目次
漫画「王太子さまは夢の乙女にご執心~お探しの恋人は別人です」をネタバレ解説
引きこもりがちな侯爵令嬢メリルが、舞踏会の翌朝、隣国の王太子エリアスと同じ寝台で目覚めることから始まります。
エリアスは、夢の中で逢瀬を重ねてきた「運命の人」としてメリルに結婚を申し込みますが、メリルは自分がその「夢の乙女」ではないのではないかと疑念を抱きます。
吉永
王太子さまは夢の乙女にご執心~お探しの恋人は別人です 主な登場人物紹介
◆ フィオナ・エヴァンス(主人公)
夢の中で“誰か”と甘い時間を過ごしていたが、目覚めるとその記憶は曖昧。
現実では名門貴族の令嬢でありながら、宮廷の陰謀に巻き込まれ、婚約破棄の危機に瀕する。
芯が強く聡明な性格で、困難に立ち向かう勇敢なヒロイン。
◆ エリアス・ヴァレンタイン(夢の中の恋人/王太子)
夢の中でフィオナに愛を囁く謎の男性。その正体は、王国の王太子。
現実では冷静沈着で、隙のない完璧な王子だが、フィオナに対しては熱烈な愛を注ぐ。
「君を離さない」と甘く囁きつつも、王族としての立場から秘密を抱えている。
◆ レオナルド・クラウス(フィオナの幼馴染/騎士団長)
フィオナの幼馴染であり、王国騎士団の団長を務める青年。
幼い頃からフィオナを大切に思っており、何かと世話を焼くが、本人は自分の気持ちに鈍感。
フィオナの婚約破棄を知り、彼女を守ろうと奮闘する。
◆ セシリア・ローズバーグ(フィオナの親友)
王宮で働く侍女であり、フィオナの良き相談相手。
気が強く、率直な物言いをするが、誰よりもフィオナを心配し支えてくれる。
王宮の噂や陰謀に敏感で、フィオナに重要な情報をもたらすことも。
◆ ディアナ・ヴァレンタイン(王女/エリアスの妹)
王太子エリアスの妹で、美しく気高い王女。
王族のしがらみに苦しみながらも、兄の幸せを願っており、フィオナに興味を持つ。
ただし、時には宮廷の権力争いに巻き込まれることも。
◆ ヴィクトール・グランツ(宰相/黒幕?)
国王の側近として宮廷を動かす宰相。表向きは忠臣だが、裏で何かを企んでいる様子。
フィオナの婚約破棄にも関与しており、彼女を宮廷から排除しようと画策する。
エリアスの夢に関する秘密を知っているかもしれない…?
吉永
作者「月城うさぎ」さんとは?
月城うさぎ(つきしろ うさぎ)先生は、主に女性向けのライトノベルやティーンズラブ(TL)作品を手掛ける作家です。コミックシーモアでは、以下の作品が配信されています。
-
『皇帝陛下と秘めやかな鳥かご~新妻が可愛すぎて限界突破しました!』:帝国皇帝ディートハルトと政略結婚したユフィが、初夜を迎える前に鳥かごを使った甘美な愛情表現を受ける物語です。
-
『殿下、この求婚はなかったことに 竜族の王子様がなぜか私を溺愛してくるのですが!』:子爵令嬢マリエットが、舞踏会で婚約者の浮気を目撃した後、竜族の王子エルから求婚されるが、断ったことでエルが小さな竜に変化してしまう物語です。
これらの作品は、コミックシーモアで無料試し読みが可能です。
王太子さまは夢の乙女にご執心~お探しの恋人は別人です ネタバレあらすじはこちら
1話 | ||
第1話ネタバレ
侯爵令嬢メリル・エヴァンズは、社交界の華やかさよりも静かな日常を好む淑女。婚約者もおらず、平凡な人生を望んでいた彼女だったが、ある日突然、隣国の王太子エリアス・アーベントハルから熱烈な求婚を受ける。
「ようやく会えたな、夢の乙女――!」
エリアスは、長年夢の中で逢瀬を重ねてきた“運命の恋人”がついに現実に現れたと確信し、メリルに強く惹かれていた。しかし、メリルには彼の夢に登場した記憶などまったくない。驚き戸惑うメリルだったが、エリアスはそんなことは気にも留めず、彼女を甘く翻弄しながら結婚へと猛アプローチを仕掛ける。
夢の中で長く愛を育んできたと語る彼の言葉に違和感を抱きつつも、エリアスの優しさや誠実さに触れ、次第にメリルの心は揺れ動いていく。だが、もし本当にエリアスの夢に現れていたのが自分ではなかったとしたら――?
