漫画「英くんはおくちがお上手」をネタバレ解説
主人公・陽茉梨(ひまり)は、意思が弱く流されがちなOL。10年間続いたモラハラ彼氏との関係に終止符を打ち、ある日の会社の飲み会帰りに年下の英(はなぶさ)くんと出会います。彼の優しさと積極的なアプローチに心を開き始める陽茉梨。英くんの「おくち」のテクニックに戸惑いつつも、次第に彼に惹かれていきます。
吉永
英くんはおくちがお上手 主な登場人物紹介
🌸 吉川 陽茉梨(よしかわ ひまり)
本作のヒロイン。
会社勤めのOLで、気が弱く自己評価が低め。過去に10年付き合っていたモラハラ彼氏との関係で心に傷を負っている。そんな彼と別れた直後に英くんと出会い、少しずつ前向きな恋を知っていく。年下の英くんの積極的な愛情に戸惑いつつも、彼の優しさに心を癒されていく。
💋 英 瑛仁(はなぶさ えいじ)
ヒロインの新しい恋のお相手。年下イケメンで、穏やかで優しい性格。
「おくちがお上手」というタイトル通り、スキンシップも含めて愛情表現がとても上手で、陽茉梨に深く一途な愛を注ぐ。見た目は穏やかだけど、実は独占欲も強めで、陽茉梨に近づく男には密かに嫉妬することも…!?
🌿 桂樹(けいじゅ)
英くんの兄。
弟とは正反対のキリッとした印象で、やや強引で支配的な一面を持つ。陽茉梨に対しても距離を詰めてくるが、彼の真意は不明。兄弟間の確執や過去も物語のキーとなってくる存在。
🐍 元カレ(陽茉梨の元恋人)
名前は不明だが、10年付き合っていたモラハラ男。
言葉で陽茉梨を傷つけ、自己肯定感を下げた張本人。すでに物語開始時には別れているが、その影響は彼女の恋愛観に大きく影を落としている。
🌟補足
英くんを中心にした“溺愛系ラブストーリー”で、登場人物は比較的少なめですが、それぞれが恋愛に深く関わる重要な役割を果たしています。
吉永
作者「茸太」さんとは?
漫画『英くんはおくちがお上手』の作者である「茸太(たけた)」さんは、北海道在住の漫画家です。代表作である同作は、彗星社のTLレーベル「Clair TLcomics」から刊行され、英語版は『I’m in Love with Mr. Hanabusa’s Mouth』として配信されています。
茸太さんは、SNSでも活動されており、pixivではユーザーID「3535410」、Twitterではハンドルネーム「@gohantaketa40」で作品や活動情報を発信しています。
『英くんはおくちがお上手』は全24話で完結し、2025年6月には最終巻が発売予定です。また、同年7月にはスピンオフ同人作品の発表も予定されています。
作品の詳細や最新情報については、作者のSNSアカウントや出版社の公式サイトをご確認ください。
英くんはおくちがお上手 ネタバレあらすじはこちら
1話 | ||
第1話ネタバレ
十年という長い時間を捧げた恋は、優しさも、信頼も、愛情もなかった。ただただ、彼の言葉に縛られ、自分を責める日々。
陽茉梨(ひまり)は、そんなモラハラ彼氏との関係にようやく終止符を打った。心はボロボロだったけれど、ようやく自由を手にした──はずだった。
会社の飲み会帰り、疲れた身体を引きずるように歩く夜道で、彼女は出会う。年下の青年、英 瑛仁(はなぶさ えいじ)と。
柔らかな笑顔、気さくな話し方。人見知りをしない性格なのか、それとも彼女を気遣ってくれたのか──気づけば、英くんの隣にいる時間が増えていった。
彼の手は優しく、言葉はまっすぐで、何より……「おくち」が、すごく上手だった。
戸惑いと羞恥と、久しく忘れていた“ときめき”に胸を揺らしながらも、陽茉梨は少しずつ、彼に惹かれていった。
やがて、ふたりは交際を始め、自然と同棲生活もスタート。
一緒に朝を迎え、一緒に眠る日常。愛されていると実感できる毎日は、過去の傷をやわらかく包みこんでくれた。
しかし、そんな穏やかな日々に、ある影が差し込む。
英くんの兄──桂樹(けいじゅ)。彼は弟とは正反対の、支配的な雰囲気を纏い、陽茉梨に強い視線を向けてくる。
「あなたは本当に、あいつにふさわしいのか?」
心が揺らぐ陽茉梨。しかし、そんなときも、英くんは彼女の手を離さなかった。
