目次
漫画「偽聖女の妹にすべてを奪われた私が本当の聖女でした」をネタバレ解説
アディヤはセイリオス伯爵家の長女で、夢解きの聖女の力を持っていましたが、3年前に神聖力を失い、妹のライラーにその力が引き継がれました。これにより、アディヤは家族や婚約者シハーブから蔑まれ、辛い日々を送っていました。
シハーブはアディヤの神聖力を期待して婚約したが、力を失ったアディヤは価値を見出されず、最終的にシハーブはライラーと婚約しました。
吉永
偽聖女の妹にすべてを奪われた私が本当の聖女でした 主な登場人物紹介
-
アディヤ
セイリオス伯爵家の長女で、夢解きの聖女としての力を持って生まれましたが、神聖力を失い、妹のライラーにその力が引き継がれます。家族や婚約者シハーブから冷遇され、苦しむ日々を送っています。 -
ライラー
アディヤの妹で、アディヤが神聖力を失った後、その力を引き継ぎます。姉アディヤを見下し、シハーブとも親しくしていますが、シハーブへの執着よりもアディヤを虐めることに重点を置いています。 -
シハーブ
アディヤの婚約者であり、初めはアディヤとの婚約を守るべき立場でしたが、アディヤが神聖力を失ったことを理由に、ライラーに乗り換える決断を下します。最終的にライラーと婚約し、アディヤを裏切ることになります。 -
眠り病の男性
アディヤが夢の中で出会った男性で、倒れている状態の彼を治療するために神聖力を使いました。その後、夢から覚める直前にアディヤの手にキスをし、アディヤの左手薬指に痣を残します。
吉永
作者「藍上イオタ」さんとは?
ライトノベルや漫画の原作を手掛ける作家です。彼女は、主人公が愛されるストーリーや、ジレジレ・モダモダ・両片思いといった要素を好むと公言しています。
シーモアでは、以下の作品が藍上イオタさんの原作として配信されています。
私が聖女?いいえ、悪役令嬢です!
乙女ゲームの世界に転生した主人公が、悪役令嬢としてハッピーエンドを目指すファンタジー作品です。
ななしの皇女と冷酷皇帝 ~虐げられた幼女、今世では龍ともふもふに溺愛されています~
虐げられた皇女が転生し、龍やもふもふに溺愛されるストーリーです。
偽聖女の妹にすべてを奪われた私が本当の聖女でした
夢魔を退治できる聖女として生まれた主人公が、妹に力を奪われ、再び立ち上がる物語です。
また、藍上イオタさんは自身のTwitterアカウント(@AIUE_Iota)で、最新の活動情報や作品に関する情報を発信しています。
偽聖女の妹にすべてを奪われた私が本当の聖女でした ネタバレあらすじはこちら
1話 | 2話 | 3話 |
4話 |
第1話ネタバレ
アディヤはセイリオス伯爵家の長女として生まれ、夢解きの聖女の力を持っていましたが、力を失い、その能力は妹のライラーに引き継がれました。そのため、家族や婚約者のシハーブから蔑まれ、虐げられる日々を送っていました。
アディヤが神聖力を使えなくなった背景には、3年前に夢魔の世界で眠り病の男性を助けた出来事があり、その際に左手薬指に残った痣が、彼が再び会いに来ることを示すものとして、アディヤは信じていました。
ライラーは姉アディヤを見下し、婚約者シハーブとも親しくしていましたが、アディヤのブローチに魅了され、その後、シハーブとの婚約を破棄させて自らその座を手に入れました。
シハーブがアディヤを裏切ってライラーと婚約した理由には、アディヤが神聖力を使えないことが影響していました。アディヤはもはや聖女ではなく、一般の貴族令嬢としての価値しか持たないと考えられたため、婚約破棄は避けられない結末だったのです。
感想
アディヤの苦悩と裏切り、そして妹ライラーの野心が絡み合った複雑な人間関係が描かれており、非常に感情的で心に残ります。アディヤの無力感や、神聖力を失ったことが引き金となり、家族や婚約者からの冷遇を受け続ける姿には共感を覚えます。
妹ライラーの野心的な行動や、シハーブの裏切りがさらにアディヤを追い詰める展開は、彼女の苦しみと同時に、登場人物たちの複雑な思惑が絡み合っていることがよく伝わります。
吉永
第2話ネタバレ
アディヤは、11歳の頃から聖女の力を発現させ、その能力に嫉妬していた妹ライラーに、ある日ぬいぐるみから聞こえた声に従って聖女の力を奪われます。このぬいぐるみには夢魔が取り憑いており、アディヤに触れることでその力を奪えると囁きます。
アディヤはそのことに気づき、ライラーにぬいぐるみを渡さないよう警告しますが、ライラーはアディヤの腕を掴んで力を奪い、少しずつその力を手に入れます。
その後、ライラーはすべてを手にし、アディヤはどん底に落ちます。一方、ライラーはアディヤが持っていた予知夢の能力を使い、他の人を助けることになります。3年前の出来事を振り返るライラーは、アディヤの力を奪って自らの地位を築き上げたことを思い出しています。
