生徒死導ネタバレ20話21話!谷川和仁登場により天童学園の雰囲気が変わっていく | マンガファン - Part 2
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生徒死導ネタバレ20話21話!谷川和仁登場により天童学園の雰囲気が変わっていく

生徒死導の表紙

一仕事を終えた五木のもとに見知らぬ男性が現れた。霧の中に迷い込んでしまったという彼の話から死んだ時の記憶がないのかもしれないと感じた瞬間、校長がそこに現れた。そしてその男性が死者ではなく、五木や校長と同じ霊力を持っている可能性を感じていた。

結果、この男性・谷川和仁は新任として翌日から起用されていた。校長によると霊力はかなり高く、五木よりも高く校長に匹敵するレベルだと話した。そして谷川は五木の授業が評判が良いからと見学を申し出た。そして五木の授業冒頭で紹介するとテンションの上がった生徒から『彼女はいますかー?』と質問が飛ぶが・・・

質問は許可してない。ましてや授業と関係ない質問なんてふざけているのか?

と冷酷に言い切り、促されるままに五木は授業を始めた。谷川の授業はわかりやすいのだが、五木と方針が合わなかった。いつも通りに五木は生徒の無念を晴らしてから成仏へと導いていると、谷川はその効率の悪さが気になっていた。そして生徒の手を引っ張って霊力を流し込んで強引に成仏させ始めた。

感想20話21話

久々に新キャラですね、それもだいぶキャラ濃いやつが来ましたね(笑)

仕事のできる後輩ほど扱いにくい存在はありませんし、さらに谷川は五木や校長の方針とも合いそうにもないですね。なんであんなやつ採用したんや・・・

谷川和仁

突然学園に迷い込んでしまうほどに高い霊力を持ち、五木よりも上、校長に匹敵するレベルの強さを誇っているようです。そして元々教員をしていたこともあり、迷い込んだ当日に採用され、翌日から勤務開始とトントン拍子に話が進んでいきました。元々経験があったらしく授業はわかりやすく、アドバイスも的確。

しかし人間性に難ありっぽいです。「彼女はいますかー?」なんてクソくだらない質問は子供だったら誰しもしてくるようなもんです。そんな簡単ないじりを受け止められないと教師の仕事はできないと思うんですけどね〜元塾講師としてはそう思っちゃいます。

生徒に高圧的に接するだけではなく、五木の行っている死導に対しても異論があるようで、明らかに天童学園の方針と合っていないように感じます。

強制成仏

元々成仏をゴールとして、五木は生徒それぞれの後悔、無念を晴らすことで成仏へと導きますが、確かにこれは時間と労力のかかる作業です。一方の谷川は強制的に成仏させればいいじゃない、効率的!と考える輩なのです。というかそれも正論聞こえますが、それやっちゃうと天童学園要らなくね?って思っちゃうんですよね。

単純に強制成仏させるんだったらわざわざ学校にする必要はなく、普通に神社やお寺でやればいい話です。そのあたりを理解していないので今回のような強制成仏という手段に出たのだと思われます。しかも仕事ができるイケメン後輩という扱いづらい立ち位置なのでめんどくさそうですね。しかも霊力が五木よりも強いためにいかにしてこいつをクビにするのでしょうか。

成仏の意味

谷川の考えは「さっさと成仏すること」が生徒の幸せであると考えているようです。やはりこれも正論だと思います。いつまでもこの世に未練を残して居続けることは幸福ではないと思いますが、それでもそれを解決するのが天童学園の存在意義であり、そこで働く教師の仕事だと思います。

それをめんどくさがってしまうとこの仕事向いてないと言わざるを得ませんね。普通の教師とは目的も業務も全然違いますので、校長もじっくりと話してから採用スべきだったんじゃねと言わざるを得ません。やはりそのへんじっくり理解した上で採用スべきだったのではないかと責任追及したくなりますね(笑)

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