黒妖の花嫁のネタバレ3話です！3話では桐島昴の額に突然現れた角。その正体は彼が夜妖人の血を引いている証だった。昴が夜妖人との関係改善を目指す理由は、自身や父がその血を持つからだ。郁との政略結婚を通じて、二人の運命が大きく動き始める。早速3話のネタバレを見ていきましょう！
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黒妖の花嫁ネタバレ3話
払い除けた郁の手は、日々の家事でひび割れが目立つものの温かく、どこかで懐かしさを感じていた。
確かに汚いが、それはあの家で郁が必死に生きてきた証だとこれまでの努力を褒めてくれた。意外な言葉に郁は静かに涙が溢れ、政略結婚であっても十分に今は幸せだった。そして朝起きると既に昴の姿はなく、主人よりも先に起きることができなかった。
襖を開けて入ってきた侍女に対して「すぐに働きます！」と頭を下げるものの、郁の立場的に働く必要はなかった。そして昴は深夜のうちの出かけたことを告げられた。聞くと、昴は夜妖人を取り締まる”陰陽寮特殊部隊”を率いているらしい。
夜妖人とは休戦協定を結んではいるものの、小競り合いは日常的に起きている。夜妖人は妖の力を使い、暴走すれば被害が大きくなってしまう。そんな中で、力の強い陰陽師と軍人が結託して夜妖人を取り締まる部隊を設立したのであった。昴を心配しつつ、侍女のフミは優しく食事をよそってくれた。
その日の夜、花街では早速夜妖人が暴れていた。騒ぎを聞きつけた昴を中心に”陰陽寮特殊部隊”が駆けつけた。見世を破壊しながら遊女を追い回していた夜妖人は、印籠を持っていた。”鬼蔓”の印籠は夜妖人の高い身分を証明するものであり、手出しをするにはためらわれた。
しかし昴は人名を優先し、峰打ちを決めてその場を収めた。昴は夜妖人との関係を治安改善において重視しており、そのために夜妖人と会話ができる郁の力を求めたのであった。それだけだと考えていたものの、郁の優しさに触れて少し考えも変わってきていた。
その帰り道、偶然にも月食の日にバッティングしていた。その様子を見て昴は何かを危険視していた。
一方で華蓮は郁の急に位が上がったことをやっかみ、爪を噛んでいた。華蓮と間違えているのではないかと父に言い寄ろうとすると、どうやら今は英二が訪ねてきているらしい。英二は「婚約者を郁に取り替えたい」と申し出ていた。郁の美貌は社交界でも目を引く存在であり、華蓮よりも優れていると話していた。
その頃、屋敷に戻ってきた昴は頭を抑えて苦しそうにしていた。郁が駆け寄ると、昴の額から角が出現していた。
黒妖の花嫁感想3話
吉永
これが昴が「化け物」と呼ばれていた理由なんですかね。
実は昴自身も夜妖人とかいうオチでしょうか。自身の立場もあって夜妖人との関係改善を志していたのかもしれません。
そして、相変わらず華蓮がうるさいですね笑
大人しく英二とよろしくやってなさいよ笑
桐島昴の角
昴の額から出現した角は、彼が夜妖人の血を引いていることの証であると考えられます。前回尭明からも「お前の父は化け物だった」と言われていることもあり、おそらく間違いないかと思われます。角は夜妖人の特徴的な身体的特徴であり、普段は人間の姿をしていても、強い感情や月食などの特殊な状況下で現れることがあります。
彼が夜妖人との関係改善を志す理由は、自身が夜妖人の血を持っているため、自分の存在意義やアイデンティティに深く関わっているからでしょう。昴は自分の中に流れる夜妖人の血を知っており、それを隠しながら生きてきたことで、人間社会と夜妖人社会の架け橋となる必要性を感じているのかもしれません。
また、彼の実の父が夜妖人の血を持っている場合、昴は父親からその秘密を受け継ぎ、自身の使命として両者の関係改善に取り組んでいる可能性があります。陰陽寮特殊部隊を率いる立場にあるのも、ただ夜妖人を取り締まるだけでなく、真の平和共存を目指すための行動と言えるでしょう。
カス女・華蓮
華蓮は、英二が「婚約者を郁に取り替えたい」と言った瞬間、激しい怒りと屈辱を感じたことでしょう。自分がこれまで培ってきた自信や地位が、一瞬にして揺らいだのです。常に郁を見下し、自分こそが家族の中心であり、最も優れた存在だと信じていた華蓮にとって、英二の発言は耐え難いものでした。
嫉妬心も強く芽生えたはずです。郁が自分よりも美しく、社交界で注目を集めているという事実を突きつけられ、焦燥感に駆られました。また、自分が望んでいた幸せや地位が郁に奪われるのではないかという不安も抱いたでしょう。
さらに、家族内での自分の立場が危うくなる恐れから、深い焦りと恐怖を感じた可能性もあります。華蓮は郁を貶めることで自分の優位性を保ってきたため、そのバランスが崩れることに強い抵抗を感じたのです。このように、華蓮の心中には怒り、嫉妬、焦り、不安といった負の感情が渦巻いていたと考えられます。
2話 ⇔ 4話
