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漫画「ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた」をネタバレ解説
三嶋勇樹は、就職活動に失敗してニート歴数年のアラサー男子。母親に叱られ、しぶしぶ訪れたハローワークで突如謎の光に包まれ、気づけば異世界に召喚されてしまいます。迎え入れたのは、美人魔法使いリーナ率いる異世界の住人たち。「あなたが勇者です!」と期待されるも、勇樹のスキルは「ハローワーク知識」「履歴書作成」など、どう考えても戦闘には向かないものばかり。
しかし、持ち前の粘り強さと現代日本で得た労働知識を駆使し、勇樹は異世界の労働環境を改善していきます。村の自警団のシフト管理、農業の生産性アップ、さらにはブラックギルド撲滅作戦まで!やがて「異世界のハローワーク先生」として評判を呼び、戦わずして人々を救う存在へと成長していきます。果たして勇樹は、異世界の未来を変えることができるのか――?
吉永
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた 主な登場人物紹介
●三嶋 勇樹(みしま ゆうき)
本作の主人公。20代半ばの元ニート。ハローワークに行った帰り、異世界に召喚される。勇者として期待されるも、スキルは「職業適性診断」や「履歴書作成」など、戦闘向きではない地味なものばかり。しかし、現代日本で培った就職・労働ノウハウを武器に、異世界の労働環境を次々と改革していく。真面目でちょっとヘタレだが、根は優しくて粘り強い。
●リーナ
異世界で勇樹を最初に出迎えた美人魔法使い。王国の魔法省に所属し、召喚の儀式を担当した張本人。最初は勇樹の戦闘力のなさにがっかりするが、次第に彼の「異世界就労改革」の手腕に一目置くようになる。冷静で知的だが、たまにお茶目な一面も。
●ガルド
村の自警団のリーダー。筋肉ムキムキで豪快な性格だが、実は面倒見がよく仲間思い。ブラックな勤務体制に疲弊していたところ、勇樹の提案で働き方改革に乗り出す。最初は「勇者がこんなんで大丈夫か?」と半信半疑だったが、改革の成果を目の当たりにし、勇樹に絶大な信頼を寄せるように。
●マリー
冒険者ギルドの受付嬢。ギルドのブラック体質に密かに不満を抱いていたが、勇樹が「適正な労働環境づくり」に乗り出したことで、彼に協力することになる。明るく元気な性格で、勇樹にとって頼れる存在。実はちょっと勇樹に好意を抱いている…?
●ゼド
魔王軍の幹部。異世界のバトル要素を担う存在だが、意外にも理屈っぽく、「労働者の搾取」を悪とする勇樹に興味を持つ。勇樹とのバトルは、剣や魔法ではなく、経営戦略や組織論でぶつかることも!?敵ながら妙にキャラが立っていて人気が高い。
吉永
作者「高野いつき」さんとは?
高野いつき(たかの いつき)先生は、コミックシーモアなどで配信されている漫画『ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた』の作画を担当している漫画家です。この作品は、原作:桂かすが先生、キャラクター原案:さめだ小判先生との共同制作で、異世界転生をテーマにしたハーレムファンタジー作品です。
『ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた』について
本作は、就職活動中のニート・山野マサルが、ハローワークで見つけたゲームのテストプレイの求人に応募したところ、異世界「ラズグラドワールド」へ転送されるというストーリーです。彼は、この世界が20年以内に滅亡する運命にあることを知り、特定の条件を満たすか、20年間生き延びることを目指して冒険を始めます。
ジャンルは青年マンガで、バトル・アクション、ファンタジー、恋愛、ラブコメ、異世界・転生などの要素が含まれています。作品タグには「師匠」「エルフ」「将軍」「健気」「剣聖」「実力者」「絵が綺麗」などがあり、魅力的なキャラクターや美麗なイラストが特徴です。
2025年5月時点で第13巻まで配信されており、最新巻では主人公が「勇者の称号」を前にして気持ちが揺らぐ様子が描かれています。
また、コミックヴァルキリーWeb版のVol.132では、表紙および巻頭コミックとして掲載されており、作品の人気の高さがうかがえます。
高野いつき先生の他の作品
現在、コミックシーモアで確認できる高野いつき先生の作品は『ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた』のみとなっています。他の作品についての情報は確認できませんでした。
