娘がいじめをしていましたのネタバレ9話です！9話では、保護者会の朝、愛がカナコに手渡した手紙は、複雑な感情の渦を巻き起こす。愛は小春への謝罪を込めたが、カナコは母としての葛藤を抱え、千春の反応に緊張を隠せない。この状況は、親としての責任と子どもたちの心の傷に向き合う難しさを浮き彫りにする。早速9話のネタバレを見ていきましょう！
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ネタバレ9話
保護者会の朝、愛はカナコに手紙を手渡した。
愛は小春に自分の気持ちを伝えるために手紙を書いていたが、カナコは小春の気持ちを考えるように諭した。しかしどうしてもという愛の気持ちを汲み、手紙を受け取った。いじめた側が謝ってすっきりしたいだけだ、カナコもそれを理解している。しかし今のカナコはいじめられた経験のある一人の女性ではなく、愛の母親として娘の気持ちに寄り添うことに決めていた。
千春に手紙を差し出すと、当然に千春は激怒して追い返されそうになった。しかしカナコは小春の気持ちもわかっている。そのうえで愛の気持ちを押し通し、千春は手紙を奪い取って破り捨てようとしたが、なんとなく玄関に放置しておいた。
この段階では千春は小春を普通に戻すため、クラスのママ友たちが望む展開を実現させる義務感に支配されかけていた。
そして保護者会にて、校長の横に座ったカナコに対して誹謗中傷、罵詈雑言が飛び交っていく。いじめた側には誰がどんな言葉を投げかけても罪には問われないらしい。実際になにかされたわけでもない生徒の親たちが愛のいじめ行為、そしてカナコの監督責任を追求していく。
カナコはその矢面に座り、私が全部悪いです、と始めた。
娘がいじめをしていること
今は娘がいじめられていることにも気づけないバカな親だから・・・
と話すと、親たちの視線は一瞬どよめき、その後千春に集まり言葉を待っていた。
感想9話
カンナ
こんな時に祐介はのんきに仕事してるんだと考えると、信じられませんね。どんなブラック企業だとしても絶対に休むべきでしょ。
保護者会にカナコを一人で出席させる動機が知りたいです。正義マンによりボコされてるんだから・・・
愛の手紙
カナコが愛からの手紙を一旦拒否した時の気持ちは、彼女は愛の母親として、娘がいじめの加害者であることに対する罪悪感と責任を感じていました。愛が小春に手紙を書いたことは、カナコにとっては娘が自分の行動に対して何らかの責任を感じ、それを表現しようとしている証だったかもしれません。
しかし、カナコ自身が過去にいじめられた経験を持つ人物として、いじめた側が謝ってすぐにすっきりしたいという考えには懐疑的でした。彼女は、愛の手紙が単なる形式的な謝罪であり、真の反省や理解に基づいていない可能性を感じていたのです。このため、カナコは愛の手紙を受け取ることに躊躇し、小春の気持ちを最優先に考えるよう愛に諭しました。
さらに、カナコは保護者会での経験を通じて、自分と愛がコミュニティからの厳しい批判にさらされている現実を直視していました。彼女は、娘がいじめをしていること、そして今は娘がいじめられていることにも気づけない「バカな親」として自己を責め、他の親たちの批判に対して自分が全ての責任を負う姿勢を見せていました。この状況は、カナコの心の中での葛藤をさらに深め、彼女が感じている罪悪感、無力感、そして愛への同情と保護欲を複雑に絡ませていたのです。
保護者会
保護者会では、愛にいじめられたわけではない生徒の親たちが特に強くカナコを非難していました。いわゆる正義マン的な心境なんでしょうが、彼らの気持ちを考えてみました。
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集団心理と同調圧力: 人々は集団の中で他人と同じ行動を取ることに安心感を覚えることがあります。この集団心理が、実際に被害を受けていない保護者たちに、他の保護者と同調してカナコを非難する行動を促している可能性があります。
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恐怖と自己保護の感情: いじめはすべての子供にとって潜在的な脅威です。実害を受けていない保護者たちも、自分の子供が将来いじめの被害者または加害者になることを恐れているかもしれません。この恐怖が、いじめに関連するすべての事象に対して強い反応を引き起こし、カナコへの非難につながっている可能性があります。
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道徳的優越感: 他人の過ちを非難することで、人々は自分たちが道徳的に優れていると感じることがあります。実際に被害を受けていない保護者たちがカナコを非難することで、彼らは自分たちの親としての責任感や道徳的立場を強調している可能性があります。
カンナ
学校側の対応は気になるところですが、それでもそこまで非難する権利はないでしょうって思っちゃうんですよね・・・
千春に求めるもの
保護者たちがカナコを非難した後、千春に視線を向けた際、彼らが何を求めていたかについて考えていきます。
また、保護者たちは千春がカナコや愛に対してどのような態度を取るのか、またはいじめ問題に対してどのような解決策を望んでいるのかを知りたいと思っていたかもしれません。彼らは、千春がカナコや愛に対して怒りを示すのか、それとも寛容な態度を取るのかに注目していた可能性があります。
さらに、保護者たちは千春からの同意や支持を求めていたかもしれません。彼らは自分たちの非難が正当であると感じ、千春がその意見に同調することを期待していた可能性があります。千春が彼らの意見に賛同すれば、彼らの行動はより正当化されると感じていたかもしれません。
最後に、保護者たちは千春からの何らかの解決策や提案を期待していた可能性もあります。彼らは、千春がいじめ問題に対してどのような対応を望んでいるのか、またはどのような行動を取るべきだと考えているのかを知りたいと思っていたかもしれません。
これらの要因は、保護者たちが千春に視線を向けた際に何を求めていたのかを理解する上での考えられる動機です。彼らの行動は、いじめ問題に対する彼ら自身の感情や期待、そして集団の動態に深く影響されていることが示唆されます。
カンナ
自分たちが罵詈雑言を浴びせたという行為が正しかったと確認したかったんでしょうね。
千春もカナコを非難することで、彼らの名誉毀損は正当なものとなりますが、逆もまた然り。結局は安心したかったんでしょう。
私もあんたの代わりに石投げてあげたわよ！これで正しいのよね？っていう確認の視線です、あれ・・・
怖すぎる現代病が招いた最悪の保護者会編、次回最終回です！
年間50万円以上電子コミックを年間200冊以上読んでいる吉永が、実際に読んでみて面白かったマンガをご紹介します。1番好きなマンガジャンルはホラー系×エロですが、グロホラーから純粋恋愛モノまで何でも読みます。一番は『変な家』と『ガンニバル』、恩人は『小悪魔教師サイコ』の葛西小春、思い出のマンガは『ゾンビのあふれた俺だけが襲われない』です。
■利用している電子コミック：最推しのコミックシーモア、独占多しのめちゃコミ、最強クーポンのDMMブックス
