復讐パパのネタバレ3話です!3話では、暗闇の中、渡は復讐心に燃え、犬山有紗を制裁することに。関東大学研究所に有紗の遺体を運んで後処理をこなしている最中、日葵から心配の電話が入る。翌日、生徒会室では猿喰勝也、雉尾零、鬼龍院瑛斗が何者かの指示で日葵へのいじめを続行することを画策していた・・・。早速3話のネタバレを見ていきましょう!
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ネタバレ3話
渡は有紗の背後から忍び寄り、首にベルトを巻き付けて力を込めた。
有紗もなんとか逃げ出したものの、暗いトンネルの中には有紗と渡しかいなかった。死の危険を感じて逃げ出したものの、落としてしまったスマホは渡に取られてしまった。そして走り出した先には小さなバンが停まっており、手を伸ばしたところで渡に髪を掴まれてしまった。そして渡の顔をはたいた際にスマホは飛んでいき、その拍子に日葵へのいじめ動画の再生が始まった。
渡は終始無言を貫き、その異様さに有紗は泣き出してついに謝罪の言葉を口にした。「お願いします、やめてください」と言うものの、渡も泣き出して有紗の首に手をかけた。
「日葵は死ぬまでやめてもらえなかったんだぞ!
そして力を込め、動かなくなった有紗をバンの荷台に投げ込み、その場で罪悪感で嘔吐してしまった。自分の行為を実感し、日葵のスマホの位置情報をオフにした上で、自身の職場である関東大学の研究所に連れ込んだ。そして動かなくなった有紗の顔にスマホを向け、Face IDを突破し、録画されていた動画を再生を始めた・・・
一方、日葵は家で料理を作って渡の帰りを待っていた。渡は日葵からの電話を受け、話しながらも唇を噛みしめていた。その間、渡の背後では有紗の遺体が薬品で融解されていた・・・
翌日、生徒会室では犬山有紗が行方不明になった件について話していた。猿喰勝也、雉尾零に浦島はへりくだり、さらに雉尾は生徒会長の鬼龍院瑛斗に話を振ると、鬼龍院は読んでいた本を閉じた。
「引き続き福永日葵には制裁を与える。全ては「あの方」の為・・・我々はその行動理念を曲げてはならない」
と言い切り、再度日葵に向けていじめの内容について吟味を始めた。
感想3話
犬山有紗を沈められたわけですが、思ったよりも敵が多そうですね~
有紗は単なるカメラマンに過ぎず、生徒会長の鬼龍院瑛斗はヤンキー共を掌握し、それだけではなく学校関係者と明確な上下関係があるようです。
さらにボス的存在である鬼龍院が話していた「あの人」というフィクサーの存在も示されていました・・・
渡の敵
犬山有紗は、日葵に対するいじめの動画を録画し、それを楽しんでいる様子が描かれています。彼女の動機は、権力や優越感を感じること、そしてグループ内での地位を保つことにあるかもしれません。彼女の行動は冷酷で、自分より弱い人を見下すことで自己価値を高めようとする傾向があるようです。
猿喰勝也は、父が刑事部長という背景を持ち、自分の行為がもみ消されるという安心感から、権力を振るうことで快感を得ている可能性があります。彼の動機は、自分の力と地位を利用して他人を支配し、恐怖を与えることにあると考えられます。父親の地位を背景に、彼は罰から逃れることができると信じており、それが彼の過激な行動を助長しているかもしれません。
雉尾零はいじめのグループの一員であり、彼の動機は他のメンバーに受け入れられること、そしてグループの中で自分の地位を確立することにあるかもしれません。彼はおそらく圧力に従って行動しており、他のメンバーと同じように行動することで受容されることを求めていると考えられます。
鬼龍院瑛斗はグループのリーダー的存在で、「全ては「あの方」のため」と述べています。彼の動機は、何らかの高い目的や信念に従って行動しているように見えます。彼が言及している「あの方」とは誰か、またその人物や信念がいじめを正当化する理由となっているのかは不明ですが、彼の行動は何らかの強い意志や指示に従っている可能性があります。
これらのいじめっ子たちの動機は様々ですが、共通しているのは権力、支配欲、属する集団内での地位、そしておそらくは自己価値感の欠如や他者への共感の欠如です。彼らは自分たちの行動を正当化し、または無視することで、自己の心理的安定を保っている可能性があります。
「あの方」の正体
物語の中で「あの方」と呼ばれている人物の正体は明かされていませんが、いくつかの可能性に基づいて推測することができます。この人物はいじめグループに強い影響を持っており、彼らの行動の背後にある動機となっているようです。
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高位の権力者または教育機関の重鎮: 「あの方」は学校システムや地域社会の高い地位にある人物である可能性があります。この人物の目的は、学校の評判を守るために問題を隠蔽すること、または自分の地位や権力を維持するために不都合な事実を抹消することかもしれません。
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猿喰佐斗司や他の親の一人: この人物は、猿喰勝也や他の生徒の親であり、その子供たちに対する影響力を行使しているかもしれません。この親が何らかの理由で日葵に恨みを持っているか、または自分の子供の地位を守るために彼女を標的にしている可能性があります。
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秘密結社やグループのリーダー: 「あの方」は何らかの秘密結社やグループのリーダーであり、そのグループは特定の目的や信念のために行動しているかもしれません。この人物の目的は、その信念や目標を推進するために日葵を標的にしている可能性があります。
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超自然的な存在や象徴的な人物: もう一つの可能性として、「あの方」は実際の人物ではなく、グループが追い求める理想や象徴的な存在かもしれません。この場合、彼らは「あの方」の意志に従って行動すると信じており、その理念や命令がいじめの行動を正当化していると考えているかもしれません。
「あの方」の目的は、日葵に対するいじめを通じて何らかの利益を得ること、特定の社会的・政治的目標を達成すること、または単に自分の影響力や権力を示すことにあるかもしれません。
2話 ⇔ 4話