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漫画「最愛すぎて手が出せない!! 歳の差こじらせ彼氏の密かな独占欲」をネタバレ解説
同じ職場で働く年の差カップル・**遥(はるか)と美羽(みう)**は、交際を始めて半年。
彼氏の遥は、頼りがいのあるイケメンで仕事もできる大人男子。だけど、恋愛に関してはとにかく奥手で、美羽に対して一線を越えられずにいる。
というのも、遥は美羽のことを“最愛すぎて”大切にしすぎるあまり、手を出せないでいたのだ。
本当は彼女のことを誰にも渡したくないほど愛していて、密かに独占欲を燃やしているけれど…
「好きすぎて触れられない…」というジレンマに悩まされる日々。
一方の美羽も、「どうして触れてくれないの?」と不安を抱きつつも、遥のことが大好き。
吉永
最愛すぎて手が出せない!! 歳の差こじらせ彼氏の密かな独占欲 主な登場人物紹介
🧑💼遥(はるか)
・30代のエリートサラリーマン
・美羽の上司で、現在の彼氏
・穏やかで大人の余裕を感じさせるタイプだけど、恋愛では極度の奥手
・美羽のことを誰よりも大切にしているが、「大切すぎて手を出せない」というジレンマに悩み中
・実は密かに強い独占欲と嫉妬心を抱えているが、表には出せずにいる
👩💼美羽(みう)
・20代の社会人女性
・明るくてしっかり者、仕事も恋も一生懸命な性格
・遥に好意を持ち、交際中。でも、半年経っても手を出してこない遥にちょっと不安
・「私、魅力ないのかな…」と悩みつつも、遥が好きすぎて空回りしてしまうことも
・一途で健気なヒロインで、読者からの共感度高め!
このふたりの「好きすぎてうまく進めない恋愛模様」が最大の魅力。
吉永
作者「さくら蒼」さんとは?
さくら蒼(さくらそう)先生は、漫画家兼イラストレーターとして活躍されています。主にティーンズラブ(TL)ジャンルの作品を手掛け、コミックシーモアでは以下のような作品が配信されています。
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『幼馴染は一卵性の獣』
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『好きすぎて止められない』
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『お見合い相手はXL絶倫筋肉社長 お試しHで気絶寸前の絶頂快感!?』
また、さくら蒼先生は小説の執筆も行っており、以下の作品があります。
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『幼なじみ副社長の復讐は、私を溺愛することでした』
さらに、さくら蒼先生は「稲沢イラストアート展」の主催も務めており、地域のアート活動にも積極的に関わっています。 先生の公式ウェブサイトでは、これまでの作品やイラストの制作実績が紹介されています。最新の活動や作品情報については、先生のX(旧Twitter)アカウント@ssakusousakuをご確認ください。
最愛すぎて手が出せない!! 歳の差こじらせ彼氏の密かな独占欲 ネタバレあらすじはこちら
1話 | 2話 | 3話 |
第1話ネタバレ
OLの苗代琴乃は、20年もの長きにわたり、幼馴染の織部達海に想いを寄せ続けてきた。
7歳年上の彼に初めて憧れを抱いたのは、まだ幼い少女だった頃。
それから幾度も告白を繰り返し、料理や掃除を覚えては“良いお嫁さん”になれるよう努力してきた。
けれど、彼はいつも琴乃を「子ども」としてしか見てくれなかった。
――このままじゃ、何も変わらない。
そんな思いに駆られたある日、琴乃はついに覚悟を決めた。
言葉では届かないなら、行動で気持ちを伝えるしかない。
彼の顔を見つめ、心臓の高鳴りに抗いながら、そっと唇を重ねた。
その瞬間、静まり返った空気の中で、達海が低くつぶやいた。
「……人の気持ちも知らねぇで」
次の瞬間、琴乃は驚きに息を呑んだ。
今まで見たことのない達海の眼差し――
そして彼は、琴乃を逆に押し倒してきたのだ。
ずっと止まったままだった二人の時間が、ついに、動き出す――。
感想
長年の片想いってだけでも胸がギュンギュンするのに、
「子ども扱いされてるからって、引き下がれっかよ!!」っていう琴乃の攻め姿勢が最高👏
ついに決意のキスを仕掛けるその瞬間、読者も一緒に息止まります。え、まさかのこっちからいくの!?って。
でもね、そのあとの達海が想像以上にヤバい。
「人の気持ちも知らねぇで」って、
え、それどっちの意味!? 好きすぎて抑えてたってこと!?
からの、押し倒しですよ。はい、終了。尊死案件。
しかもこの二人、片想い歴20年とかいう長編ラブストーリーを背負ってるくせに、まだすれ違う。
そのもどかしさが甘くて、尊くて、胃がキュッてなる。
気づけば、こっちが2人の恋の成就を祈る親戚のおばちゃん状態。
「一歩踏み出せば変わる」って、こういうことかも。
とにかく、じれったさと急展開の甘さが絶妙にミックスされた1冊でした!