高野いつき先生の描く魅力的なキャラクターや美麗なイラストが特徴の『ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた』は、異世界転生やハーレムファンタジーが好きな方におすすめの作品です。コミックシーモアでは、期間限定で第1巻が無料で読めるキャンペーンも実施されていますので、この機会にぜひご覧ください。
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた ネタバレあらすじはこちら
1話 | ||
第1話ネタバレ
主人公・三嶋勇樹(みしま ゆうき)は、二十代半ばの冴えないニート。大学卒業後、就職活動に失敗し、そのまま数年間引きこもり生活を送っていました。ある日、母親から「いい加減に仕事を探せ!」と強く叱責され、渋々ハローワークへ向かうことに。面倒くさそうに窓口で相談していると、なぜか突然、謎の光に包まれて意識を失ってしまいます。
目を覚ますと、そこは見知らぬ森の中。周囲には中世ヨーロッパ風の街並みや見慣れないモンスターたちが…。戸惑う勇樹の前に現れたのは、美しい魔法使いの女性・リーナ。彼女は勇樹に「この世界は勇者を求めていて、異世界からの来訪者がその役目を担うことになっている」と告げます。
しかし、肝心の勇樹は特に戦闘能力もなく、むしろステータスは平均以下。唯一のスキルは「ハローワーク知識」や「履歴書作成術」など、異世界ではまったく役に立ちそうにないものばかり。失望される中、勇樹は諦めず「働かざる者食うべからず」の精神で、地道に生きる術を模索します。
そんな中で彼が見出したのは、現代日本の「職業訓練」や「労働管理」のノウハウを使って、現地の人々の暮らしを改善すること。村の自警団の組織改革、農作業の効率化、商売の立ち上げ支援など、地味ながらも着実に成果を上げていきます。次第に「異世界のハローワーク先生」として親しまれるようになり、気づけば勇者とはまた違った形で人々の生活を支える存在になっていきます。
やがて、裏で暗躍する魔王軍との対決も避けられない状況に。しかし、勇樹は決して剣や魔法だけに頼らず、仲間たちと共に「仕事」と「チームワーク」で危機を乗り越えていくのでした――。
感想
いやもうタイトルの時点でツッコミどころ満載なんですけど、「ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた」って、どんだけハロワ万能なんだよ!とまず言いたい(笑)。普通、異世界転生ってトラックに轢かれがちじゃないですか?それが今回は公的機関経由っていう新しすぎるルート。勇者召喚が就職相談窓口と直結してるって、ファンタジーと現実の垣根がガバガバで最高です。
しかも、連れてかれた勇樹のスキルが「履歴書作成術」とか「職業適性診断」とか、いやそれ戦えねぇだろ!っていうものばかり。でもそこを逆手にとって、異世界でガチで「労働改革」し始めるのがこの作品のキモ。村人たちに残業を減らさせたり、ブラック企業ならぬブラックギルドを是正したり、勇者じゃなくて社労士かよ!と読んでて思わず笑っちゃう場面が満載です。
それでいて、ちょっと泣ける人間ドラマもあったりして、あなどれない。魔王軍との戦いも「剣と魔法」じゃなく「適材適所と計画性」で乗り越えるあたり、異世界ものの新境地すぎる。
吉永
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた 最終回の結末予想
勇樹が異世界で成し遂げた改革は、村や都市だけでなく、やがて王国全体に広がっていきます。冒険者ギルドの労働環境改善、農業・商業の発展、さらには魔王軍ですら「労働条件見直し」に乗り出す始末(笑)。魔王軍の幹部ゼドとは何度も衝突しますが、戦いの果てに「無駄な争いは非効率」という結論に至り、ついには歴史的な「魔王軍との和平協定」が結ばれます。
王国は勇樹に「国の最高顧問」の地位を用意し、異世界での居場所は完全に安泰。しかし、勇樹はある日ふと思います。「これって、俺が本当にやりたかったことなのか?」と。元々「働きたくなかった」勇樹が、ここまで頑張れたのは「誰かの役に立ちたい」という新たな気持ちが芽生えたから。そして、異世界の人々ももう自分たちの力でやっていけると確信します。
最終的に、勇樹は自らの意思で異世界を去り、元の世界に帰還。ラストシーンは、現代のハローワークで「今度はちゃんと就職活動するか!」と前向きな表情で扉を開ける勇樹の姿で締めくくられます。
エンディングのテーマ予想:
この作品は「ニートでも、気づけば誰かの役に立てる」「働くことの意味は形じゃなく中身」というメッセージが根底にあります。だからこそ、最終回も「勇者になったから偉い」のではなく、「自分の力で前に進むことを選んだ」勇樹の成長を描いてくるのでは?と思います。
吉永
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