私は選ばれない ネタバレ！あらすじや結末予想も！

漫画「私は選ばれない」をネタバレ解説

親が決めた政略結婚の相手であり、子供の頃から恋い慕っていたオルドランド侯爵家の嫡男エルネストが、最終的にクロエではなく妹のエミリィを選ぶところから始まります。

失意の中にいるクロエに、シスレーユ公爵家のレオネルが突然結婚を申し込みます。不遇な伯爵令嬢と愛を知らない小公爵の、契約結婚から始まる執着と溺愛のストーリーが展開されます。

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私は選ばれない 主な登場人物紹介

1. レオネル

   • 本作の主人公。冷静で計算高い性格だが、次第に心の中で変化が起き、クロエに対する本当の気持ちに気づく。最初はクロエとの結婚を自己利益を追求する手段として考えていたが、物語が進むにつれて彼女との絆を深め、愛を見つけることになります。

2. クロエ

   • レオネルが婚約を申し込む女性。エルネストとの婚約破棄の痛みを抱えており、最初は冷静にレオネルの申し出を受け入れますが、彼の真剣さや愛を求める姿に心が動かされます。静かな強さを持つ、思慮深い女性です。

3. エルネスト

   • クロエの元婚約者。婚約破棄をする際にクロエを傷つけた人物で、物語の中で彼の存在がレオネルとクロエの関係に影響を与えます。レオネルとクロエの結婚に対して何らかの反応を示す可能性が高いキャラクターです。

4. エミリィ

   • エルネストと関係を持つ女性。レオネルがパーティで彼女とエルネストの姿を目撃することで、クロエに対する感情が引き起こされるきっかけになります。物語ではエルネストとの関係が重要な要素となるため、彼女も一つのポイントになります。

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作者「碧貴子」さんとは？

碧貴子（みどり たかこ）氏は、日本の漫画家および小説家として活躍されています。

代表作には、伯爵令嬢と公爵の契約結婚を描いた『虜囚の恋～勇猛な騎士団長が捧げる真摯な純愛～』や、婚約破棄から始まる愛憎劇『どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます』などがあります。

これらの作品は、シーモアなどの電子書籍プラットフォームで読むことが可能です。

私は選ばれない ネタバレあらすじはこちら

第１話ネタバレ

クロエは、自分が選ばれることはないと知りながらも、婚約者であるエルネストと妹のエミリィが抱きしめ合う姿を静かに見つめていた。彼女は幼い頃からエルネストに恋心を抱いていたが、彼の切ない眼差しが向けられる先がエミリィであることにとうに気づいていた。それでも、クロエは妹を愛おしく思いながらも、エルネストへの想いを諦めきれなかった。

社交界ではすでに二人の関係を怪しむ噂が広まっており、クロエもまた、結婚が2年も延期されている理由がエミリィの成人を待つためであることを察していた。そして、彼女の予感は的中する。エルネストはついに婚約破棄を決断し、父親もその書類にサインすると同時に、エミリィとエルネストの婚約を認めるのだった。

「お姉さま、申し訳ございません！ お姉さまは私にないすべてを持っていますから！ ですから、エルネスト様だけは！」

エミリィは涙ながらにクロエに許しを請う。しかし、クロエはずっと、感情を素直に表に出せるエミリィを羨ましく思っていた。クロエは厳格な教育の中で感情を隠す術を学び、常に理性的であることを求められてきた。一方、エミリィは甘やかされて育ち、無邪気に笑い、時に泣き、感情豊かに生きてきた。エルネストが惹かれたのも、きっとそんなエミリィの姿だったのだろう。

「私はあなたの幸せを祈っているわね」

クロエはいつものように微笑みを浮かべ、本音を隠しながら妹に別れを告げた。

婚約破棄の噂が社交界を騒がせることを予想し、父親はクロエに「噂が収まるまで屋敷を離れろ」と告げた。クロエはその提案を受け入れるが、彼女の心はすでに決まっていた──もう二度とこの屋敷には戻らない。

