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漫画「ご怪妊おめでとう~妻が××を孕んだ日~」をネタバレ解説
一也(主人公)が暮らす町で起こる異常な出来事を追いかけるサスペンスホラーです。町では、隠ぺいされている強姦事件が1000件以上あり、そのすべてに「もけもけ」という謎の存在が関与していることが判明します。
主人公の娘・恋衣は、もけもけに目をつけられ、儀式の「奉納品」として狙われています。
主人公は、町の異常さを感じ取り、引っ越しを考えますが、町の人々はもけもけに従う者ばかりで、逃げることができないことを悟ります。恋衣はもけもけと一緒に行動し、町に住む他の人物たちも、儀式に参加したり、奉納品になりたがるなど、町全体が異常な儀式に従って動いています。
吉永
ご怪妊おめでとう~妻が××を孕んだ日~ 主な登場人物紹介
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一也(いちや)
主人公。普通の家庭を持つ男性で、物語の進行とともに町の異常さに巻き込まれていきます。妻の伊和子と娘の恋衣を守るために奮闘するものの、次第に町の支配者であるもけもけに対抗する力を見つけられず、次々と自分を取り巻く現実の恐ろしさに直面します。物語を通じて、親として、夫としての責任を果たすために戦おうとしますが、次第に追い詰められていきます。 -
伊和子(いわこ)
一也の妻であり、恋衣の母親。物語が進むにつれて、夫の一也が直面する異常な現実を受け入れ、もけもけが関わる儀式や町の状況を疑うことなく受け入れていく姿が描かれます。夫との関係や家族としての絆に関して、思わぬ形で揺れ動くことになります。町の慣習に従っているかのように見えるが、心の内では複雑な思いを抱えているようです。 -
恋衣(れい)
一也と伊和子の娘。物語の重要なキーパーソンであり、もけもけに狙われている「奉納品」として儀式に捧げられようとしています。非常に幼いながらも、周囲の大人たちの動きに巻き込まれ、彼女の存在が物語の進行に大きく影響を与えます。父親や母親を困惑させる存在であり、もけもけや町の異常さから逃れることができるのかが、物語の焦点となります。 -
もけもけ
町を支配する謎の存在。実態は不明ですが、強姦事件を引き起こしている主犯であり、町の住人たちに恐れられ、同時に従われている存在です。儀式の「奉納品」を選ぶ役割を担い、恋衣を次の奉納品として選びます。町の人々が従う不気味な力を持ち、その影響力は計り知れません。物語の進行とともに、もけもけの存在が町の暗黒面を象徴しています。 -
神小路(かみこうじ)
医師であり、物語の中で一也に重要な情報を提供する人物。町の異常さに関して知っていることが多く、もけもけの支配についても詳しく語ります。物語の初期には主人公を助けるような役割を果たすが、次第にその真意や立場に疑念を抱かせるような発言をすることもあります。彼の言動が物語の進行において重要な転換点を迎えることになります。 -
古里(ふるさと)
町に住む老人で、儀式を取り仕切る人物。もけもけが選んだ奉納品についての進行役として登場し、儀式に関わる重要な役割を持っています。町の異常な儀式や慣習を支持しており、その考え方は非常に古風で強硬です。主人公にとっては、町の恐ろしい儀式を象徴する存在であり、彼の言動が物語の中で一層の不安感を引き起こします。 -
モモ
恋衣と一緒に行動している女子高生。彼女は、もけもけに直に選ばれた恋衣を許せないと感じており、その行動が物語をさらに複雑にします。モモの心情や行動が、恋衣を守ろうとする主人公の動きを阻む形となり、物語における新たな緊張を生み出します。
吉永
作者「帯刀ヨコ」さんとは?
