国民ボタン ネタバレ31話32話!團野医師が国民ボタン押下について考え直す可能性が浮上 | マンガファン - Part 2
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国民ボタン ネタバレ31話32話!團野医師が国民ボタン押下について考え直す可能性が浮上

神沼の反抗は白日の元に晒された。悪魔教を扇動して官僚拉致監禁事件、そして見つかった遺骨の数々。これまで神沼に好意的だった世論も一気にネガティブに傾いた。国ボ対でも田端により悪魔教には投げ銭的手法で数百万人から数十億円の金が流入していたことが明かされていた。

一方で團野産婦人科クリニックでは男の子の検診が行われており、なんの異常もなくその日の検診は終了となった。團野医師は国民ボタンの発見者である。5年前、子供の体内で発見していたのであるが・・・当時はそれで納得したものの、今になって日本国民すべてと子供一人の命を比較してしまうのだった。

そこから数日後、K国を含む複数の国々から国民ボタン捜索隊が駆けつけ、日本全土での捜索が始まった。そんな中でR国が日本を含む複数国に向けてミサイルを配備しているという情報が舞い込んできた・・・このような各国間で闘いが続く状況を俯瞰する悪魔たちは人間の愚かさにため息を吐いていた。R国がボタンを見つけなければR国民は死亡し、その前に発射された核でそれ以外の国も滅びるだろうと推測していた。

そしてファイナルラウンド終了まで後1ヶ月。

見つかっていないのはR国、Z国、そして日本の3カ国となった。

感想31話32話

触媒

未だに佐藤太郎が解放されていないのは客観的にウケますよね(笑)

”触媒”という仰々しい名前をつけて「悪魔の意志を伝える存在」として神聖な存在となっていますが、それだけですよね。最初の国民ボタンを見つけ、押すように命じられただけの存在です。もはやその頃が懐かしく感じますが、その後すぐに悪魔教に連れ去られているのでなかなか忙しく過ごしていますね(笑)

神沼の功績により、各地に散らばった隠れ悪魔教信者を再度集めることも佐藤の力を使えば可能になると思えるほどに佐藤の求心力も高まっていると考えられます。神沼以下、悪魔教信者は佐藤のことを神様ないし悪魔様からの使いと考えていることが伺えます(笑)

個人的にはそこまで佐藤を神格化できた神沼の手法こそを賛美したいレベルです。

團野医師の目

現段階でまだ日本国では国民ボタンは見つかっていません。あくまで公式には。

実は團野産婦人科クリニックにて、子供を取り上げた先生がその子供の体内で見つけているのです。そして両親にもその話をして、ボタンを押したら子供も死ぬかもしれないことを考慮してボタンの存在を秘匿することにしています。これまではそれでいいと思ってきた・・・けど残り1ヶ月を切った頃、医師も不安を感じ始めていました。

これまでにはなかった”悪魔の目”をしていました。『国民ボタン』の作中には時々この悪魔の目をするタイミングがあります。白目以外が黒く描かれる描写があり、何かしら悪いことを考える時にこの目賀登場します(笑)実際に團野医師もボタンを押すべきではないのかと考え始めている感があり、ぎりぎりになった時に再度ボタンの押下について考え直そうとしています。

命の価値

これ完全に押すやつですね(笑)

確かに命の価値は平等です。つまり子供の命1=大人の命1です。ということは国民1億2千万人の命は1億2千万になります。だったらどちらを救うべきなのか・・・ただこれは視点によるんですよね。私も子供の親だったらまず團野医師を殺して完全に口をふさいででも子供を守ります。が、それ以外の一般人だったらなんとしても子供を殺しますよね。

というかなり倫理的な話になってきましたので、次回以降日本国民はどのような判断をするのか楽しみに待ちましょう。

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