生徒死導のネタバレ35話36話です!ここでは、五木の言葉に心を開いた亜由美により、丸内友則の過去が明かされる。丸内と大里、そして自身との関係を語り、そして丸内が天堂学園に在籍することになった直接的な経緯について知ることになった・・・。早速話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ35話
丸内は突然両親の転勤により引っ越すことになってしまった。
大里は当然に憤り、バドミントンの大会もそうだが、それ以上に亜由美を賭けた勝負もまだ途中だった。そして丸内は「亜由美を頼んだ」と残し、体育館を出ていった。後日、亜由美は自分の気持ちに正直になり、丸内に対する好意を打ち明けた。
しかし丸内はその告白を断ると、それを聞いていた大里が丸内を殴りつけた。何を言われても丸内は抵抗せず、そのまま出ていった。当然、誰の本意でもない。悲しみにくれる亜由美だったが、大里と丸内が入るLINEグループからの通知が届いていた・・・
ネタバレ36話
大里との最後の勝負に丸内は来なかった。いや、行けなかった。
丸内は火事に巻き込まれ、隣に住む子供を助けるために命を落としていた。それ以降亜由美とおおざとも話すことが少なくなっていた・・・
そんな話を聞いた五木は、亜由美と大里を天堂学園に連れて行くことを決めた。もちろん、かわいい生徒のために。
感想
吉永
青春時代に命を落としてしまった丸内が現世に縛られているのもいわば当然だと思います。
親友もライバルもいるし、なによりも好きな子も自分のことを好きだったなんて・・・そんな状況で死んでしまうなんて辛すぎます。
3人の関係性
丸内、大里、亜由美の三者間の複雑な関係が、深いドラマと感情のもつれとして物語を豊かにしています。感情的な高まりや衝突が続く中で、亜由美の心の動きや彼女の真摯な選択、そしてそれに伴う大里と丸内の対立は非常に心を引きつけられる展開となっています。
丸内の突然の転居は、すでに彼の心の中で何かを決意していたことを示唆しています。そして、大里の怒りや憤りは、バドミントンだけでなく、三人の間の深い絆や複雑な感情の絡み合いを示しています。丸内の「亜由美を頼んだ」という言葉は、彼の亜由美に対する深い気遣いや、彼自身が抱える苦しみや決意を感じさせます。
また、亜由美の告白に対する丸内の断りと、それを目の当たりにした大里の暴力的な行為は、三者間の感情のピークを迎えている瞬間と言えるでしょう。丸内の抵抗しない態度は、彼の内面に秘められた感情や事情を強く示唆しています。
そして、最も衝撃的な展開として、丸内が火事で命を失っていたという事実が明らかになります。これは、彼の命を絶つきっかけや彼の心の葛藤、そして大里や亜由美との関係の深さを物語っています。
カンナ
この選択が、物語の新しい展開や三人の心の解決への一歩となることを期待しています。
丸内友則
そして丸内の人間性についても明らかになりましたね。
無愛想な丸内ですが、実際にはそんなことなかったんですね。
丸内は「亜由美を頼んだ」という言葉で、彼女に対する深い気遣いや思いやりを見せています。これは、彼が自分の選択や状況よりも、亜由美の幸福や安寧を優先して考える性格であることを示唆しています。
丸内が火事の際、隣に住む子供を助けるために命を落としていることから、彼は自己犠牲的な面を持っていることが伺えます。この行動は、彼が他者の安全や幸福を自分の命よりも大切に考える、非常に優れた道徳心を持った人物であることを示しています。
亜由美の告白を断った一方で、大里との間の競争や対立が続いていたことは、彼が自身の感情や過去の出来事との葛藤を抱えていたことを示しています。彼の心の中には、愛情や友情、競争心や自己犠牲など、さまざまな感情や価値観が入り混じっている可能性が高いです。同時に大里に殴られた後も抵抗せず、また亜由美の告白に対しても断るなど、丸内は自分の心の中の感情や考えを外に出さない、内向的な性格の持ち主であると感じられます。
カンナ
次回、大里と亜由美との再会を経て、どのように彼は変わっていくのでしょうか。