「大丈夫、僕がいるから」
その言葉と体温に支えられ、陽茉梨は再び前を向く。
ふたりの関係はやがて深まり、プロポーズ、結婚、そして新しい命の誕生へと進んでいく。
泣きながら、笑いながら、戸惑いながら、それでも歩みを止めなかったふたり。
“好き”という気持ちを何度も確かめ合いながら、ふたりは夫婦となり、親となっていく。
この物語は、心に傷を負ったひとりの女性が、本当の愛に出会い、再生していく物語。
そして、そんな彼女をまるごと受け入れて、包み込むように愛し続けた年下男子・英くんの、やさしくも情熱的なラブストーリー──。
ページをめくるごとに、あなたの心にもきっと、じんわりと温かなぬくもりが届くはず。
感想
まず言わせてください──
「英くん、あなた本当に年下ですか?」
登場した瞬間からもう、包容力がダダ漏れ。
しかも甘やかし上手、気遣い上手、おまけに「おくち」まで上手ってどういうこと!?
こんなの…こんなの……勝てるわけがない!!(読者の理性が)
そしてヒロイン・陽茉梨ちゃん。
長年のモラハラ彼氏に傷ついて、自己評価は底辺。そんな彼女に、英くんがそっと寄り添ってくれるのですが──
英くん、ただの癒し系じゃなかった。
いざとなると「ぐいっ」と攻めてくる、情熱系の年下男子。
ギャップにやられて、読んでるこっちの心拍数がバグります。
しかも、途中から登場する英くんの兄・桂樹さん。
いきなりのマウント&圧で「修羅場くる!?」とドキドキしてたら……
英くん、冷静に大人対応。弟、デキすぎじゃない?
もはや“彼氏”を超えて“理想の夫候補”です。
そして極めつけは描き下ろしエピソード。
お風呂でのいちゃいちゃ回に、読者の理性は完全崩壊。
「こんな生活してみたい人生だった」と思わず天を仰ぐ人、多数。(私含む)
吉永
英くんはおくちがお上手 最終回の結末予想
陽茉梨と英くんは、数々の障害を乗り越え、すでに結婚・妊娠という人生の大きな節目を迎えています。
となると、最終回は「家族」としての完成と、新しい一歩を描く感動エピソードになる可能性が高そうです。
🍼 エピローグ風・予想シーン
――それは、春の柔らかな風が吹く日だった。
産声があがる瞬間、英くんの手が陽茉梨の手をしっかりと握っていた。
涙を浮かべながらも、彼は笑っていた。「ありがとう、陽茉梨。頑張ったね」
彼女もまた、ボロボロになりながらも笑顔で応える。「ううん……あなたがいてくれたからよ」
抱き上げた小さな命は、まるでふたりの愛の結晶そのものだった。
出産後、少しずつ育児に奮闘しながらも、英くんの“甘やかし力”と“おくちの魔法(=言葉での愛情表現)”で、育児ノイローゼとは無縁の毎日。
ときどき桂樹兄も訪れては、「お前ら、甘すぎて虫歯になる」と呆れながら、にやけている。
数年後、成長した子どもと3人で手をつないで歩く後ろ姿。
「ねぇ、英くん。今がいちばん幸せかも」
「それ、明日にはまた更新されるよ。毎日、君を好きになるから」
――最終回は、こんな風に、
「恋の終わり」ではなく「愛の始まり」を感じさせるエンディングになると予想されます。
✨ 結末のキーワード予想
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家族3人での幸せな生活
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陽茉梨の“自己肯定感”の完全回復
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英くんの“理想の夫”っぷりの最高潮
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桂樹兄との和解 or スピンオフの匂わせ?
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最後まで甘々&イチャイチャ
甘く、とろけるような幸福感で締めくくられる――
吉永
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