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漫画「ゆかりくんはギャップがずるい」をネタバレ解説
副業で週に一度、専門学校の講師を務めることになった芽衣子は、緊張しながらも真面目で癒やし系の生徒・ゆかりくんのおかげで授業を乗り切っていた。
礼儀正しく優しいゆかりくんに芽衣子は密かにときめきを感じながらも、「私は先生だから」とその気持ちを必死に否定していた。
しかしある夜、路地裏で絡まれているゆかりくんを助けに入った芽衣子は、彼が警察手帳を取り出し、男たちをあっさり退散させる姿を目撃する。なんとゆかりくんは年下どころか28歳の刑事で、自分より年上だったのだ!
吉永
ゆかりくんはギャップがずるい 主な登場人物紹介
芽衣子(もり めいこ)
- 年齢: 26歳
- 職業: アナウンス学校講師
- 性格: 真面目で頑張り屋だが、少し自信がなく、緊張しやすい一面もある。生徒のことを大切に思う優しい性格。
- 特徴: 教壇に立つときは緊張で固まってしまうが、ゆかりくんの存在が彼女の支えになっている。仕事柄「先生だから」と恋心を抑えようとするが、心の中ではゆかりくんにときめいている。
葉山 ゆかり
- 年齢: 28歳
- 職業: 刑事
- 性格: 礼儀正しく、穏やかで優しいが、警察官としての責任感と冷静さを持つ。時折見せる茶目っ気が魅力的。
- 特徴: 学校では真面目な生徒を装っているが、実はバイクが似合うワイルドな一面も持つ。芽衣子に対しては尊敬の気持ちと好意を抱いており、彼女を支える存在になりたいと思っている。
吉永
作者「あんどうまみ」さんとは?
あんどうまみ先生は、北海道を拠点に活動する漫画家、エッセイスト、ローカルタレントです。2012年度の準ミス日本に選ばれた経歴を持ち、テレビ北海道(TVh)の番組「旅コミ北海道」などでレポーターとしても活躍しています。
コミックシーモアでは、以下の作品を連載中です。
コミュ力低めでちょいオタな私が準ミス日本になるまで
自身の経験をもとに、コミュニケーションが苦手でオタク気質だった著者が、どのようにして準ミス日本に選ばれるまでになったのかを描いたエッセイ漫画です。
これらの作品は、コミックシーモアで閲覧・購入が可能です。また、あんどうまみ先生はX(旧Twitter)やInstagramでも活動情報や作品の最新情報を発信しています。最新の情報や作品の詳細については、これらのSNSやコミックシーモアの公式サイトをご確認ください
ゆかりくんはギャップがずるい ネタバレあらすじはこちら
1話 | ||
第1話ネタバレ
芽衣子は、副業で週に一度だけ専門学校の講師をすることになった。初めての教壇に立つ緊張で押しつぶされそうになりながらも、彼女がなんとか続けられているのは、ある生徒の存在が大きかった。
その生徒、ゆかりくんは真面目で、優しくて、どこかほっとさせてくれる癒やしのような存在だ。芽衣子にとって、ゆかりくんは心のオアシスであり、つい目で追ってしまう可愛い生徒だった。
「今日もよろしくお願いします!」
礼儀正しく頭を下げるゆかりくんを見るたびに、芽衣子は自然と緊張がほどける。授業中、彼が真剣な顔でノートを取る姿や、控えめに見せる笑顔は、芽衣子にとって何よりの励みだった。
友達から「そのイケメン君、芽衣子ちゃんに気があるんじゃない?」とからかわれても、「私は先生だから、そんなわけないよ」と笑いながら否定していた。
そんなある日、授業後の教室で芽衣子は偶然、ゆかりくんが友人に「俺、森先生が担当でよかったよ」と話しているのを耳にする。
その言葉に胸が温かくなるのを感じながら、渡そうとしていたプリントが風に飛ばされる。慌てて追いかけるゆかりくんが紙をキャッチし、無邪気に喜ぶ姿に、芽衣子の胸は高鳴った。
「だめだめ。私は先生なんだから、こんな気持ちになるのはおかしい」と自分に言い聞かせる芽衣子。
しかし、そんな彼女の思いはある夜、予想外の出来事で大きく揺れ動く。帰宅途中、路地裏で数人の男たちに絡まれているゆかりくんを見つけた芽衣子は、とっさに声を上げた。
「私の生徒に何か用ですか?」
強い口調で間に入ると、ゆかりくんはポケットから警察手帳を取り出して男たちに見せた。驚いた男たちは慌てて逃げていく。
「えっ、どういうこと?」
芽衣子が状況を飲み込めずにいると、ゆかりくんが苦笑いしながら答えた。
「すみません、隠してましたけど、僕、刑事なんです」
しかも、28歳で、芽衣子より年上だった。
思いがけない事実に驚く芽衣子。生徒だと思っていた相手が実は年上の刑事だったとは――。その瞬間、芽衣子の中で何かが変わり始めていた。
感想
これはまさに「恋愛コメディ界の大逆転劇」!真面目な年下生徒だと思っていたゆかりくんが、実は年上の刑事だったという衝撃展開。芽衣子先生、完全に「生徒」というカテゴリで安全装置をかけてたのに、その装置、思いっきりぶっ壊れましたね。
しかも、警察手帳をサッと取り出して男たちを撃退するシーン、これ、普通ならドラマの主人公級の登場ですよね?
一方の芽衣子先生は、ゆかりくんを「癒やし」とか「オアシス」とか言ってたけど、実際はそのオアシスが砂漠の荒くれ者を一掃してくれるという、ギャップ萌えどころの話じゃない展開。
吉永
ゆかりくんはギャップがずるい 最終回の結末予想
芽衣子とゆかりくんは、お互いに惹かれ合いながらも、「先生と生徒」という立場や自分の気持ちに葛藤し続けます。しかし、芽衣子がゆかりくんの刑事としての一面を知ったことで、少しずつ距離が縮まっていきます。
ある日、芽衣子は学校に潜入していたゆかりくんが抱えていた事件に巻き込まれてしまいます。ゆかりくんは芽衣子を必死に守り、事件を解決。これが二人の絆をさらに深めるきっかけになります。
事件が無事解決し、ゆかりくんが学校を離れるとき、芽衣子は自分の気持ちに素直になる決意をします。
クライマックスシーン
ゆかりくんが芽衣子に別れの挨拶をしようとしたその瞬間、芽衣子が涙をこらえながら言います。
「私は先生だからって、ずっと気持ちを抑えようとしてた。でも、もう立場とか関係ない。安藤さんのことが好きです。」
驚いたゆかりくんは、一瞬黙り込むものの、優しく微笑みながら答えます。
「僕も先生じゃない、森芽衣子さんが好きです。」
二人は夕焼けの中で初めて素直に気持ちを伝え合い、新しい一歩を踏み出します。
エピローグ
半年後、芽衣子は講師としてすっかり成長し、生徒たちに慕われる存在になっています。一方、ゆかりくんは刑事として忙しい日々を送る中、休みの日には芽衣子をデートに誘い、二人で穏やかな時間を過ごしています。
最後のシーンは、二人が一緒に笑いながら手を繋ぎ、未来に向かって歩き出す姿で幕を閉じます。
吉永
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