漫画「マイ・ワンナイト・ルール」 をネタバレ解説します。
33歳の会社員・成海綾が性欲と理性の間で葛藤しながら、自分の性衝動に悩む姿を描いた作品です。
恋人が8年もいない彼女は、男性に触れたい、抱かれたいという欲求を抱えつつ、女性が性欲を公然と表現することに対する社会的な偏見に悩んでいます。
吉永
目次
マイ・ワンナイト・ルール TVドラマ化決定
なかおもとこ氏による同名の電子コミックを原作としたドラマで、2025年1月7日(火)深夜24:30からテレビ東京系列で放送開始予定です。
あらすじ: 33歳の独身女性・成海綾(足立梨花)は、「彼氏はいない。けれどセックスはしたい」という性衝動に悩んでいます。後悔しないように性欲を解消するための“マイルール”を作り、“ワンナイト”の恋を実践する姿を描いたラブコメディです。
主なキャスト:
- 成海綾(なるみ あや):足立梨花
- 堂島吾郎(どうじま ごろう):平岡祐太
- 坂崎マリ(さかざき まり):中田青渚
- 前田律(まえだ りつ):木村了
- 黒木リサ(くろき りさ):花柳のぞみ
- 叶美琴(かのう みこと):酒井若菜
また、主題歌はシンガー・ソングライターのLittle Black Dressによる「PLAY GIRL」、エンディングテーマはアーバンポップユニットOffo tokyoの「Your Song」に決定しています。
ドラマはテレビ東京、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送で放送され、テレビ大阪では2025年1月10日(金)深夜26:00から放送予定です。
また、広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東サイト・TVer・Lemino)で見逃し配信も行われます。
主な登場人物紹介
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成海 綾(なるみ あや)(演:足立梨花)
- 33歳の独身女性で、仕事に忙しい日々を送る。彼女は恋愛に積極的ではなく、セックスへの欲望はあるものの、心の中では自分の価値観や将来に対して悩みを抱えている。性欲と恋愛を切り離して考えようとするが、ワンナイトラブでセックス欲求を解消しようとする。
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堂島 吾郎(どうじま ごろう)(演:平岡祐太)
- 綾の同僚であり、彼女に対して淡い恋心を抱いている。優しく、頼りになる存在で、成海にとっては理想的な相手ともいえるが、彼女がワンナイトラブに逃げることを理解しきれず、彼女に対して積極的にアプローチをする。
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坂崎 マリ(さかざき まり)(演:中田青渚)
- 綾の親友であり、彼女の恋愛やワンナイトラブに対する考え方に対してアドバイスをすることが多い。彼女自身も恋愛に対して前向きで、成海の行動を理解し、時に助言し、時に一緒に遊びに行くなど、綾の気持ちを支える役割を果たしている。
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前田 律(まえだ りつ)(演:木村了)
- 綾の友人であり、堂島とは異なるタイプの男性で、恋愛において自由な考え方を持っている。彼は自分自身を恋愛において束縛されることなく楽しんでいるが、成海に対しては何かと気になる存在。
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黒木 リサ(くろき りさ)(演:花柳のぞみ)
- 綾の同僚であり、堂島に好意を抱いているが、堂島が成海に向けている感情に気づき、少し嫉妬する場面も。リサは積極的に恋愛をしているが、成海とは異なり、理想の恋愛を追い求めるタイプ。
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叶 美琴(かのう みこと)(演:酒井若菜)
- 綾の先輩であり、恋愛に対して少し冷めた考えを持っている。自身の過去の経験から恋愛に対して悲観的な部分があり、成海に対しても現実的なアドバイスをすることが多い。
吉永
各話のネタバレあらすじはこちら
1話 | 2話 | 3話 |
4話 | 5話 | 6話 |
マイ・ワンナイト・ルール ネタバレあらすじ
第1話ネタバレ
33歳の綾は、働く女性として忙しい日々を送る中、自身の性的な衝動に悩んでいた。男性に触れたい、抱きしめられたいという欲求を抱えていながら、恋人のいない生活が8年も続いている状況だった。また、女性が欲望を表にすることに対する社会の視線を気にし、心の内を隠していた。
そんな彼女に転機が訪れる。ある日、チャラい雰囲気の上司・堂島から飲みに誘われ、食事の席で自身の悩みを初めて打ち明けたのだった。堂島はそれを受けてワンナイトを提案。綾は迷いながらも、その誘いを受ける決意をする。
ただし、後悔を残さないため、綾は自分なりの【マイルール】を設定し、そのルールを守りながら新しい経験に挑むことを心に決めた。
感想
一夜限りの関係から始まる恋愛が描かれているため、最初は軽い恋愛ものかと思いきや、意外にも深い感情や人間関係が掘り下げられています。