吉永
第2話ネタバレ
「今さら逃げられると思ってるのか?」
低く響いたその声は、いつも穏やかだった達海のものとは思えないほど、熱を孕んでいた。
ずっと憧れ続けてきた彼に、こんなふうに見つめられる日が来るなんて――。
琴乃の胸は、戸惑いと高鳴りで苦しくなる。
無関心だと思い込んでいた彼の瞳が、まるで獲物をとらえるように真っすぐ自分を見据えている。
そして、その長く繊細な指が、まるで怒りすら滲ませるような執念で琴乃の肌をなぞる。
ひとつひとつの愛撫に、長年押し殺してきた想いが滲んでいた。
――達海が、こんなにも強く自分を求めていたなんて。
夢を見ているような時間の中で、琴乃は何度もまばたきをした。
ずっと遠くにいた彼が、今、こんなにも近くにいる。
触れてくる温もりも、囁かれる吐息も、すべてが現実なのだと心が震える。
戸惑いながらも、琴乃の心は確かに揺れていた。
それは、ずっと追い続けてきた彼と、ようやくすれ違わずに向き合えたことへの――
言葉にならない、喜びの証だった。
感想
ちょ、待って待って待って。
「今さら逃げられると思ってるのか?」って…あんた、ついこの前まで琴乃のこと妹扱いしてたやん⁉️
どのタイミングで“俺の女”スイッチ入ったん??誰か教えて?
しかも、無関心っぽく見せといて実はガッツリ見てた。
じっと見つめて、指先で執拗に愛撫って…いや、スローモーションで脳内再生されたわ!!
読者全員、琴乃になった気持ちで読みながら顔面ニヤニヤ止まりませんけど??(職場で読むの注意な)
そして琴乃ちゃん、戸惑いながらもめちゃくちゃ嬉しそうなのが尊い。
「夢なの…?いや、これは現実…(じわっ)」みたいな内心がかわいすぎて、こっちまでキュン死寸前。
吉永
「急に来たな……!」っていうギャップ萌えが好きな人は読んで損なし!💕
第3話ネタバレ
ようやく――
長年の想いが実り、達海と“恋人”になれた。
それは夢のような出来事だった。
ずっと遠くに感じていた彼が、自分の隣で「好きだ」と言ってくれる日が来るなんて。
琴乃はこれから、映画やドラマで見たような甘い時間を一緒に過ごせると、胸を弾ませていた。
けれど――現実は、少し違っていた。
達海の態度はどこかよそよそしく、どこか線を引いているようにも思えた。
ベッドの中ではさっさと背を向けられ、夜を共にしても一緒に眠ることはなく。
お風呂を誘っても「先に入ってこい」とだけ返される。
“恋人”という肩書きは手に入れたのに、心の距離だけが置いてきぼりにされたようで、琴乃の胸にわずかな寂しさが芽生える。
――私、何か間違えたのかな?
不安がよぎるたびに、彼の気持ちをもっと知りたくなった。
どうすれば、達海が本音を見せてくれるのか。
どうしたら、自分だけを見て、夢中になってくれるのか――
何度も考えた末、琴乃はひとつの“作戦”を思いつく。
それは少し大胆で、ほんの少しズルいかもしれないけれど。
それでも、彼の心をもっと近くに感じたくて。
彼の隣で微笑むだけでは届かない何かを、手に入れるために。
琴乃の小さな恋の駆け引きが、今、始まろうとしていた。
感想
やっと…!やっと恋人同士になった琴乃と達海!!
読者的には「これでイチャイチャ無双タイム突入だな😏」って思ってたわけですよ。
なのに、まさかの彼氏・達海、急に塩対応モード継続中ってどゆこと⁉️
ベッドではさっさと寝返り、お風呂も「先入っとけ」って…
それ、家族に言うセリフじゃん!!??
甘さはどこ!!糖分プリーズ!!!
琴乃ちゃん、最初は「もしかして私、重い?」とかちょっと凹むけど、すぐに立ち上がるのがマジ強い。
「どうすればもっと好きになってもらえるかな…よし、作戦だ!」って切り替えが早い!健気で可愛い!尊い!
でもこの作戦、どう見ても恋愛脳女子の暴走寸前作戦な気がしてハラハラが止まらん。
吉永
最愛すぎて手が出せない!! 歳の差こじらせ彼氏の密かな独占欲 最終回の結末予想
琴乃が思いついた作戦が、最初はちょっと大胆すぎて達海が動揺し、ギクシャクする場面が続くと思う。
でも、その後、琴乃の「本気の想い」と「達海にだけは絶対に本音を見せてほしい」って気持ちが伝わる瞬間が来る。
達海が気づくんですよ。
「自分、彼女の気持ちをちゃんと見てなかった」って。
そして、これまでの塩対応が実は彼女を傷つけまいとする優しさだったことが明らかに。
最終的には、達海が琴乃に「ずっと君を見てきたけど、今やっと本当に君が必要だと気づいた」って告白して、
琴乃が思わず涙を流すシーン!
その涙を拭う達海の手が、今度こそ愛しさを込めて優しく触れる…。
そして、お風呂に一緒に入ったり、ベッドで甘い時間を過ごしたり、今までの“モヤモヤ”が一気に解消!
完全に「恋人らしい時間」を楽しみつつ、本当に幸せそうな二人でラスト。
ちょっとドラマチックすぎるかもだけど、二人が幸せになるためには、ちょっとした試練が必要だったっていう展開が最高に感動的!
それに、結局最終的には達海の照れ隠しと琴乃の健気さがいいバランスで、読み終わった後にほっこりする感じ。
吉永
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