パラダイスヘルネタバレ22話!静の絶望と5億年次元編開始! | マンガファン
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パラダイスヘルネタバレ22話!静の絶望と5億年次元編開始!

パラダイスヘル

パラダイスヘルのネタバレ22話です!22話では、静は突然、真っ暗な何も無い空間で目を覚ます。そこにはゼロスの姿だけがはっきりと見えるが、触れることもできない。絶望の中、ゼロスはこれまでの非礼を詫び、その涙から事態の深刻さを悟る。しかし、ゼロスの本心を知った静は、反論の声も虚しく一人取り残される。一方、元の次元では、勇者が静が異空間で5億年を彷徨う運命を明かし、カリオストロの刃がゼロスに突きつける。早速22話のネタバレを見ていきましょう!

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ネタバレ22話

静は真っ暗な何も無い空間で目を覚ました。

何も見えない空間でゼロスの姿だけがはっきりと見える。しかし静が触ることはできず、ゼロスにより勇者により次元の狭間に飛ばされたことを告げられた。そしていずれ念波も届かなくなり、さらにここから脱出する方法も存在しないらしい。

ゼロスの涙を見てその信憑性を感じ、ゼロスがこれまでの非礼を詫びたことで最後を感じていた。これまでゼロスは静のことをクソ陰キャのイカ臭い童貞野郎、人が持つ醜さを濃縮し結晶化したような負の塊であり、自身の本心にいつも蓋をし、さも自分が真人間かのように振る舞っているその姿はミジンコのように器の小さいキングオブクズだと思っていたことを告げられた。

静はその言葉を聞いて反論するが、その時にはすでにゼロスはいなかった。何を言っても誰も返事をしない。散々これまでのゼロスの行為を責め続けるが、やはり反応はない。腹も減らず、眠くもならない、意識だけははっきりしている状態で1週間を過ごした。

一方、元の次元では勇者はゼロスの喉元にカリオストロを突きつけ「奴は異空間で5億年の時を彷徨う」と明かしていた。

感想22話

第二章、5億年次元編開幕!!・・・とされていましたが、5億年ボタン的な話が始まってしまいました(笑)

本家だと静は5億年を過ごしますが、実際に5億年を過ごした後に、ゼロスたちがいる元の次元でいうところの数秒後に戻されるはずですよね。どこまでパクリオマージュされるんでしょうか?

5億年次元開幕編

21話で勇者により、なにもない異空間に放り込まれてしまった静は、これから5億年の時を一人で過ごさなければなりません。先程も書いたように、確実に5億年ボタンをオマージュしていると思われます。ご存じない方のために、5億年ボタンの話を簡単にご紹介します。

主人公は謎の老人から奇妙な提案を受けます。その提案とは、ボタンを押すだけで莫大な報酬を得る代わりに、ボタンを押した瞬間から5億年間、一切の外部刺激がない空間に閉じ込められるというものです。この期間中、肉体的な苦痛や疲労はなく、ただひたすら意識だけが存在し続けるのです。

主人公は初めはこの提案に対して懐疑的ですが、莫大な報酬の誘惑に抗えず、ボタンを押してしまいます。5億年という途方もない時間の経過を経て、主人公は最終的に解放され、現実世界に戻ります。しかし、外部の時間では全く経過しておらず、まるで何も変わっていないかのように見えます。

なにかの漫画で見たことがあるかたもいるかもしれません。おそらくこれに近い状態に置かれてしまった静がこの空間から抜け出す方法はあるのでしょうか?

5億年次元から脱出する方法

ゼロスによると「ない」そうですね。

念波も途中からはなくなり、静は完全になにもない空間に監禁されることになりました。そして本家では、この空間で5億年経過すれば元いた次元に、監禁が始まった瞬間に戻ることができましたが、そのへんのルール説明がされていないことが不安要素ですね。

勇者の言うように「5億年の時を彷徨う」が終わった後、どうなるのか分かりません。

また、静は「5億年」というゴールを知らされていないことも恐怖が高まる理由ですね。一応ゴールを知っておけばなんとなく耐えられるものだと思いますが、今回の場合には「5億年」と聞かされていないため、静にとってみれば無限に感じられるでしょう。

まあ、5億年も過ごせば途中でそんなことは忘れてしまうかもしれませんが・・・

元の次元

さらに、実際問題として、静の5億年がスタートした直後、ゼロスがいる時点に静は存在していません。つまり、あの次元の狭間で5億年を過ごしたしても元の次元に戻れない可能性が高いです。

先ほども書いたように、次元の狭間で5億年を過ごせば、その5億年の記憶は消去された後、監禁が始まった時点に戻されるのが本家です。このルールが適用されていれば、ゼロス視点では静は一瞬消えて、またすぐに戻ってくるはずなのです。

しかしそうなってはいないということはつまり、静が5億年を過ごしたとしても元の次元に戻ってくることはない・・・ということです。

魔王不在の中、神の代行者となった勇者の前に魔王軍は屈するしかないのかもしれません・・・

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