
大里晴信との関係
大里と丸内はかつてのダブルスパートナーであり、成功体験を共有している。しかし、亜由美を巡る競争により、友情は裏切りや競争心に変わってしまったと考えられます。大里が警戒して何も話してくれなかったという点から、彼には何らかの罪悪感や隠している真実がある可能性も考えられます。
カンナ
しかし高校時代で歩みを止めざるを得なかった人からしたら”あの頃”ではなく”今現在”なのです。
そうすれば成仏なんてできるわけ無いですね。
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丸内友則