目次
漫画「頼くんとヨリを戻すわけには! (プチデザ)」をネタバレ解説
大学進学のために上京した主人公・初帆は、新生活に胸を躍らせていた。
だが、新しく住むアパートの隣人は、なんと中学時代の元彼・頼(らい)だった。
気まずい別れをした相手との、まさかの“隣同士”の再会に初帆は動揺する。
そんな初帆の気持ちをよそに、頼は昔とは違い、ぐいぐいと積極的に距離を詰めてくる。
「他の男とは付き合うな」などと言ってくる頼に戸惑いつつも、初帆の心は揺れ始める。
過去の思い出やすれ違い、そして今の頼のまっすぐな想い――。
吉永

吉永

頼くんとヨリを戻すわけには! (プチデザ) 主な登場人物は?
🌸【初帆(はつほ)】
本作の主人公。
大学進学をきっかけに上京し、一人暮らしをスタートさせたごく普通の女子大生。
中学時代に頼くんと付き合っていたが、気まずい別れを経験しており、それがいまだに心の傷になっている。
しっかり者で自分の気持ちに正直になろうとする反面、恋愛に対しては少し臆病。頼との“予想外の再会”に戸惑いながらも、心が揺れ始める。
🖤【頼(らい)】
初帆の中学時代の元カレで、本作のもう一人の主人公。
偶然にも、初帆の引っ越し先の「隣の部屋」に住んでいた。
当時は不器用で素直になれなかったが、今は男らしさと包容力を備えたイケメン大学生に成長している。
強引で自信満々な態度を見せる一方で、初帆に対しては本気の想いをぶつけてくる。恋愛経験豊富に見えて、実は初帆への気持ちをずっと引きずっている。
🧑🎓【大学の友人たち(名前は後続話で登場)】
初帆の新しい大学生活を彩る友人たち。
相談相手になったり、頼との関係を後押し(あるいは混乱)させたりと、物語のスパイス的な存在。
※彼らは物語が進むごとに登場してくるので、最新話までの情報に応じて紹介を追加できます!
この作品の魅力は、「元カレとの恋の再燃」がテーマでありながら、登場人物の心の成長や変化も丁寧に描かれている点です。
初帆と頼、二人の関係がどのように変わっていくのか…見守りたくなるキャラたちです。
作者「旗谷澄生」さんとは?
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デビューと受賞歴
第255回「デザート・デビュー・ドリーム」ゴールド賞を受賞し、2022年6月に短編集『月曜日が待ち遠しくて』(全2巻)で商業デビュー -
代表作
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『月曜日が待ち遠しくて』:高校生の淡い恋を描いた短編集全2巻 。
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『放課後ブルーモーメント』:夏休みの補習を通じて、真面目な女子高校生と人気男子の出会い・恋心が描かれた青春ストーリー。コミックシーモアで全3巻完結し、高評価(レビュー平均4.0)を得ています
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最新作
『頼くんとヨリを戻すわけには!』:大学進学後に元カレと再会したヒロインの恋模様を描く作品。現在「プチデザ」レーベルで連載中、すでに5巻が配信。 シーモアでは先行作品として掲載されており、レビュー高評価(4.6/84件)と人気です 。 -
SNS活動
X(旧Twitter)では作品情報や反響に感謝する投稿が多数。「シーモアさん2位 ありがとうございます✨」とランキング告知するなど、読者との交流も積極的
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初恋や再会といった純粋な恋愛を丁寧に描写
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青春のちょっとした胸きゅん要素に定評(“まじめに頑張る女子が出会った、初めての恋と眩しすぎる青春!” など描写が好評)
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絵柄がかわいく、キャラの心情が伝わる表現力が高い(レビュー・タグで“絵が綺麗”や“キャラクターが可愛い”と評されています)
📚 これから読んでみたい人向けガイド
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純粋な初恋ものが好きな方には『月曜日…』や『放課後ブルー…』からスタートがおすすめ。
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大学生のリアルな恋愛模様を見たい方には『頼くんとヨリを戻すわけには!』がぴったりです。
🛍 シーモアでの取り扱い
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『頼くんとヨリを戻すわけには! プチデザ』:5巻配信中、1巻は期間限定で無料も
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『放課後ブルーモーメント』:全3巻完結、読みやすく人気高評価
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『月曜日が待ち遠しくて』:全2巻、デビュー作短編集として読んでおきたい
🔚 まとめ
旗谷澄生さんは「純粋で胸きゅんな恋愛物語」を描く、今注目の少女マンガ家です。短編集から長編まで幅広い青春恋愛を手掛けており、読者の心に響く作品が多いです。今後の連載もぜひチェックしたい作家さんですね😊もっと知りたい作品の内容や購入情報があれば、気軽に聞いてください!
頼くんとヨリを戻すわけには! (プチデザ) ネタバレあらすじはこちら
| 1話 | ||
第1話ネタバレ
新生活の匂いがする春の朝。
スーツケースを引いて、初帆は小さなアパートの階段を一段ずつ踏みしめていた。これから始まる大学生活、初めての一人暮らし。胸の奥がワクワクして、ちょっとだけ不安で、でも確かに、期待で満ちていた。
「よし、今日からが本当のスタートだ!」
そう思った、その矢先だった。
ガチャリ、と隣の部屋のドアが開く音。
何気なく顔を上げた初帆の視線の先に立っていたのは、背が伸びて少し精悍になった――けれど、見間違えるはずのない人物。
「……えっ、頼くん?」
忘れたかった、けど忘れられなかった中学時代の元カレ。
気まずい別れ方をして以来、初帆の“黒歴史”の一部になっていたはずの彼が、なぜ今、隣に――?
「なんか、運命っぽくない?」と、頼は悪びれもせず笑う。
それどころか、初帆に対してあの頃よりもぐいぐいと距離を詰めてきた。
「なあ、ヨリ戻さね? 他の男と付き合うなんてナシな」
あっけらかんと言ってのけるその態度に、初帆は呆れ、苛立ち、そして――心のどこかがざわつく。
変わったようで、変わっていない頼。
忘れたはずのときめきと、あの時感じた寂しさ。
中学の頃には気づけなかった感情が、今になってまた動き出していく。
「もう、簡単には戻らない。戻しちゃいけない」
そう思っているのに、頼の言葉や仕草に、初帆の心は少しずつほぐれていく。
――これは、再会から始まる、こじらせ元恋人たちの、リスタート・ラブストーリー。
感想
ああもう、頼くん、圧が強いッ!!
「俺とヨリ戻さね?」って、何その軽やかすぎるセリフ。普通、別れた元カノに言います!? しかも隣人って何その少女漫画みたいな偶然!いや少女漫画だけど!!
頼くんはとにかく強引。そして顔面偏差値が高い。
この二つが揃うと、人はこうも堂々と“俺ルール”を押しつけてくるのか…と妙に感心してしまう。
なのに、嫌いになれない。不思議。それどころか「もっとやれ」って思ってる自分がいる。不思議。
一方のヒロイン・初帆ちゃんは、ごく普通で真面目な女の子。
でも普通だからこそ、頼くんの猛アタックに毎回ちゃんと動揺してくれるのがかわいい。
中学時代の別れがいまだにトラウマになってる初帆に、いきなり“元彼ド直球アタック”はそりゃあ反則ですわ…。
だけど、頼くん。
あの不器用さ、言葉足らずだった昔を、ちゃんと反省してるのよね。
ちょっと口は悪いけど、初帆のこと、本気で好きなのが伝わってくる。
この「好きすぎて拗らせてる男子」と「真面目すぎて逃げ腰な女子」のテンポが絶妙で、毎話ニヤニヤが止まらない!
そして何より、
「他の男とは付き合うな」って言われてみたい人生だった……!!
吉永

