娘がいじめをしていましたのネタバレ3話です！3話では、愛の行動が引き起こした家庭内の緊張と、カナコの過去のいじめ体験が重なり合い、深い内省へと導かれる。カナコは愛のために怒り、自身の過去がその怒りの背後にあることを認識していた。土曜日の朝、馬場家への謝罪へと向かうカナコは、この複雑な感情を解きほぐそうとしていた。早速3話のネタバレを見ていきましょう！
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ネタバレ3話
気まずい食卓の後、愛は静に寝息を立てていた。
カナコも冷静さを失ったことを謝り、祐介も自分の認識の甘さを恥じていた。カナコは自分が割れを失ってまで怒った理由を考えると、もちろん愛のためということもあるが、自身過去にいじめられていたときの経験も大きな要因であると感じていた。いじめている側は単なる遊びのつもりで、口では謝っても心から謝っているわけではない。そのことを知っているからである。
学生時代、学校に行くとカナコの机には花が供えられていたり、机が倒されていたり、教師から話を聞かせても、主犯はヘラヘラとしているだけだった。結局反省せず、法の裁きを受けることもなく、今でもカナコは奴らのことを許してはいなかった。そんな人として最低の行為を自分の娘が行っていることを知り、愛は一生小春に恨まれるかもしれないと思った。
母親として、愛のことを信じて味方であり続けなければならない。しかしいじめっ子を許すこともできない、その夜はなかなか寝れなかった。
土曜日の朝、車に乗り馬場家へと向かう。謝る機会をもらえただけまだマシだと思う。今日許してもらえればそれで終わりにできるからだ。そして馬場家の家の裏に車を停め、チャイムを押す。ゆっくりと中から出てきた千春は怒っている様子はなく「わざわざ足を運んでいただいてすみません」「愛ちゃんも久しぶりだね」と出迎えてくれた。
中へ通されてひたすらに頭を下げるカナコと祐介、そして愛。謝罪を聞いていた千春は冷静に、子供同士の問題に口を出してしまったことに謝罪をした。
- 小春があれから部屋に引きこもっている
- 赤木家に電話をしないでほしいと話している
- 学校も何もしてくれないので今回の話し合いに至った
- 小春は愛に会いたくないと話している
そして家を出て再度頭を下げると、家の奥から小春がこちらを見ていた。車の中で、カナコは小春が顔を出してくれた理由が分からなかった・・・
感想3話
カンナ
仮に私の子供がいじめられたら、直接会うこともなく学校に電話して対応してもらいます。その対応が気に食わなかったら弁護士と話します。
いじめを軽く考える教職者、主犯には理解してもらえるとは思っていないからかもしれません。
小春が顔を出した理由考察
小春が愛の顔を見に行った理由には、いくつかの可能性が考えられます。まず、小春は愛に対してまだ何らかの感情を抱いている可能性があります。これは愛情や友情ではなく、解決されていない怒りや悲しみのような、より複雑な感情かもしれません。小春は愛に対して自分の感情を直接表現することで、過去のいじめに対するある種の解決求めているのかもしれません。
また、小春は自分自身の成長や変化を愛に見せつけたいと考えているかもしれません。いじめられた過去を乗り越え、より強く、自信を持った自分を示すことで、過去の自分を乗り越えたことを証明したいという心理が働いている可能性があります。
さらに、小春は愛の現在の状況や変化を知りたいという好奇心から行動しているかもしれません。人は時に、自分を傷つけた人々のその後がどうなったのか、彼らが変わったのかどうかを知りたくなることがあります。これは、過去の出来事に対する理解を深め、自分自身の経験を処理する一環として起こることがあります。
カンナ
確かにいじめられた経験を持つカナコも、いじめっ子のことは大人になった今でも許していない、殺意があると語っていました。
小春はまだ愛に対して許してくれる可能性があったのかもしれません。そしてその確認として、愛を見たときの自分の感情を確かめようとした可能性もありますね。
いじめっ子に対する心情
小春は愛の謝罪に対して不信感を抱いていた可能性があります。過去のいじめによる深い傷から、愛の謝罪が真実か、自己中心的な動機に基づいているのではないかと疑っていたのかもしれません。また、愛の突然の訪問と謝罪により、小春の中で過去の痛みや怒りが再燃した可能性があります。これは、彼女がこれらの感情をまだ生々しく、処理していないことを示しています。
突然の謝罪は、彼女がこれまでに築いてきた感情の処理に影響を与えた可能性があります。彼女は愛の謝罪を冷淡に受け止めていたことも考えられます。これは、彼女が愛に対してもはや何の感情も持っていない、あるいは自分の感情を守るために感情を表に出さないようにしていることを示唆しています。この状況は、小春に自分自身と自分の感情について深く考えさせる機会を提供したかもしれません。
一方で、愛が謝罪に来たことで、小春はある種の安堵感を感じていたかもしれません。これは、愛が過去の行動に責任を感じていることの認識や、少なくとも表面上は問題に向き合おうとしていることに対する安堵感です。これらの感情は、小春の個人的な経験、性格、過去のいじめに対する彼女の処理の仕方に大きく依存します。重要なのは、彼女が自分の感情を理解し、健康的な方法でそれらを処理するためのサポートを受けることです。
カンナ
愛はまだ幼いこともあり、なかなか現状を理解できていないのかもしれません。それはすなわち心からの謝罪ではないということ。
小春は愛よりも当事者意識が強く、愛を厳しい目で見ています。誠意の有無をより厳しく判断しているため、それがないとわかったことで、愛に失望したのかもしれませんね。
小春も愛も元々仲が良かったはずなのに、どうしてこうなってしまったんでしょうかね・・・
年間50万円以上電子コミックを年間200冊以上読んでいる吉永が、実際に読んでみて面白かったマンガをご紹介します。1番好きなマンガジャンルはホラー系×エロですが、グロホラーから純粋恋愛モノまで何でも読みます。一番は『変な家』と『ガンニバル』、恩人は『小悪魔教師サイコ』の葛西小春、思い出のマンガは『ゾンビのあふれた俺だけが襲われない』です。
■利用している電子コミック：最推しのコミックシーモア、独占多しのめちゃコミ、最強クーポンのDMMブックス