そして、アディヤの左手薬指に残った痣が、呪われた王子パドル・ラス・アルグルと同じであることが判明します。ライラーはその痣を不吉だとし、アディヤを「呪われた王子」のパーティーに送ります。
パーティー当日、パドルはアディヤと再会し、手を合わせると「再会の魔法」が発動し、光が放たれます。
感想
嫉妬と裏切り、そして運命が交錯するドラマ満載のストーリーです。アディヤが持っていた聖女の力を妹ライラーに奪われ、どん底に落ちる展開は胸が痛く、そして不思議と引き込まれます。
まるでライラーがぬいぐるみの声に導かれ、手に入れた力でアディヤを押しのける姿が、まるで悪役のように感じられるけど、なぜかどこか憎めない。アディヤが力を失ったことで、ライラーの野心が膨れ上がる様子はまるでどんどん強くなっていく怪物のよう。
吉永
第3話ネタバレ
バドルは3年前、夢魔に襲われて昏睡状態に陥りましたが、ある少女に助けられて目を覚ますことができました。彼はその少女を再び探し出そうと決意しますが、強大な魔力をコントロールできないため、父である皇帝に止められます。
皇帝は、少女が実在するかどうかもわからない上、バドルには他の令嬢と結婚してほしいと望んでいました。それでも、バドルは「再会の魔法」の痣が頻繁に疼くことで、少女の苦しみが自分に伝わることを感じ、焦りながら魔力をコントロールできるように努力します。
そして、18歳になるまでに少女を見つけられれば許可を得ることができ、バドルはついに各国を旅し始めます。
マイヤ神聖国に到着したバドルは、その国の人々が恐れていた自分に対して、見た目で色目を使う女性たちにうんざりしながらも、ついにアディヤを見つけます。バドルは彼女こそが助けてくれた少女だと確信し、即座に「この女性を花嫁にする」と宣言します。
この発言に焦ったライラーは、アディヤが皇子妃になることで自分の地位が脅かされることを恐れ、周囲の貴族と共にバドルを批判し始めます。しかし、バドルはその強大な魔力を使い、アディヤと自国の貴族以外のすべてを膝まづかせます。
シハーブはその魔力のコントロールに圧倒され、次元が違うことを痛感します。最後にバドルはアディヤをお姫様抱っこして、花嫁にすると宣言するのでした。
感想
まさに王道のラブストーリーにスリルと魔力が絡み合った素晴らしい展開!バドルの「再会の魔法」って、まるで運命に導かれるような力強さがあって、彼の情熱に引き込まれますね。
しかも、父親に止められたバドルが必死に魔力をコントロールして、18歳までに見つけると決めて旅を始めるあたり、まるで映画のヒーローみたい。どこか少年っぽい一途さがまた魅力的。
吉永
第4話ネタバレ
ライラーは、姉アディヤからその力を奪っていました。しかし、バドルがアディヤを花嫁に迎えることにより、アディヤが本物の聖女であることが明らかになり、マイヤ帝国から偽の聖女であるライラーは追放されることになるでしょう。
ライラーが偽物であることが露見するのも、時間の問題と言えます。
また、ライラーが夢魔の力を使いこなすために、ぬいぐるみと契約し、闇に堕ちるという展開も考えられます。そうなれば、アディヤはもはやライラーから力を奪われることはなくなり、聖女としての力を取り戻すことができるでしょう。
そして、最終的にはバドルとの幸せな新婚生活が待っている、明るい未来が広がっているように感じられます。
感想
「偽聖女VS本物の聖女」という壮絶なバトルが繰り広げられている感じで、ドキドキが止まりません!ライラーの「力を奪う」って、最初はちょっとした悪巧みかと思いきや、段々と闇の深さが増していくんですよね。
夢魔の力を借りて闇堕ちする展開、もう完全にダークヒロインになっていく予感がヒシヒシと伝わってきます。こっちのライラー、ただの妹じゃない!まさに「闇の中の魔女」って感じ!
吉永
偽聖女の妹にすべてを奪われた私が本当の聖女でした 最終回の結末予想
アディヤが最終的に本当の聖女として力を取り戻し、ライラーとの壮絶な対決を迎える展開が考えられます。ライラーはぬいぐるみを通じて夢魔の力を使い、どんどん闇に堕ちていくでしょう。しかし、アディヤはその力を正しく使い、再び光を取り戻します。
バドルがアディヤをしっかりと支え、二人の絆はさらに深まり、最終的にはアディヤが自分の聖女としての力を完全に解放し、ライラーの陰謀を打破することになるでしょう。
そして、バドルがアディヤをお姫様抱っこで花嫁にすると宣言したように、二人は無事に結婚し、幸せな新婚生活を送ることが描かれるはずです。
ライラーにとっては、力を奪ったことで最終的に孤独になり、罪を償うことになるかもしれません。彼女が闇に堕ちた代償として、結末ではその行動の結果に向き合うことになるのではないでしょうか。
吉永
ーー コミックシーモアなら初回登録で70%OFF ーー