華嫁（はなよめ）のネタバレ2話です！2話では婚礼の華やかな灯を指す「華燭（かしょく）」は、四神相家にとって伝説の存在。咎人として幽閉されていた紗夜は、玄武・黒壇家当主の御影と出会い、その力を見出される。御影は紗夜を守る決意を固めるが、白桜家の綾夜と雅人は彼女を取り戻そうと画策する。早速2話のネタバレを見ていきましょう！
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華嫁（はなよめ）ネタバレ2話
「華燭（かしょく）」とは婚礼の際に灯される華やかな灯を指す言葉であるが、四神相家にとっては神やあやかしの力を高める存在であり伝説上のものとされてきた。男は玄武-黒壇家当主の御影（みかげ）と名乗り、咎人の紗夜は本来顔を合わせてはいけないレベルの貴族だった。
御影は歴代最高の霊力を持ち、天下五剣の主に選ばれた退魔師であった。紗夜は身分を考えひれ伏そうとするものの、御影は紗夜に咲いた華に顔を近づけると、霊力が漲っていくのを感じた。それを見ていた相家一同は目の前の光景が信じられず、綾夜は「紗夜が価値なしで咎人である」ことを強調していく。
しかし御影は紗夜の有り余る霊力を感じ取れない綾夜を咎め、分家の娘が四神相家の主に声を掛けるという無礼を糾弾すると全員が頭を下げた。雅人も謝罪する他なく、御影は紗夜を抱きかかえて屋敷の中に向かっていった。紗夜は本来入ってはならない屋敷内に入り、普段は座敷牢で寝ていることを告げると御影は無視して紗夜のいい匂いを嗅いだ。
まずは風呂に入るように告げると、御影の式神が出現し、同様に風呂に入るように促された。
紗夜が風呂に入っている最中、御影は華燭としての力を再確認し、また紗夜の怯えた態度と着物の脇から見える大きなアザを思い出して紗夜を守ることを決意していた。
一方、白桜家では華燭だった紗夜を黒壇家に奪われることを懸念しており、その評定を聞いていた綾夜は、紗夜が求められている現状に我慢ができなかった。さらに雅人までもが紗夜を白桜家に残すべきだと言い出した。
華嫁（はなよめ）感想2話
吉永
いじめ倒していた紗夜が華燭だと判明した途端に掌返しですよ。
白桜家にはまともな人間がいないですね。黒壇家がどのような家系か不明ですが、
白桜家にいるよりははるかにまともだと思います。
黒壇御影と紗夜
まず、彼女が伝説の「華燭」であることを確信し、その強大な霊力を黒檀家に取り入れることで家の勢力を強化し、四神相家全体の力を高めたいという政治的な目的があるように感じます。彼は歴代最高の霊力を持つ退魔師として、国家と一族の安寧を最優先に考えています。
一方で、紗夜が白桜家で酷い扱いを受け、座敷牢に幽閉されていたことや、身体に大きな痣があることを知り、彼女を守りたいという強い庇護欲も芽生えているようです。紗夜の怯えた態度や、彼に対してひれ伏そうとする姿を見て、彼女の純粋さや苦しみに心を動かされたのです。
御影は、紗夜の持つ有り余る霊力を正しく導き出すためにも、彼女を自分のもとで保護し、力を引き出してあげたいと考えています。また、彼女がこれまで受けてきた不当な扱いから解放し、安心して過ごせる環境を提供したいという思いもあります。これらの理由から、彼は紗夜を自分の屋敷に連れて行き、まずは心身の癒しを優先しようと決意しました。
華麗なる白桜家
白桜家の面々は、紗夜が「華燭」であることを知った瞬間、驚愕と動揺を隠せませんでした。これまで「価値なし」として蔑み、咎人として座敷牢に幽閉していた彼女が、実は伝説の存在であり、四神相家に計り知れない力をもたらす「華燭」だったことに気づいたからです。
彼らは自分たちの判断ミスを痛感し、紗夜への態度を急速に改め始めます。まず、これまでの冷遇や虐待を後悔し、自家の利益のために彼女を取り戻そうと焦ります。紗夜を黒檀家に奪われたことで、他家が力を増すのではないかという危機感も高まりました。
全体として、白桜家の面々は紗夜を再評価し、彼女を自家の勢力強化の鍵と見なすようになりました。しかし、その心の奥には、これまでの過ちへの後悔よりも、紗夜の力を利用しようとする打算や焦りが強く渦巻いています。
綾夜の嫉妬
これまで「価値なし」として見下し、咎人として幽閉されていた妹が、実は伝説の存在であり、莫大な霊力を持つ「華燭」であったことに信じられない思いを抱きます。
次に、強い嫉妬と焦燥感が湧き上がります。自分こそが家の誇りであり、霊力を持つ者として評価されてきたのに、突然紗夜が注目の的となり、自身の地位や評価が脅かされることへの不安を感じます。雅人（まさと）が紗夜に興味を示し始めたことも、綾夜の嫉妬心をさらに煽ります。
また、過去に紗夜を虐げてきたことへの後悔や罪悪感も一瞬よぎりますが、それよりも自分の立場を守りたいという思いが強く、紗夜に対する敵対心を募らせます。彼女は、紗夜が華燭であることを受け入れたくない一方で、その事実を無視できない現実に苛立ちを感じています。
吉永
このように、紗夜が華燭だったことが判明したことにより、
一気に紗夜の政治的価値が高まりました。
白桜家のクズさと御影の仏さが対照的ですね笑
