春雷と恋わずらいのネタバレ6話です!6話では、敦のはからいで華は無事にバイトが決まる。そして櫻井は、華が社会勉強を通して成長してしまうことを懸念して顔が曇る。毎日仕事で疲労困憊の華を見て、その順調さと裏腹に櫻井の心中は安心と不安が同時に湧き上がっていく・・・。早速6話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ6話
櫻井の抱擁は強かった。嬉しくもあったが、痛かった華はつい櫻井を押して、その場から離れた。
翌朝、櫻井は昨晩の自分の行動を思い返して反省を繰り返していた。そこに現れた華が「バイト決まった」と報告してきた。聞くと、敦が自分のバイト先に誘ってくれたらしく、勉強も見てくれるとのことだったが、華は敦のことを「友達想い」と表現していた。
そしてバイト先の制服に着替えると、櫻井にはそれがキャバに見えた。実際にはファミレスだったのだが、この時櫻井には敦の言葉が頭に響いた。アルバイトを通して少しずつ社会に出て、そうして巣立っていく日が近づいていることをひしひしと感じていた。
その夜、出勤初日の華はくたくたになっており、周りの人がいい人ばかりだったと話していた。が、やはり疲労が溜まっているらしく、即座にベッドに向かっていった。
翌朝、櫻井の車で学校の前で目が覚めた。教室に着くとみなみに眠そうなんて珍しいじゃんと驚かれたが、やはりバイトの疲労が原因だった。その日も華はバイトであり、疲れて帰るとまだ櫻井は帰っていなかった。やがて櫻井が戻ると、華はリビングの机に突っ伏して眠っていた。
やがて華が目を覚ますと、櫻井は風呂上がりでメガネをかけていた。そして華は櫻井をリビングに連れていき、ソファで櫻井に抱きついて、櫻井の左足に自分の両足を乗せた。そして櫻井は華の足をマッサージを始め、バイトの話をしていると・・・華は眠っていた。
翌朝、櫻井はスーツケースを持って家を出た。ユキによると櫻井は出張で戻る日は決まっていないらしい。大阪支社での会議中にも華からの鬼LINEが入っていた。そのLINEの最後には「予言しとくけど、きっとあたしが恋しくなるぞ」と送られていた。
その夜、華は櫻井にビデオ電話をかけ、櫻井は泊まっている高層ビルの一室からの夜景を見せてくれた。興奮した華だったが、ネットワークエラーで電話は切れてしまった。翌日、華はバイトを終えると大雨が降っていた。しかしその奥に櫻井が経っていた。
感想6話
吉永
華のアルバイトを止めたのも、実は社会に出したくなかったからかもしれませんね。もっというと、成長してほしくなかったのかもしれません。ずっと自分のことを好きな華でいてほしいと思っていたというのも少しあるのかな?と思いました。
敦のようなクソ生意気なやつの言葉もいちいち正論だから櫻井にもぶっ刺さってますね笑
櫻井のハグ
櫻井の強いハグは、華への愛情と彼女の成長や巣立ちに対する複雑な感情の表れです。櫻井は華が少しずつ自立していく過程を目の当たりにしており、それに対して喜びと同時に寂しさや不安を感じています。
彼女が社会に出て新しい経験を積み重ねることは彼にとっては望ましいことですが、同時に彼女が自分の側を離れていくことへの恐れや、彼女を保護することができなくなる可能性への懸念も抱えています。
この強い抱擁は、彼の保護者としての役割が変わりつつあることを認識し、それに対する彼自身の感情的な対応を示しています。華の巣立ちと自立に向けてのステップが現実のものとなりつつある中で、櫻井は彼女への強い愛情を改めて確認し、その愛情を表現するために彼女を強く抱きしめるのです。
それは彼がまだ彼女を支え、守りたいという願望と、彼女が自分の力で立ち上がり、自分の人生を歩んでいくことへの支持のバランスをとろうとしていることを示しています。
吉永
でも今は、櫻井の曖昧な言動が正解だと思います。大人の武器は「経験」ですから、若い子の移り気の早さもよく分かっているんですね。でも諦められないというつらい状況ですね。