愛しの泣き顔のネタバレ3話です!3話では雪成の裏切りとアヤの心の葛藤が強くなる。仕事ができることが生きていく自身となり、唯一泣き顔を見せられた雪成からも拒絶され、頼れる相手もいなくなってしまった。そんな中、常連客の陽希には2回泣き顔を見せてしまう・・・。早速3話のネタバレを見ていきましょう!
現在『愛しの泣き顔』はめちゃこみでのみ配信されています。
期間限定で無料で読める部分も大幅に増えてます。広告でも話題の作品なので、興味のある方は今のうちに読んでみてください。
※この情報は2024年5月3日時点でのものです。詳細は公式HPを御覧ください。
ネタバレ3話
陽希の言葉が理解できなかった。
そして涙を見られたことが急に恥ずかしくなり、陽希を殴りつけ、そのまま店を追い出した。翌日、アヤは昨晩のことで頭がいっぱいだった。結局神山製薬の案件を受けることとなり、後輩女子からは「さすがに私生活犠牲にしてるだけありますね」と嫌味を言われている。
彼女は彼氏とデートがあるため親睦会を欠席することになり、気まずいながらその件を伝えるメールを送っていた。同時に「ハイスペ限定 結婚相談所」のサイトをなんとなく見ていると雪成から電話がかかってきた。「白田さん」と他人行儀に応答するが、「俺はいつでも話し合いたいと思ってるから」と、いつかのときとは打って変わって優しい声だった。
アヤは雪成を無視して結婚相談所のサイトに眼を落とし、入会金の30万円が引っかかっていた。会員男性を見るとイケメンから中年まで、数多くの男性がいた。できれば自然恋愛で出会いたい、しかしそうも言ってられない。この30万円を支払う能力のある男性を捕まえる初期投資と考えてアヤは入会を決めた。
その日は定時に帰り、相談所に向かおうとしていたのだが、デザイナーからの納品に問題があった。他にもメールに添付資料を忘れたり、誤字があったり、動揺が隠せなかった。
一人で飲んでいると、またしてもスマホを忘れた陽希が入ってきた。
感想3話
管理人も仕事で結婚相談所の案件があり、ペルソナが30歳女性に設定されていたことを思い出しました。
やはりアヤのように仕事ができることをアイデンティティにしていると、仕事をおろそかにすることもできず、結果的に恋愛に割く時間がなくなってしまうんでしょうかね。
男女ともにある程度「甘える」事ができる方が幸せなのかもしれませんね。完璧主義は辛いです笑
暗闇に消えるアヤの心情
アヤが家に帰ると、真っ暗な部屋での出迎えは、彼女の心の闇を象徴していました。スマホの光だけが照らす中で明かされた雪成の裏切りは、アヤの世界を一層暗く染め上げます。彼女が感じた裏切りと孤独は、誰にも共感されずに自らの感情と向き合うしかない状況を生み出していました。
仕事場での葛藤と心の脆さ
アヤは職場での強い女性を演じることに成功していますが、その背後には深い不安と寂寞感が隠されています。雪成との偶然の再会は彼女の心に新たな傷を加え、プロフェッショナルな立場と個人的な感情の間でのジレンマをさらに悪化させています。彼女の職場での立場と個人的な感情の板挟みは、アヤに大きな精神的負担を強いています。
内面の葛藤と新たな一歩
アヤの心情は、孤独との戦いと新たな始まりの間で揺れ動いています。結婚相談所への入会を考えることは、彼女が求める愛と安定への切望を示していますが、それは同時に自己の弱さを認めることでもあります。彼女がこれからどのような選択をするのか、その一歩が彼女の未来にどのような影響をもたらすのか、読者は息をのんで見守ることになるでしょう。
アヤの心の傷が痛む中、陽希との出来事は彼女の感情の深淵に触れるものでした。普段は強さを装うアヤですが、陽希の前で涙を見せてしまった瞬間、彼女の本当の弱さと脆さが露わになりました。
2話 ⇔ 4話