特に、自由で無責任な男性が、だんだんと本気で女性に向き合っていく姿には心温まるものがあります。彼の成長や変化が丁寧に描かれており、単なる一夜の関係が徐々に深い絆へと発展していく過程が見どころです。
吉永
第2話ネタバレ
成海は、上司の堂島からの突然の誘いに動揺しながらも、彼の魅力に心が揺れる自分を必死に抑えました。欲望に流されそうになりながらも、最終的には冷静さを取り戻し、踏みとどまります。
その後、成海は自らの心を守るために「ワンナイトルール」という5つの条件を設定しました。これらのルールを満たす相手としか関係を持たないと決めたのです。しかし、理想的な相手はなかなか現れず、成海の計画は思うように進みません。
そんな中、翌日には堂島や後輩のマリからアドバイスを受け、成海は自分をより魅力的に見せるために男性受けするメイクやファッションを取り入れることを決意。新たな出会いを求めて、期待を胸に夜の街へ繰り出すことにしたのでした。
感想
成海の内面的な葛藤や成長が描かれていて、とても引き込まれました。堂島からのお誘いに動揺しながらも、欲望に流されず、自分の理想とルールを設定する成海の姿勢が印象的です。
自分を守るためにルールを設け、理想的な相手を待つ彼女の決意には共感できる部分が多いです。
一方で、理想の男性が現れない現実に直面し、成海がどう向き合っていくのかが気になります。
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第3話ネタバレ
成海は、自分の設定した条件をすべて満たすわけではないものの、いくつかの条件をクリアする男性と出会います。しかし、そのチャンスを逃してしまい、失意の中で途方に暮れていました。
そんな時、偶然通りかかった堂島が成海の勝負服を目にし、「綺麗だな」と一言だけ声をかけて去っていきます。そのさりげない褒め言葉に成海は胸が高鳴りますが、上司である堂島とは一線を越えないと改めて決意します。
新たな出会いを求めて、成海はマッチングアプリで真剣な恋活を始め、理想に近い男性と順調に進展していくように思えました。しかし、そんな矢先、堂島から突然合コンに誘われ、再び彼との関わりが生まれることに。成海の心は再び揺れ動くのでした。
感想
成海の心の葛藤と成長が繊細に描かれていて、非常に共感を呼びます。条件を満たした男性と出会ったものの、そのチャンスを逃してしまう場面は、現実的であり、誰しもが経験するかもしれないジレンマを感じさせます。
成海が堂島に対して抱くドキドキ感も、単なる恋愛感情だけでなく、上司としての距離感や自分のルールを守ろうとする気持ちが交錯しているところが魅力的です。
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第4話ネタバレ
悩みに悩んだ末、成海は土曜日に開催される合コンに参加することを決めました。しかし、直近でアプローチしてきた堂島がその合コンに誘ってきたことに、成海は少しモヤモヤした気持ちを抱えていました。
気を取り直して迎えた当日、集められた女性陣は全員年下で、成海は早速出遅れてしまいます。彼女は堂島に助けを求めようとしますが、堂島はすでに可愛い女性に目を向けており、成海の思いとは裏腹に、彼の関心は別の方向に向かっているようでした。
そんな中、堂島の大学時代の後輩である前田に声を掛けられ、最低限の会話を交わすことに。
その後、トイレの前で堂島と再び出会うことになります…。
感想
成海の心情が複雑に描かれており、非常に共感できました。堂島からの誘いにモヤモヤしつつも、合コンに参加する決断をする成海の葛藤がリアルで、彼女の気持ちの揺れ動きがよく伝わってきます。
特に、堂島が他の可愛い女性に目を向ける場面では、成海が感じる疎外感や不安が強調されており、その気持ちに共感せざるを得ません。
吉永
第5話ネタバレ
男性との情事に興奮冷めやらぬ成海。長らくため込んできた性的な衝動を一気に解放し、堂島の欲望に応じることを決意しました。一夜限りの関係であるべきであったにも関わらず、成海は後悔の念を持ちませんでした。
最終的には、自分の感情に素直になるための特別なルールを確立することで、成海は自分の気持ちに向き合うことに決意しました。
感想
成海が自身の欲望に従い、堂島との関係を進展させる様子が描かれていますが、同時にその後の感情の整理にも焦点を当てています。
成海が一夜限りの関係を選ぶことで得た満足感と、その後に生まれる気持ちの整理が描写されています。彼女が自分自身の感情と向き合う決意を固めるシーンは、内面的な成長を象徴しているようにも感じられます。
吉永
マイ・ワンナイト・ルール 最終回の結末予想
最終回の結末を予想すると、成海綾が性欲と恋愛の葛藤を乗り越え、最終的に自分の気持ちを受け入れる形で終わるのではないかと思います。
物語の中で成海綾は、ワンナイトラブという手段で恋愛の感情を紛らわせていましたが、堂島吾郎との関係が進展するにつれて、ただのセックスでは満たされない感情に気づきます。
最終回では、彼女が自分の欲望と向き合い、堂島との関係がどう発展するのか、あるいは堂島と別れを告げ、より成熟した形で本当の恋愛を見つけるのかが焦点となりそうです。
吉永
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