荷造りをしている最中、屋敷内が突然騒がしくなる。「お嬢様、実はシスレーユ公爵家のレオネル様が突然やってきたようです」

クロエは驚きつつも、父親に呼ばれ、レオネルと対面することとなるのだった。

感想

エルネスト、お前ってヤツは…！！💢

2年も婚約を引き延ばした挙句、結局「妹の方が好きでした☆」って、そんなのヒロインの時間返して！！クロエがどれだけの思いで待っていたと思ってるんだ！！！😭💥

父親の「噂が収まるまで屋敷を離れなさい」って言葉、要するに「お前がいると家の評判下がるからしばらくどっか行って」ってことでしょ！？

そりゃクロエも「二度と帰るかこんな家！」ってなるわ！むしろ今までよく耐えたな！？

「お姉さま、ごめんなさい～💦」って言うけど、お前がやったこと考えろ！！！

しかも「お姉さまは私にないすべてを持っていますから！」って、いやいやいや、お前が持ってるもん、ヒロインの婚約者含まれてるからな！？

✔ 幼い頃から一途に思い続けた相手に裏切られる

✔ 妹にすべてを奪われる

✔ 父親にも味方されない

✔ なのにヒロインはずっと耐えてる…

もうさ、「耐えのクロエ」って呼びたい（泣）😭💦

ただし、ここで終わらないのがこの物語の面白いところ！ここで救世主・レオネル登場！！✨

第２話ネタバレ

クロエは、シスレーユ公爵家のレオネルから「私の妻になっていただきたい」と衝撃的な求婚を受ける。しかし、彼女は冷静に応じた。

「…これはレオネル様からの正式な命令となりますよね。立場が下である私に、断る権利はありません」

公爵家のレオネルと伯爵家のクロエでは、立場に絶対的な差がある。そのため、クロエにはこの求婚を断る術はなかった。

しかし、冷たくそう言い放ったクロエを見て、レオネルはどこか面白そうに笑う。

「私はそうして、回りくどく話をしないあなたのことが好きですよ。そして、この結婚には一つ考えがあります」

レオネルが告げたのは、愛のない契約結婚だった。

「あなたが子を産んでくれれば、その後は構いません。公爵家の体裁だけは守ってくれれば、不貞だって好きにしてください」

その冷徹な提案を前に、クロエは「誰かに愛されたい」という自分の長年の夢が叶うことはないと改めて悟る。そして、わざと冷たい態度でレオネルに問いかけた。

「私のことを心から愛してくださいますか？」

もちろん、それが叶うはずがないとわかっている。レオネルは色恋の噂が絶えない人物であり、クロエを一途に愛することはないはずだった。試すように投げかけたこの言葉に、しかしレオネルは意外な返答をする。

