漫画「ウィズレイン王国物語 ~竜が花嫁~」をネタバレ解説
勇者とその相棒である竜によって拓かれた国、ウィズレイン。男爵家の養子として冷遇されてきたエルナは、ある日、水をかけられたことをきっかけに、自身の前世が国を守護した伝説の竜だったことを思い出す。
かつて「人間になりたい」と願い、転生を果たしたエルナは、その事実を受け入れ、虐げられる日々さえ気にならなくなる。しかし国では、勇者の遺した言葉に従い、成人した娘の中から竜の生まれ変わりを探していた。
エルナも義姉ローラとともに王宮へ向かうが、ローラがエルナから奪った石が竜の鱗だと判明し、彼女が生まれ変わりだと誤認されてしまう。
吉永
ウィズレイン王国物語 ~竜が花嫁~ 主な登場人物紹介
エルナ(主人公)
男爵家の養子として冷遇されてきた少女。しかし、水をかけられたことをきっかけに、前世が国を守護した伝説の竜だったことを思い出す。かつて「人間になりたい」と願い、転生を果たしたが、今度は竜の生まれ変わりを探す試練に巻き込まれてしまう。義姉ローラの策略により、自身が竜の生まれ変わりだと気づかれずにいるが、王宮で出会った国王クロスを見た瞬間、彼が勇者の生まれ変わりだと確信する。前世の記憶を持ちながらも、人として生きる意味を模索していく。
クロス(若き国王)
ウィズレインの国王。勇者の生まれ変わりだが、前世の記憶を持っていない。エルナと出会うことで運命が動き出す。エルナをどこか特別に感じるが、その理由を知らず、彼女との関係がどう変化していくのかが見どころ。
ローラ(エルナの義姉)
男爵家の嫡出の娘で、エルナを虐げてきた人物。偶然にもエルナの竜の鱗を持っていたため、竜の生まれ変わりと誤認される。権力を得るためにこの誤解を利用しようとする可能性も……?
吉永
作者「雨傘ヒョウゴ」さんとは?
雨傘ヒョウゴは、日本の小説家で、主に異世界恋愛やファンタジー作品を手掛けています。彼女の作品は「小説家になろう」や「カクヨム」などのウェブサイトで公開されており、いくつかは書籍化やコミカライズもされています。代表的な作品には以下のものがあります:
ポンコツスキルしか使えない悪役魔女だけど、テイムしたパリピなスライムたちと強く生きます!
テイムしたスライムたちと共に生きる悪役魔女の物語で、2024年11月19日に第1巻が発売されました。
暁の魔女レイシーは自由に生きたい
魔王討伐後、のんびりとお店を開く魔女レイシーの物語で、2023年2月25日に第1巻が発売されました。
ウィズレイン王国物語
前世で国を守った竜として生まれ変わった少女の物語で、2023年8月25日に第1巻が発売されました。
庭師と騎士のないしょ話 真夜中のお茶会は恋の秘密を添えて
庭師と騎士の秘密の関係を描いた作品で、2024年3月1日に発売されました。
手芸喫茶『自由時間』へようこそ ~編み物は、幸せの桜色~
編み物を通じて成長する主人公を描いた物語で、ウェブ上で公開されています。
雨傘ヒョウゴの作品は、コミックシーモアなどの電子書籍プラットフォームで配信されており、コミカライズ版も楽しむことができます。彼女の公式ウェブサイトやSNSでは、最新の活動情報や作品の更新情報が随時公開されています。
ウィズレイン王国物語 ~竜が花嫁~ ネタバレあらすじはこちら
1話 | ||
第1話ネタバレ
勇者と相棒の竜によって拓かれた国、ウィズレイン。男爵家の養子であるエルナは、義姉ローラに虐げられる日々を送っていた。だがある日、水をかけられたことをきっかけに、自身の前世が国を守護した伝説の竜であることを思い出す。
かつて勇者と共に戦い、「人間になりたい」と願ったエルナは、転生したことを喜び、虐げられる境遇も気にならなくなる。そうして“人生”を謳歌し始めた彼女だったが、国では勇者の遺した言葉に従い、成人した娘の中から竜の生まれ変わりを探していた。エルナもローラとともに王宮へ向かうが、ローラがエルナから奪い取って身につけていた石が、竜の鱗だと判明。彼女こそが生まれ変わりだと誤認されてしまう。
その時、若き国王・クロスが現れる。彼と目が合った瞬間、エルナは確信した。「この人は、あの勇者の生まれ変わり――!」
しかし、クロスには前世の記憶がないようで……?
