娘がいじめをしていましたのネタバレ6話です!愛の無邪気な学校生活が、突如として暗転する。かつての友情がいじめへと変わり、カナコはその事実に直面する。彼女の心は、愛への憂いと、過去の苦い記憶に引き裂かれていた。愛の行動に対するカナコの感情は複雑で、母親としての責任感と、いじめへの許容できない怒りが交錯している。早速6話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ6話
小学校低学年の頃、愛は学校から帰ると毎日のように小春の話をしていた。
ある日、雨が降っていたのだが、愛は小春と公園で遊ぶ約束をしたからと言って聞かなかった。雨が降っているから来ないと言うが、どうしても聞かないので車で愛を送っていくと、そこには小春と千春が立っていた。楽しそうに笑う二人を見ながらカナコは千春とLINEを交換した、その日がはるか昔に感じられていた。
カナコはSNSの話を祐介に共有し、SNSの犯人を考えていた。祐介は仮に千春がやったのだとしたら許せないと拳を握りしめていたが、謝っただけで済む話ではないことはわかっていた。ひとまず削除要請をして様子を見ていた。カナコは、かつて自分をいじめてきた奴らに対して、何があっても許すことはできなかった過去を思い出していた。
翌日になるとその登校は消えていた。あれから千春には何度も電話をしているが繋がらず。みんなが愛のことを知っているような気がしてそそくさと家に帰るカナコは、愛に話しかけても適当な返事しかしない。
その日の夕方、カナコは5年1組の保護者会に出席していた。担任が会を終えようとしたところで詩織ママが声を上げ「先生、いじめについて把握していらっしゃいます?」と小春の話を持ち出した。愛の名前こそ出さなかったが、愛の動画まですべて把握している様子の口ぶりに、カナコはどよめく教室から逃げるように出てきてしまった。
車の中で考え込むカナコは「動画」については知らなかったので、「赤木愛」と検索してみた。するとSNSに投稿が増えていた。
赤木愛いじめの証拠動画もあるよ
#拡散希望
そしてそこに添付されていた動画を見ると、愛が「今日の動画はーいきなり死んでいたことになっていたドッキリー!」と叫び、小春の机の上に花を供え、小春が存在しないかのように扱う姿が映されていた。
家に帰ったカナコは、ゲームをする愛の前に立ち、平手打ちを食らわせた。
もういい、どうでもいい、顔も見たくないわ、きもちわるい
翌日、愛が「私、いじめられてるんだ」と告白してきたのだが、愛は「自業自得なんじゃない」と顔を見ずに告げた。
感想6話
読んでいて複雑な気持ちになる回ですね・・・
カナコが怒るのは至極真っ当なこと。それは母としてではなく、いじめられていた経験のある1人の人間として怒っているものに感じられます。
そしてやはり愛はいじめられていましたね。愛も学校に行きたくないと言い出しましたが、カナコは人として愛のことを見限ってしまったのでしょうか。
カナコと愛
彼女自身、過去にいじめの経験を持ち、そのトラウマが未だに彼女の心に深く刻まれていることが伺えます。愛が「学校に行きたくない」と言い出した時、カナコはおそらく経験がフラッシュバックしたのでしょう。
カナコにとって、いじめは許されない行為であり、その加害者である愛への怒りと失望は、彼女の冷たい態度として表れたのです。愛が「いじめられている」と告白した際にも、カナコは愛の行動を「自業自得」と捉え、その苦しみに共感することができなかった。これは、カナコ自身がいじめの被害者としての経験から、加害者に対する厳しい視線を持っていることの表れであり、愛に対する愛情よりも、いじめへの憎悪が優先された結果と言えます。
SNS拡散の犯人考察
それにしてもSNSに動画を投稿したのは誰なのか、もはや犯人探しをしている場合ではありませんが、やはりここも気になるところです。状況的に考えられるのは3人。被害者の馬場小春、小春の母である千春、そして正義マンのクラスメイトの誰かです。おそらくこの正義マンの仕業だと考えます。
現段階でわかることは、動画を撮影したのは愛のクラスメイトであるということ。そして愛に同調して小春をいじめていた人間であることです。いじめ動画には、教室にいた愛が映っており、そこで「いきなり死んでいたことになっていたドッキリ」を見て笑っていた人物がいたことは間違いありません。
その人物をAとして、あの動画をAが小春に送り、そこから流出した可能性もありますが、自分も一緒にいじめていた小春にその動画を送るなんてことするかね?ましてや、仮に小春にその動画が届いたとしても、絶対に千春には送らないはずです。小春は両親に心配をかけたくない気を使える子なので、絶対にしないと思います。
なので現段階の結論として、SNSに動画を流したのはクラスメイトAだと思います。
犯人の動機
愛のいじめ動画を流出させたクラスメイトが、いわゆる「正義マン」としての心理を持っていた場合、その行動背景には特定の心理的動機が考えられます。
「正義マン」とは、自分の考える正義を強く信じ、それを他人に押し付ける傾向がある人々を指します。この心理状態にあるクラスメイトは、愛の行動を目の当たりにした際、強い正義感に駆られた可能性があります。彼らはしばしば、社会的な不正や倫理的な違反に対して極端な反応を示し、それを是正するために自ら行動を起こすことがあります。
このケースでは、クラスメイトは愛のいじめ行為をただの学校内の問題としてではなく、より大きな倫理的違反と捉えた可能性があります。彼らにとって、このような行為はただちに糾弾され、公に晒されるべきものと感じられたのかもしれません。そのため、動画を流出させることで、愛に対する社会的な制裁を求め、同時に他の人々に警鐘を鳴らすことを目的としていた可能性が高いです。
しかし、このような行動はしばしば、個人のプライバシーの侵害や、問題を解決するための適切な手段ではないという批判を受けることがあります。正義マンとしての行動は、しばしば自己の正義感に基づいており、他者の感情や状況を十分に考慮していない場合が多いのです。そのため、このクラスメイトの行動は、愛の問題行動を社会に知らしめるという意図から出たものであっても、その方法と結果については、倫理的な議論の余地があると言えるでしょう。

年間50万円以上電子コミックを年間200冊以上読んでいる吉永が、実際に読んでみて面白かったマンガをご紹介します。1番好きなマンガジャンルはホラー系×エロですが、グロホラーから純粋恋愛モノまで何でも読みます。一番は『変な家』と『ガンニバル』、恩人は『小悪魔教師サイコ』の葛西小春、思い出のマンガは『ゾンビのあふれた俺だけが襲われない』です。
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