「わかりました。あなたのその条件、飲んであげましょう」

「え？」

クロエにとって、まったく予想外の言葉だった。

「私のことはレオネルと呼んでください。私としても、あなたを心から愛せるよう努力しますから」

その瞬間、クロエは彼の真意を測りかねたが、こうして二人の結婚は契約として成立するのだった。

感想

レオネル「私の妻になっていただきたい」

クロエ「（えっ……！）」💓✨

…かと思いきや、

レオネル「子さえ産んでくれれば、あとは自由にしていい」

えぇぇぇぇぇ！！！？？？😨💥

なんだこの”条件付き契約結婚”は！！！

クロエ「私のことを心から愛してくださいますか？」

（絶対にNOって言うでしょ、だってこの人遊び人だし…）

レオネル「わかりました。あなたのその条件、飲んであげましょう」

クロエ「え？？？？？？？？」😦💦

いや、予想外すぎて読んでるこっちも「え？」ってなったわ！！

最初は「体裁のための結婚」「不貞もOK」とか言い出して、こいつ冷酷すぎでは？？と思ったのに、

クロエがエルネスト庇おうとした瞬間に 「そんな男、クズだろ」 って言ってくれるの良すぎる…。

しかも、傷つくほど手を握りしめるクロエを見て、サラッと手を取って手当てするのズルい！！！

この男、最初の印象と違いすぎるんだが？？？😳

「私としても、あなたを心から愛せるよう努力しますから」

いや、もうこの時点でめっちゃ愛しそうな気配出てるんだが！？！？🤯💖

クロエは「え？」とか言ってるけど、これからめちゃくちゃ溺愛されるフラグでしょ！？！？

エルネスト「クロエとは結婚する気ないけど、親が決めたから仕方なく…」

エルネスト「でもやっぱエミリィが好き…🥺」

レオネル「その男、どうしようもないな」

読者「ほんそれ」😇👏

第３話ネタバレ

レオネルの視点で物語は進みます。彼は社交界で叶わぬ恋に悩んでいたある日、パーティでエルネストとエミリィが抱き合う姿を目撃します。その光景を遠くから見つめるクロエの表情も目に入り、彼女が婚約破棄される運命にあることを察知します。クロエの傷ついた姿を見たレオネルは、彼女を助けたいという気持ちが湧き上がり、彼女との結婚を真剣に考え始めます。

レオネルにとってクロエとの結婚には多くの利点がありました。エルネストの家が進めている鉄道事業にうまく関わり、クロエを妻にすれば、エルネストが捨てた女性を妻にしたことになり、エルネストに対して優位に立てると考えたからです。これらの条件が全てうまく噛み合ったため、レオネルはすぐにクロエへの結婚準備を始めます。

後日、クロエに婚約を申し込むために彼女の元を訪れ、クロエの父親から承諾を得た後、直接彼女に婚約の話を持ちかけました。しかし、その時クロエは冷静に対応し、エルネストの話題を出すと彼女の表情が一変しました。レオネルはその瞬間、クロエが自分と同じように胸の内に秘めた思いを抱えていることに気づきます。

「愛」を求めていると語ったクロエに、レオネルは驚きつつも、彼女との未来に胸を高鳴らせるのでした。

感想

レオネルの視点で展開される物語、かなり引き込まれますね！最初はクロエを助けるために結婚を考え始めたレオネルが、次第に彼女との未来にワクワクしていく様子が面白いです。最初は完全に「お得な結婚」みたいな計算高い目論見だったのに、クロエから「愛」を求められた瞬間、予想外の展開に驚いてしまったのは、読者も一緒にビックリするポイントでした。

特に、レオネルが冷静に計画を立てつつも、クロエの本心に触れたときにちょっと変わり始める感じがいいですね。まさに「恋愛は計算できない！」というのが伝わってきて、結局どうなるのかすごく気になる展開に。クロエの心の中に秘めた思いが見えてきた瞬間、レオネルの表情が変わるのも面白かったですし、まさに“意外なラブストーリー”が始まりそうな予感がしてワクワクします！

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私は選ばれない 最終回の結末予想

最終回の結末は、レオネルとクロエが互いに心を通わせ、予想外の形で幸せをつかむ展開が待っているような気がします。

レオネルは最初、クロエとの結婚を利益や計算で考えていたものの、彼女の本心に触れ、愛を求められたことで、次第に彼女に対する気持ちが変わっていきます。クロエも、初めは冷静に対応していたものの、レオネルの本気の気持ちに気づき、心を開いていくでしょう。おそらく、クロエの中にあった「エルネストのことを乗り越えなければ」という思いも、レオネルとの絆が深まることで解消され、二人は本当の意味で理解し合うようになるはずです。

エルネストとの関係もどうにか決着がつくと予想します。もしかしたら、レオネルがクロエと結婚することで、エルネストに対する優位を確立し、クロエを取り戻そうとするエルネストに対して、レオネルがしっかりと立ち向かう場面もあるかもしれません。しかし、最終的にはクロエの心がレオネルに向かっていき、エルネストは過去のこととして終わらせる形になるでしょう。

そして、二人が結婚し、最終的には「愛」と「信頼」で結ばれるシーンが描かれるのではないかと思います。クロエの静かな強さとレオネルの成長した姿が印象的で、二人の未来には幸せが待っていることでしょう。

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