更年期障害で女性としての自信を失いつつある主人公の広瀬千秋。不妊治療もしていたが、更年期が発覚した直後に夫の不倫が発覚してしまう。
しかも夫の不倫相手は会社の部下の一ノ瀬麻友だったという衝撃の事実を知り落ち込む。そして、千秋は高校時代の初恋相手、佐伯光の悲報を聞く。
さらに落ち込む中、佐伯光にそっくりな青年、ヒロが千秋の目の前に現れる。
吉永
調べてみるとコミックシーモアで独占配信されていたので、今のうちに読んでみてください。
おすすめポイント
1. 共感できるリアルな夫婦関係の描写
主人公の千秋がモラハラや不倫という辛い状況に直面し、それを乗り越えようとする姿は、多くの読者に共感を呼びます。特に「夫婦じまい」というテーマは、夫婦関係を改めて考えるきっかけを与える内容となっています。
2. 再生と自立を描く感動的なストーリー
千秋が自分を見つめ直し、新しい人生を切り開こうとする過程が感動的に描かれています。夫婦関係の問題を描くだけでなく、新たな恋や自立の可能性を示す前向きなメッセージも含まれています。
3. ミステリアスなキャラクターの存在
千秋の初恋の相手にそっくりな青年・ヒロの登場が物語に興味を引きつけます。彼が物語にどう関わり、千秋の人生にどんな影響を与えるのかが読者を惹きつけるポイントです。
4. 女性目線のリアルな問題提起
更年期障害、不妊治療の挫折、夫の不倫、モラハラなど、アラフォー女性が直面しやすい現実の問題をテーマにしており、リアルな視点で描かれています。特に、専業主婦としての千秋の葛藤が、現代社会における女性の生き方を問いかけます。
5. 絵柄とストーリーテリングの魅力
落ち着いた絵柄と丁寧な心理描写が特徴で、ストーリーの流れも感情に訴えかけるように構成されています。派手な展開に頼らず、細やかな感情の揺れを描く点が評価されています。
このように、「夫婦じまい」は辛い現実と再生への希望をテーマにし、読者に感動を与える作品です。夫婦関係や自己実現に悩む方には特におすすめの一作です。
全体の印象
女性の再生や自己発見をテーマにした作品であり、苦しい状況に陥った主人公がどのように新たな人生を切り開いていくのかが注目ポイントです。これから千秋がヒロとどのような関係を築いていくのか、また夫との対立がどのように解決していくのかが気になる展開です。
第1話
「夫婦じまい」は、44歳の専業主婦・広瀬千秋が主人公です。千秋は更年期障害に苦しみ、不妊治療を諦めた後、夫の部下である若い女性・一ノ瀬麻友から「ご主人の子は私が産みます」と言われ、夫の不倫を知ることになります。
その後、千秋は高校時代の初恋の相手である佐伯光の死を知り、失意の中で彼によく似た23歳の青年・ヒロと出会います。この出会いをきっかけに、千秋はモラハラ夫との関係を見直し、「夫婦じまい(夫婦関係の清算)」を目指して自立を図るストーリーです。
感想
第1話では、千秋が夫からのモラハラや不倫という現実に直面する苦しさが描かれています。
読者からは「主人公の状況が辛すぎる」という声や、「初恋の相手に似たヒロとの関わりがどのように千秋を変えていくのか興味を引かれる」という感想が多く見られました。また、不倫をテーマにした物語のため、倫理観を問う内容にもなっており、読者間で議論が盛り上がっています。一方で、夫婦関係や自己実現にフォーカスした物語として、今後の展開に期待する人も多いです。
第2話
主人公・千秋がさらに苦難に直面します。夫・誠の不倫が職場で公にされ、夫の社会的立場が崩れていく様子が描かれます。一方で、千秋は高校時代の初恋相手・佐伯光に似た青年・HIROとの出会いをきっかけに、新たな展開を迎えます。HIROは光の息子であり、千秋に特別な感情を抱いていることが明らかになります。
感想
この話では、誠の不倫の代償が明らかになる一方で、千秋が過去と現在の繋がりを見出し、少しずつ自分を取り戻す兆しが見えます。千秋の心理描写と、HIROの存在が物語に新たな深みを与えています。誠の行動や周囲の反応にはリアリティがあり、読者を引き込む展開が続きます。
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第3話
千秋の家庭環境にさらなる波乱が描かれています。夫・誠の不倫が発覚するだけでなく、その証拠が社内に拡散され、誠のキャリアにも影響を及ぼします。一方で、千秋は初恋相手・佐伯光によく似た青年ヒロとの交流を通じて、自己を取り戻し始める兆しが見られます。
感想
千秋が不倫やモラハラに直面しながらも、自分を支える新たな存在を見つけていく展開が魅力です。特に、ヒロが光の息子である可能性が示唆される点は物語に深みを加えています。また、誠の不倫が職場で暴露されるというカタルシス的な展開により、物語の緊張感が高まりました。千秋がどう自立していくのか、また夫婦の行方がどうなるのかが非常に気になります
第4話
千秋が夫・誠のモラハラや不倫に耐えかねて、ついに自宅を出ていく展開が描かれています。誠の会社での不倫が公にされ、立場を失った彼は、開き直って千秋に対しても更に横暴な態度を取ります。千秋は夫からの身体的な接触を拒否し、自宅を出て実家へ向かう途中、駅のベンチで光の息子であるヒロに再会します。彼らは思い出の場所を訪れるため、列車に乗ることになります
感想
このエピソードでは、千秋の決意とヒロとの絆がより深く描かれています。千秋が自らの人生を取り戻そうとする姿勢に共感が持てます。また、ヒロが父親の記憶と千秋への想いを大切にしつつ、彼女を支える存在として描かれる点が印象的です。一方で、誠の態度には嫌悪感を抱かざるを得ず、彼の報いが描かれるシーンはスカッとした気持ちを与えます。今後の千秋とヒロの関係性がどのように展開するのか、ますます気になります
第5話
千秋が人気歌手・HIROとじっくり話す機会を得ます。HIROは実は千秋の初恋相手・光の息子であり、母親を早くに亡くし、父親の光も数年前に病気で亡くしていたことが明かされます。光の遺品を整理していた際、千秋への想いが綴られた詩を見つけたHIROは、自分が有名になれば千秋に会えるかもしれないと信じ、歌手活動を続けてきたのです。
千秋はHIROの話に涙を流し、感動しますが、HIROが人気歌手であるため二人の関係が噂になる可能性も懸念されます。一方、千秋の夫である誠は、職場で不倫が暴露されて立場を失い、さらに家庭内でも問題が深刻化していきます
感想
第5話では、物語の背景が深く掘り下げられ、千秋とHIROの繋がりが感動的に描かれています。光の息子であるHIROが父親の想いを胸に抱きながら千秋を探し出す展開は、心温まると同時に運命的なドラマを感じさせます。また、モラハラ夫・誠の不倫問題が職場で明るみに出て、物語はさらに波乱の展開を迎える兆しがあります。これから千秋がどのような選択をしていくのか、大いに注目されるエピソードです。物語は感情的な揺れ動きと現実の厳しさが交錯する形で進んでおり、読者にとっても引き込まれる内容となっています。
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