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ご怪妊おめでとう~妻が××を孕んだ日~ ネタバレあらすじはこちら
1話 | 2話 | 3話 |
4話 | 5話 |
第1話ネタバレ
一也は海外赴任から帰国し、妻の伊和子と娘の恋衣と久々の再会を果たします。伊和子は2人目の子どもを妊娠しており、家族が増えることに喜びを感じていました。
ある日、恋衣が「友達と遊んでいる」と言うので様子を見に行くと、部屋には毛むくじゃらの獣のような存在がいて、「もけもけ」と名乗ります。
得体の知れない存在に警戒した一也は恋衣をもけもけから引き離そうとしますが、恋衣は嫌がり、伊和子ももけもけをかばいます。恋衣と伊和子は、もけもけを本気で恋衣の友達だと思っているのです。
一也は疑念を抱きつつも、面倒な事態になるのを避けるため様子を見ることにします。自分が海外赴任の疲れで過敏になっているだけだと思い、翌日には消えていることを願って眠りにつきました。しかし、もけもけはその間にマンションの女性たちと親密な関係を持ち始めます。
翌朝、一也が目にしたのは、マンションの前でもけもけと女性たちが群がる光景でした。話を聞くと、女性たちは「妊娠はもけもけのおかげ」だと語り、一也は得体の知れない恐怖に冷や汗を流すのでした。
感想
これはまさに「ほのぼの家族物語」かと思いきや、気づけば「毛むくじゃらホラー」へと急転直下する展開!もけもけの正体は一体何なのか…?家族全員がもけもけを“友達”と信じて疑わない姿には、思わず「いやいや、それ本当に大丈夫?」とツッコミたくなります。
しかも、気づけばマンション中の女性たちが「もけもけのおかげ」で妊娠…?もはや感謝状どころか、ホラー映画のポスターが貼り出されそうな勢い!主人公・一也の「これは夢だ、夢に違いない」と現実逃避する気持ち、めちゃくちゃ共感します。
吉永
第2話ネタバレ
伊和子はお腹の子どもの様子を確認するため、婦人科へ定期検診に向かいます。お腹の子が本当に自分の子どもなのか確かめたい一也も同行しました。病院には多くの妊婦たちが訪れており、診察を担当するのは若い医師・神小路でした。
一也が外で待っていると、突然もけもけが現れます。不信感を募らせた一也はもけもけを責め立てますが、周囲の人々は逆に一也を異様な目で見つめます。そんな緊張した空気の中、神小路医師が間に入り場を収めてくれました。
その後、一也は神小路と二人きりで話す機会を得て、もけもけが化け物に見えることについて相談します。すると、神小路の口から予想もしなかった答えが返ってきたのです。
そんな最中、制服姿の女子高生たちが病院にやってきます。そのうちの1人は怯えた様子で、誰かに襲われたらしく、アフターピルを求めていました。
感想
え、もけもけって産婦人科にも現れるの!? もうモフモフの域を完全に超えて、日常にズカズカ入り込んでくる恐怖の存在感がすごい!一也の「この子、本当に俺の子か?」という疑念も当然だけど、もけもけを責めた途端に周囲から白い目で見られるのは理不尽すぎる…。
しかも、救世主かと思った神小路先生の「思わぬ一言」って一体!? もう産婦人科がホラー映画の舞台に早変わりですよ。極めつけは、怯えた女子高生のアフターピル騒動。物語がどんどんカオスになって、まるでジェットコースターに乗せられている気分!
吉永
第3話ネタバレ
女子高生の証言から、もけもけが女の子を襲った犯人だと確信した一也は、家で今ももけもけと遊んでいる娘・恋衣のことが心配でたまらなくなります。急いで帰宅すると、玄関前には不審者の姿が。嫌がらせに驚く一也でしたが、伊和子は「もけもけちゃんがよく来る家だから仕方ない」と嬉しそうに話し、その様子に一也は異様な恐怖を覚えます。
その後、伊和子から神小路先生の連絡先を渡された一也は、すぐに電話をかけて会う約束をします。一方、神小路が勤務する「みらいクリニック」では、襲われた女子高生が持ち帰った毛の鑑定結果がもけもけのものと判明していました。女子高生はアフターピルを受け取り帰宅しますが、不穏な気配が漂います。
数日後、神小路との待ち合わせ場所に向かう一也。しかし途中で、神小路の知り合いと思われる老人・古里とすれ違い、不気味な視線を向けられるのでした。
感想
もけもけ、ついに犯罪疑惑まで浮上!? もはやモフモフどころか背筋ゾワゾワの存在感が炸裂!一也の「娘が心配だ!」という気持ちも分かるけど、玄関前に不審者がいるのに「もけもけがよく来るから仕方ない♪」と微笑む伊和子のヤバさがじわじわ効いてきます。いやいや、どんな家庭の免疫力だよ!?
そして、神小路先生に助けを求める展開も安心できない。だって、その神小路の周りに現れる謎の老人・古里ですよ?絶対ただのご近所さんじゃないでしょ…。
毛の鑑定結果まで出てきて、サスペンス要素が加速するこの物語、どこに着地するのか全く読めない!