頼くんとヨリを戻すわけには! (プチデザ) 最終回の結末予想
もちろんです。
『頼くんとヨリを戻すわけには! プチデザ』のストーリーの流れとキャラクターの性格をもとに、最終回の結末予想を丁寧に解説します。
🔮 最終回の結末予想(丁寧バージョン)
物語は「中学時代に別れた元カレと、上京先でまさかの再会&隣同士」というラブコメらしい偶然から始まります。
頼くんは過去の後悔から初帆への想いを再燃させ、強引なまでにアプローチを仕掛けてきます。一方、初帆は「昔のことを引きずりたくない」「あんな別れ方をした人とは…」と頑なに距離を取ろうとします。
しかし、この二人の“再会”には偶然以上の意味があります。
✅ 中盤以降の展開予想
・初帆は大学生活を通して新たな出会いや成長を経験
・頼くんはただの“強引な元カレ”ではなく、本当の意味で初帆を理解しようと努力
・過去の別れの理由や当時のすれ違いが明らかになる
→実は頼くんは、初帆を傷つけたことを今でも後悔している
・ライバルの登場(初帆に好意を寄せる同級生など)もあって頼の焦りが強まり、一時的に2人はまた衝突
・しかし、感情をぶつけ合った末に、本音でぶつかる2人
💍 最終回:予想されるラストシーン
ある日、初帆はふと気づく――
「私はもう、あの頃の頼くんじゃなくて、“今の彼”に恋してるんだ」と。
頼くんもまた、初帆に無理に迫るのではなく、“今の初帆の気持ち”を一番に考えるようになる。
そして、ふたりはようやく対等な気持ちで向き合い、過去ではなく“これから”を語り合う。
そして――
「じゃあ、今度こそちゃんと付き合ってください。初めてみたいに」
「……うん。今回は、ちゃんとヨリを戻してもいいかな」
初帆が照れながらも微笑むその瞬間、
頼くんの顔には、どこか中学時代の少年のような、安心した笑みが浮かぶ。
過去に終止符を打ち、“今の2人”として歩き出すラスト。
最終ページでは、大学の桜並木を並んで歩くふたりの後ろ姿が描かれ――
「頼くんと、ヨリを戻したって、別に悪くないでしょ?」という初帆のモノローグで締めくくられる。
✨ この結末が予想される理由
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テーマが「過去との向き合い」→しっかり解決してからのハッピーエンドが自然
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頼くんのキャラが“ただの俺様”ではなく、誠実さと後悔を背負っているため、成長型の恋
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初帆も受け身ではなく、内面の変化と自立を描いてきている
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ラブコメなので明るく、前向きで締めるのが王道
吉永
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