黒妖の花嫁のネタバレ1話です！1話では太古より人間と夜妖人が共存する大和場帝國。白い髪と瞳を持つ少女、小山内郁は、腹違いの妹・華蓮と継母から虐げられていた。華蓮が夜妖人から盗んだ帯飾りを返したことで、郁は罰を受ける。しかしそのとき、名門桐島家の次期当主・桐島昴が現れ、「小山内郁、お前を花嫁として迎えに来た」と告げる。早速1話のネタバレを見ていきましょう！
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黒妖の花嫁ネタバレ1話
大和場帝國では、太古より人間と宵に住む夜妖人の二種類が存在していた。両者は長きにわたり争ってきたものの、黒船襲来を機に和解、休戦協定を経て表面的な共存へと向かった。
そこから十数年、華蓮は姉の郁を荷物持ちに買い物に出かけていた。町中には名門桐島家の次期当主・昴がいた。華蓮は騒ぎ出すが、既に綾小路英二という名門の婚約者がいた。そして英二への土産を買いに向かう途中、夜妖人にぶつかってしまった。夜妖人は何かを言っていたが、言語が違うため華蓮は「野蛮人が軽々しく触れないで」と騒ぎ立てた。
しかし郁は「お怪我は・・・ありませんでしたか？」と心配そうに話しかけると、夜妖人は「ええありがとう大丈夫よ」と同じ言語で返してくれた。華蓮が転んだタイミングで夜妖人が落とした宝石を拾い、そのままポケットに入れて買い物を続けていた。
華蓮と郁は腹違いの姉妹だった。郁の両親は政略結婚だったが、8歳の時に病死している。その後愛人だった女と再婚し、その娘を家庭に招き入れた。幼少期から、郁はあやかしと会話ができた。その頃から継母と華蓮は郁をいびり、特に瞳と髪の色を必要以上になじっていた。
ある日継母は郁の白い髪に熱した黒染め液を垂らし、毎日黒く染めるようにと命じた。実の母が褒めてくれた髪色を強引に染めなければならなくなったある日、父はこれ以上染めなくていいと言ってくれた。しかしその本心は「世の中にはそういう女を好む金持ちもいるのだ」と、あくまで商品の希少性を高めるための言葉だった。そこから絶望の毎日を過ごしていた。
そんなある日、屋敷に英二が訪れることになっていた。華蓮は郁に、その間決して出てこないように言いつけ、夜妖人から盗んだ帯留めを手渡して華蓮はどこかへ行ってしまった。その間、郁の前に小さな夜妖人が現れた。直感的に、昼間に街で会った夜妖人の子供であることがわかった。
母の帯飾りを探しているとのことだったが、この子に帯飾りを返したら華蓮はきっと怒る。しかし郁は微笑んで帯飾りを返した。そして郁は部屋に戻ろうとするが、運の悪いことに華蓮と英二に遭遇してしまった。英二が帰った後、華蓮は激昂して郁を倉庫に投げ入れ、郁の髪を切り落とそうとしていた。
そこに桐島昴が登場し、「小山内郁、お前を花嫁として迎えに来た」と告げた。
黒妖の花嫁感想1話
吉永
性格の悪い長女をガン無視して郁を助けに来てくれた昴、マジでイケメンです。
英二に色目を使うな！と言う割に、ご自身は昴に色目を使ってますねこのあばずれ笑
というわけで、長きに渡った郁の我慢の時期も終了の日が近いですね！
夜妖人への考え方
華蓮は買い物の途中で夜妖人にぶつかった際、「野蛮人が軽々しく触れないで」と声を荒げ、彼らを蔑視する態度を示します。また、夜妖人が落とした宝石を盗み、それを英二への贈り物にしようとします。彼女は夜妖人に対して強い偏見と差別心を持ち、彼らを下に見ています。
一方、郁は同じ場面で夜妖人に対して「お怪我は…ありませんでしたか？」と優しく声をかけます。彼女は夜妖人の言葉を理解し、コミュニケーションを取ることができます。さらに、華蓮が盗んだ帯飾りを探している夜妖人の子供に出会ったとき、華蓮の怒りを恐れつつも正しい行いとして帯飾りを返します。郁は夜妖人に対して思いやりと理解を持って接し、偏見を抱いていません。
このように、華蓮は夜妖人に対して差別的で攻撃的な態度を示す一方、郁は彼らに対して親切で思いやりのある態度を取っています。郁自身が髪や瞳の色のせいで家族から差別を受けているため、偏見の痛みを理解していることが彼女の優しさにつながっていると考えられます。
華蓮と継母
華蓮と継母が郁に対して攻撃的な態度を取る主な理由は、小山内家での自分たちの立場を守りたいという思いからです。
継母は愛人の立場から正式な妻となり、自分の娘である華蓮を家の正当な後継者として位置づけたいと考えています。しかし、郁は亡くなった正妻の娘であり、その存在自体が華蓮と継母にとって脅威となります。特に郁の奇妙な髪色と瞳の色は、彼女を夜妖人のようだと家族内で差別する口実となり、継母と華蓮はそれを利用して郁を家庭内で孤立させています。
また、父親も郁を「世の中にはそういう女を好む金持ちもいる」と言って商品価値を感じているため、継母と華蓮は郁が自分たちの地位や利益を奪う可能性は低いと感じています。郁が家族内で評価されることを阻止し、華蓮を有利な結婚に結びつけることで、小山内家での影響力を確固たるものにしようとしているのです。
そのため、郁に対して過酷な扱いをし、彼女の存在感を薄めることで、自分たちの立場を守ろうとしていると考えられます。
吉永
いわゆる嫌な奴らですよ。
必ず地に落ちてほしいです。
次回以降、桐島昴が助けに入ってくれたことで、郁の虐げられた人生は一気に好転していくのでしょうか・・・？