吉永
第4話ネタバレ
先日、百川とともけもけが「みらいクリニック」に入っていくのを目撃した一也は、後を追い証拠をつかもうと尾行します。しかし、思わず百川をかばってしまったことで、街の人々から非難され、家族の伊和子や恋衣までが一也を責めます。その後、抵抗しているうちに後ろから殴られ、気を失ってしまいます。
意識を取り戻すと、目の前には古里という老人が主導し、男女が性行為を行っている光景が広がっていました。老人は「カミクラの儀」を執り行うと言い、一也に近くの女性と行為をするよう命じます。
目の前には妻・伊和子もおり、彼女はその様子を嬉しそうに見ていました。現実を受け入れられない一也は、吐き気を催し、儀式は中止となります。
感想
いや、もうこれ、いろんな意味で“予想外”すぎて言葉が出ません!一也の「尾行して証拠をつかむぞ!」からのまさかの「百川かばっちゃう」展開。しかもその後が…街の人々からの非難と殴打で気絶とか、いろいろとついていけない。
そして目を覚ますと、何このカオス!? 古里おじいちゃんが仕切るカミクラの儀で、目の前には男女の行為が繰り広げられ、しかも一也には「さぁ、この女を抱け!」って…。
で、よく見ると妻・伊和子も普通にこの状況を受け入れてるって、どういう家庭!?一也の気持ち悪さが伝わってきすぎて、思わず一緒に吐きそうになりました。
吉永
第5話ネタバレ
一也が目を覚ますと、そこには神小路先生がいました。神小路先生は、町で隠ぺいされている強姦事件が1,000件以上あり、その全ての主犯がもけもけであることを告げます。
そして、主人公の娘・恋衣がもけもけに気に入られて、儀式の奉納品として目をつけられていると話しました。
一方、屋敷の庭では、もけもけ、古里という老人、数人の女性たちが集まり、次の奉納品を選ぶ儀式を行っていました。女性たちは自ら進んで奉納品になることを希望していましたが、もけもけが選んだのは恋衣でした。しかし、恋衣は幼すぎるため、古里は再度選びなおすように進言します。
主人公は異常な町から引っ越すことを考えますが、神小路先生からは「引っ越しても消されてしまう」と警告されます。それでも引っ越しを決意し、家に帰って伊和子と恋衣に話をしようとしますが、家に帰ると恋衣の姿が見当たりません。
伊和子に尋ねると、もけもけと一緒にいるのではないかと言われます。しかし、もけもけは一人でマンションの入り口にいました。どうやら、もけもけも恋衣を探している様子です。
また、以前、もけもけに襲われた女子高生が恋衣と一緒にいるのを見かけ、その女子高生の友人が二人を探していることを伝えます。
感想
いや、もう何この町!? 息を呑むような展開が次々と繰り広げられる!一也が目を覚ますと、そこには神小路先生が登場して、もけもけが町を支配する真実を告げるんですよ。
しかも、主人公の娘・恋衣が次の儀式の「奉納品」として狙われているなんて、どんな異常な社会だよ…!この町、何かのホラー映画かと思うくらい不気味です。
もけもけが恋衣を選んだシーンも衝撃的。古里という老人が「子供だから」と言って止めるけど、どう考えてもこの町の人々、何かおかしい…!
一也が引っ越しを考えるのも無理ないけど、神小路先生の「消される」って警告がまた深刻すぎて、ここからどう逃げればいいのか全くわからない!
吉永
ご怪妊おめでとう~妻が××を孕んだ日~ 最終回の結末予想
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一也の覚醒と決断
- 主人公である一也は、物語を通して次第に町の異常さや儀式の恐ろしさに直面します。最終回では、彼が家族や自分の信念を守るために何らかの決断を下す場面が描かれるでしょう。もけもけの存在や儀式が一也に与える圧力がピークに達し、彼は家族を守るため、最終的に町の悪しき慣習に立ち向かうことを決意するかもしれません。
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もけもけの正体と儀式の終結
- もけもけが実は町を支配している存在であり、強姦事件を隠蔽していたことが明らかになり、町の人々がその支配に従っていることが暴露されるかもしれません。最終回では、もけもけに対する反抗勢力が形成され、儀式を阻止しようとする主人公たちの努力が描かれる可能性があります。最終的に、もけもけの支配が崩れ去り、町が解放されるシーンが描かれるかもしれません。
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恋衣の運命
- 恋衣が「奉納品」として儀式に捧げられることが決定的に見えた場合、最終回では彼女を守るために一也がどんな行動に出るかが注目されます。恋衣が儀式から救われるか、または儀式の中で何らかの重要な役割を果たすかもしれません。恋衣自身もその状況を理解し、成長していく過程が描かれるでしょう。
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町の解放と新たな始まり
- 最終回の結末として、町の異常さから解放されるシーンが描かれると予想されます。主人公たちが最終的に儀式を阻止し、町を再生させるために何らかの手段を講じ、町の人々が目を覚ます展開が考えられます。もけもけや古里といったキャラクターが何らかの形で敗北し、町が平穏を取り戻すのか、それとも別の形で物語が続く余地を残すのかが気になるところです。
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衝撃的な結末や余韻を残すラスト
- 物語が非常に異常な世界観を持っているため、最終回でも予想を裏切るような衝撃的な展開が待ち受けている可能性もあります。例えば、一也が結局儀式に従う決断を下す、あるいは恋衣がもけもけの支配を受け入れるような展開も考えられます。このような結末で物語が不気味で残酷な余韻を残して終了することも考えられるかもしれません。
吉永
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