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漫画「占い師には花騎士の恋心が見えています」をネタバレ解説
薬屋を営むシルル=ベディートは、人の頭の上に現れる不思議なモノを見て、人の感情や未来を知ることができる力を持っている。そのせいで「占い師」扱いされることもしばしば。
ある日、彼女がひょんなことから助けたのは、巷で一番の美男子で恋多き男、花の騎士と謳われるエクトル=アルデルデ。しかし、実はエクトルは女嫌いで、恋など全くしていないことをシルルは知っていた。
心を読む不思議な少女と、女嫌いのワケあり騎士が織りなすラブストーリーが始まる。
吉永
占い師には花騎士の恋心が見えています 主な登場人物紹介
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シルル=ベディート
物語の主人公で、薬屋を営む若い女性。両親から受け継いだ薬屋を切り盛りしており、薬師としての腕前は確か。シルルには、他の人々には見えない「感情や未来を示す線」が見える特技があり、その力を使って客に簡単な占いをしている。心優しく、少し不器用な一面もあり、エクトルとの関係を深めていく中で成長していく。 -
エクトル=アルデルデ
「花の騎士」と呼ばれ、街一番の美男子で恋多き男として有名な騎士。誰もが羨む存在で、女性に囲まれることが多いが、実は女嫌いで恋愛には興味がない。彼の心には秘密があり、シルルに助けられたことをきっかけに彼女に興味を持ち始める。真面目で誠実な一面があり、次第にシルルとの距離を縮めていく。 -
シルルの常連客たち
シルルが経営する薬屋には常に顔を出すお客様がいくつかいます。彼らとのやり取りを通じてシルルの人柄や薬師としての腕前が感じられ、物語の中で重要なサブキャラクターたちとして登場します。
吉永
作者「Mikura」さんとは?
「Mikura(ミクラ)」は、シーモアなどで活動している日本の漫画家で、特にBL(ボーイズラブ)ジャンルを中心に作品を描いています。彼女の作品は、感情豊かなキャラクター描写や、複雑な人間関係を掘り下げたストーリーが特徴です。
Mikuraの作風は、登場人物の心情や内面を繊細に描写することが得意で、読者がキャラクターに感情移入しやすいようなストーリー展開が多いです。恋愛の過程で起きる葛藤や成長を描くことに重点を置いており、BL作品ならではの甘さや切なさを大切にしています。
また、Mikuraはその美麗な絵柄でも知られており、特にキャラクターの表情や身体の描き方が精緻で、視覚的にも魅力的な作品を提供しています。彼女の作品は、BLファンの間で非常に人気があり、感動的でエモーショナルなストーリーが特徴的です。
占い師には花騎士の恋心が見えています ネタバレあらすじはこちら
1話 | ||
第1話ネタバレ
亡き両親から受け継いだ薬屋を営むシルル=ベディート。彼女の薬屋は静かで落ち着いた場所で、薬草の香りが漂う中、常連客たちが訪れては薬を購入していく。だが、シルルには誰にも言えない秘密があった。それは、薬師としての技術だけでなく、特別な力を持っていること。人々の頭上に現れる色とりどりの線、それはその人の感情や近い未来を示すものだった。シルルはその力を使い、薬を買いに来る客にさりげなく簡単な占いをして、少しのサービスを添えていた。それが評判となり、薬屋だけでなく占い師としても知られるようになった。
そんなある日、街で最も美しい男として名を馳せ、花の騎士とも呼ばれるエクトル=アルデルデと出会う。彼は女性に囲まれ、誰もが羨む存在だった。しかし、シルルはすぐに彼の頭上に現れる線の異常に気づく。どんなに楽しそうに女性たちと話しているように見えても、その感情の色は嫌悪を示していた。女性たちに囲まれて笑顔を浮かべている彼の表情とは裏腹に、彼が抱えている心の闇をシルルは知ってしまった。
最初は彼に関わらないようにしようと決めていたシルル。しかし、運命の悪戯か、偶然の重なりでエクトルを助ける羽目に陥ってしまう。治療を受けたエクトルは、どうして自分に言い寄らず、ただ治療してくれるのか不思議に思う。そして、次第に彼はシルルに興味を持つようになる。
最初は面倒なことに巻き込まれてしまったと感じていたシルルだが、エクトルと過ごすうちに、彼の真面目で誠実な一面に触れ、少しずつ彼を信頼するようになっていく。心の奥底で何かを抱えている彼に、自分も少しずつ引き寄せられていくのを感じながら、シルルは初めての恋に戸惑いを覚える。二人の距離は徐々に縮まり、互いに触れ合う心の距離が確かに近づいていった。
感想
シルルとエクトルの物語、まるで運命が二人を引き寄せるかのような展開で、思わず胸がキュンとしました!最初は「占い師扱いされてる薬屋のシルル」が、実は人の感情を読み取れる不思議な力を持っていて、あのエクトル=アルデルデという美男子の頭上に見えた「嫌悪感」の色に気づくシーンはまるでミステリーのようでドキドキしました。
しかも、エクトルがシルルに惹かれていく過程も、最初は「こんな厄介なことに巻き込まれたかも」と思いながらも、少しずつ心を開いていく様子がリアルで、まるで自分も恋をしているような気分に!
吉永
占い師には花騎士の恋心が見えています 最終回の結末予想
最終回の結末を予想すると、シルルとエクトルの関係は、お互いの心の葛藤を乗り越え、最終的に深い絆で結ばれることになると思います。
シルルは、エクトルが抱える「女嫌い」の理由や心の闇に気づき、彼を支えようと決意します。エクトルもまた、シルルの優しさや誠実さに触れていく中で、心を開き、恋愛に対する恐れを乗り越えていくでしょう。シルルの占いの力が、エクトルの未来に良い変化をもたらす重要な役割を果たす場面もありそうです。
物語の最終的な結末では、シルルとエクトルが互いに支え合いながら、共に未来を歩む決意を固める瞬間が描かれるでしょう。シルルの薬屋は、エクトルが持っていた「騎士としての使命感」とバランスを取りつつ、二人の新たな生活が始まる予感がします。
吉永
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