春雷と恋わずらいのネタバレ1話です!1話では、33歳の櫻井に18歳になったばかりの星野華は本気の求婚をしていた。しかしそれは日常であり、年間300回以上、華は櫻井に求婚をしていたのだった。大人になった華の求婚を受けた櫻井は、いつもと変わらず風呂場に向かい・・・。早速1話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ1話
星野華は18歳になった。そして櫻井に求婚を申し込んだ。何回も「結婚しよ」と言っても櫻井は無視。一言も話さずに髪をセットして天気予報を見始めた。華はこれまでにも年に300回以上、櫻井に求婚を申し込んでいた。櫻井は華を「お嬢」と呼び、華の両親には大恩があった。
母親はもういない。当時行くあてのなかった櫻井を娘も住む自宅に住まわせ、その頃の華は中学生だった。ゆえに櫻井は華に手を出すことで母親の墓に顔向けができなくなると考えていた。母の遺影の前で朝の支度を済ませていると父から電話があった。福岡の空港に到着したとのことだったが、適当に電話を切った。
そして仏壇に手を合わせて家を出た。
櫻井の運転する車に華は乗り込み、学校まで送り届けてていく。
学校に到着すると、華は友人の桃瀬みなみから誕プレのコスメをもらい、月森敦からはピアスをもらった。敦は華に気が合って、相手にされていないものの懲りずにアプローチを続けている。そして最高の誕生日を迎えたところで担任の光が入ってきた。
教室に入ると同時に華を指名してピアスを取るように命じた。華の金髪は地毛だったが、それは光も知っていた。反省文の原稿用紙を手渡し、他の生徒の頭髪検査を始めた。
その後もトイレに行ったら髪がない、割り箸を割れば変な方向に割れる、ジュースをこぼしたり、散々な誕生日を過ごした。ちなみに学校から出る時に水たまりの中に思いっきりずっこけた。
その頃櫻井は店長をしているガールズバーで接客をしており、華の話が出ていた。華がオーナーの娘であることは常連客も知っていた。櫻井は雇われ店長であり、華のことをまだまだ子供だと考えていた。亡き華の母にも最期に華のことを頼まれていた。いつかの病室を思い出していると、常連客から水晶を取り出し、4月の誕生石であることを告げ、押し売ってきた。
仕事も終わり、家に帰ると華が現れた。顎に絆創膏がついていたことを見て、何気なしに顎くいをして「どうしたんです、これ」と尋ねた。そして頬を赤くした華には気づかないふりをして水晶を誕プレに渡し、さらにネックレスを渡して「誕生日、おめでとうございます」と言うと華は櫻井に抱きついた。
櫻井が風呂を出ると、すでに華は眠っていた。ネックレスをつけて・・・
櫻井は華の母、美月にどんどん似てくる華を見て複雑な心境に陥っていた。
感想1話
櫻井は33歳、華は18歳の高3。
諸般の事情から櫻井は華の父に拾われ、家まで用意してもらって、自分がオーナーをしている店を任せてもらってます。
そんな中で華から求婚を申し込まれるほどに好かれている・・・15歳の恋愛話って、割と自分ごとなのでかなり見入ってしまいました笑
華と櫻井
櫻井と華の関係は、保護者としての愛情と複雑な背景が絡み合ったものです。櫻井は華の家に行き場がない時に住まわせてもらった経緯があり、華の両親、特に亡くなった母親に大きな恩があるため、彼は華に対して家族同然の責任を感じています。
華が中学生の頃から彼女の面倒を見てきたため、彼女のことを「お嬢」と呼び、まだ子供だと考えています。
一方で、華は櫻井に対して恋愛感情を抱き、何度も求婚していますが、櫻井はこれを受け入れることができず、彼女の申し出を無視することで距離を保とうとしています。櫻井は華の母親、美月に似てきた華を見て複雑な感情に苛まれており、それが彼の華に対する態度に影響していると考えられます。
彼は華の母親の最期に彼女のことを頼まれたという重い責任を背負っており、華に対する保護者としての役割と、彼女からの恋愛感情に対する対応の間で葛藤しています。
吉永
でも社会的な世間体、それ以上に美月の死に際に華を頼まれたことがずっと頭にあり、真正面から向き合うことができないんですね。
まだまだ子供ですよ
櫻井が華に対して好意を持っていたとしても求婚を断るのは美月への恩のほかに、華の若さと人生経験の不足を考慮しているためです。華がまだ18歳という若さで、人生の多くの段階を経験していないことから、櫻井は彼女の感情や意見が将来的に変わる可能性が高いと考えています。
特に、若い時に感じる強い恋愛感情は、時間が経つにつれて変化したり、成熟したりするものです。
華がこれまでに300回以上も求婚をしているという事実は、彼女が非常に情熱的で、その瞬間の感情に強く影響される性格を示していますが、これも彼女がさらに経験を積むにつれて変わる可能性があると櫻井は感じているかもしれません。
櫻井自身がより年長で人生経験が豊富であるため、彼は華の将来的な成長と感情の変化を予測しており、彼女がもっと多くの人との関わりを持ち、さまざまな経験を通じて自己発見をすることを望んでいる可能性があります。
そのため、彼は華の現在の求婚を真剣に受け止めるよりも、彼女が自己の成熟を経て本当に望むものを見つけることを優先しているのです。
吉永
たまたま”その時”好きだっただけなんですよねって大人になるとわかるものです。
櫻井はそれを分かっているけど華にとっては”今”の気持ちなんです。ここが難しいところですね。
現在私、管理人は32歳、もう少しで33歳になります。そして以前8個下の彼女と真剣に付き合っていたことがあります。なので櫻井の気持ち、めちゃめちゃわかります笑
ここまでぶっ刺さる漫画はこれまでにありませんでした。2024年は『春雷と恋わずらい』を推していこうとおもいます笑