これは、竜の少女が前世の友と再会し、人として生きる意味を見つける物語。
感想
これはまさに、“人外転生もの”の新たな魅力を引き出した作品!前世が竜で、しかも国を守護した伝説の存在というだけでもワクワクするのに、その相棒だった勇者と転生後に再会する――という展開がたまらない!
エルナが「人間になりたい」と願い、転生を果たしたのに、今度は“竜の生まれ変わり”を探す国の試練に巻き込まれるのが面白い。さらに、竜だった証である鱗を義姉ローラに奪われ、彼女が生まれ変わりだと勘違いされるなんて、まさに波乱の幕開け。
そして、最大の見どころは国王クロスとの再会!目が合った瞬間に「この人こそ、あの勇者!」と確信するエルナの胸の高鳴りが伝わってくる。けれど、肝心のクロスには前世の記憶がない⁉ このすれ違いが、物語にどんなドラマを生むのか気になって仕方がない。
吉永
ウィズレイン王国物語 ~竜が花嫁~ 最終回の結末予想
物語の鍵となるのは、クロスが前世の記憶を取り戻すのか? そして、エルナが“竜としての自分”と“人間としての生き方”をどう折り合いをつけるのか? という2つのポイント。
① クロスが記憶を取り戻し、エルナとの絆を再確認する
エルナと関わるうちに、クロスは次第に彼女に惹かれていく。しかし、なぜか説明できないほど特別に感じるエルナに対し、違和感を抱き続ける。そして、何かのきっかけで前世の記憶がフラッシュバック!
「お前だったのか、俺の相棒は――!」
かつて戦場で背中を預けた竜の正体が、今目の前にいる少女だったと知り、衝撃を受けるクロス。エルナにとっては待ち望んでいた瞬間だが、同時に「彼は勇者としてではなく、今のクロスとして私を見てくれるのか?」という不安も……。
② ローラの嘘が暴かれ、エルナが真の竜の生まれ変わりだと判明
ローラは最初は誤認されただけだったが、次第に自分を本物として扱うことに味をしめ、権力を手に入れようと企む。しかし、竜の力の覚醒イベントが発生! 本物でないローラは対応できず、周囲も異変に気づく。
その瞬間、エルナの本当の力が発動し、彼女こそが竜の生まれ変わりであることが明らかに! しかし、もう“竜”として生きるのではなく、“人間”としての人生を選びたいとエルナは決意する。
③ エルナは人間として生きることを選び、クロスと共に歩む
王国にとって竜の生まれ変わりは重要な存在。しかし、エルナは「私はもう、ただの竜ではない。私はエルナとして、この世界で生きたい」と宣言する。
クロスも「俺は勇者ではない。俺は今の俺として、お前と生きたい」と応え、二人は“過去に縛られるのではなく、今の自分を大切にする”道を選ぶ。
エルナはもう竜の姿に戻らず、人間として生きることを決めるが、その想いはクロスと確かに繋がっている。そして、二人は新たな未来へと歩み出す――。
エピローグ予想
・エルナはクロスの側近として王宮で活躍する or 王妃になる
・竜の加護は残っており、王国の守護者としての役割を担う
・ローラは失脚 or 改心してやり直す
・エルナとクロスの関係は、過去の縁を超えた新たなものに
吉永
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