「私がお探しの恋人は、本当に私なのでしょうか?」
一方、エリアスの夢の“恋人”が実在している可能性が浮上し、宮廷ではメリルを巡る陰謀が渦巻き始める。夢と現実が交錯する中、次第に明かされていく真実。メリルは自らの想いを貫くのか、それともエリアスの本当の運命の相手に道を譲るべきなのか。
「メリル以外の誰もいらない。夢でも、現実でも――僕が愛しているのは君だけだ」
果たして、エリアスが愛する“夢の乙女”の正体とは? そして、メリルとエリアスの恋の行方は――?
ロマンティックで甘く、時に切ない恋愛ファンタジーが今、幕を開ける!
感想
「運命の恋人に、ようやく会えた――!」
そう熱烈に迫ってくる隣国の王太子・エリアス。でもメリルには、彼が言う“夢の中での逢瀬”なんて覚えがない⁉
まず、この設定がめちゃくちゃロマンティック! 夢の中で長年愛し合っていた二人がついに現実で巡り合う……はずが、ヒロインはその記憶ゼロ。これだけでもワクワクするのに、王太子の一途すぎる求愛がまた甘すぎる!
エリアスの言動は、まさに“夢で育んだ愛を信じる男”そのもの。どこまでもメリルを慈しみ、どんなときも疑わない。でも、それが逆に「じゃあ、本当に夢の中の相手は私なの?」という不安をメリルに抱かせるのが絶妙なドラマ性を生んでる。
そして、ただの甘々ロマンスじゃ終わらないところがこの物語の面白いところ。
夢の恋人の正体とは? メリルは本当にエリアスの運命の相手なのか? 宮廷の陰謀や驚きの真実が絡み合い、ただのラブストーリーに収まらない展開が続く。
吉永
王太子さまは夢の乙女にご執心~お探しの恋人は別人です 最終回の結末予想
フィオナの夢の中の恋人であるエリアスが、現実世界でも彼女を愛していたことが明らかになる。しかし、それだけではなく、フィオナの“夢”にはもっと大きな秘密が隠されていた…。
◆ 夢の正体とは?
実は、フィオナが見ていた甘い夢は、エリアスが無意識に彼女へ送り続けていた“未来の記憶”だった。彼はかつてフィオナと結ばれる運命にあったが、宮廷の陰謀によって二人は悲劇的な結末を迎えてしまう。しかし、エリアスはある禁断の魔法を使い、過去に“夢”としてフィオナへ愛を伝えることで、運命を変えようとしていたのだ。
◆ 宮廷の陰謀と最後の決断
フィオナは、自分の婚約破棄がただの政略的なものではなく、王国を揺るがす大きな陰謀の一部だったことを知る。宰相ヴィクトール・グランツが裏で糸を引き、フィオナを排除することで王家の権力を完全に掌握しようとしていたのだ。
エリアスはフィオナを守るため、ついに正式に彼女を王太子妃に迎えようと決意。しかし、ヴィクトールの策略によって、フィオナは国外追放の危機に。絶体絶命の中、幼馴染のレオナルドや親友セシリアの助けを得て、真実を暴こうとする。
◆ 夢が現実に変わるとき
宮廷の陰謀が暴かれ、ヴィクトールは失脚。フィオナは無実を証明し、正式に王太子妃として迎えられる。エリアスは、フィオナに「もう夢の中の君ではない。現実の君を一生愛し続ける」と誓い、二人はついに結ばれる。
そして、フィオナが最後に見る夢は、彼女とエリアスが幸せに微笑み合う未来の姿——それはもう“夢”ではなく、現実のものになったのだった。
💖 ハッピーエンド確定! 💖
——ただし、過去を改変したことで新たな試練が待ち受けている可能性も…?
吉永
ーー コミックシーモアなら初回登録で70%OFF ーー