復讐の同窓会 のネタバレ1話です！1話では、高校の荒れた日々の中で、鎌田は無惨ないじめの標的となっていた。ゴミ山での屈辱的な扱いは、彼の孤独と絶望を深め、周囲の冷たい視線は彼の心をさらに傷つけた。この状況は、彼の自己認識に深い疑問を投げかけると同時に、彼の日々を不安と恐怖で満たしていた。早速1話のネタバレを見ていきましょう！
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ネタバレ1話
最愛の人が死んだ。
半年前、鎌田カケルはいじめられていた。高校時代、ゴミ山のような場所に連れてこられていた。羽交い締めにされた上、動物や虫の死体を頭からぶつけられた。その辺に転がっていたスクーターを投げつけられたりもした。ゴミ山の上からダーツを投げられたり、頭を踏まれたりされた。
- 阿久津ソウイチ
- 力石ジン
- 志村コウタ
- 不破ケイスケ
- 葉月ミソラ
- 姫宮アンナ
- 結城キリヤ
結城キリヤのもとに集まったいじめっ子はカケルに日常的にいじめを加えていた。どうやら気が済んだらしく、カケルの頭を踏みつけて、そのまま帰っていった。
きっかけは分からない。ある日突然に始まった。いじめが始まってから数日が経過し、担任の北原キョウコに相談に行くが「話せばわかるでしょ？」と化粧を直しながら言う北原は、自分の言葉が既に矛盾していることに気づいていないのだろう。その日カケルは別の入り口から帰ることにした。
すると転校生の月野エマがミソラとアンナ、そしてソウイチに頭を掴まれて池に顔を突っ込まれていた。アンナは「キリヤに近づくな！」と女々しいことを叫ぶが、エマは毅然として「私が誰と話立っていいでしょ」と言い返した。その言葉を聞いていじめっ子は去っていった。
そして足が震えて動けなかったカケルもエマの元に向かい、使っていないタオルを手渡した。エマの持っていたキーホルダーのキャラクターがカケルに似ていたこと、そしてふたりともいじめられていたことがきっかけとなり、二人は急速に仲良くなっていった。いつしか付き合うようになり、公園でピクニックをするほどの関係性になった。
そしてエマの方からキスをしようとしてきたのだが、そこに現れたキリヤが弁当箱を蹴り飛ばし、それを合図にいじめっ子が集まってきた。カケルはエマをかばい、エマは逃げ出した。ジンはカケルに暴力を加え、その間にエマは逃げ出すが捕まってしまった・・・
しばらくした後、カケルの前で、エマは両手両足を掴まれて身動きが取れなくなっていた・・・
感想1話
またしても胸くそ系ですね～
『レンタルマーダー』『彼はこれは復讐ではないと言った』『娘がいじめをしていました』『この学校には弁護士が必要です』など、様々ないじめに関するマンガを書いてきましたが、当サイトではいじめは「する側が悪」であるとしています。
どんな理由があれ、人道的にしてはいけないことであるとして話を進めます。
いじめのきっかけ
いじめのきっかけは不明であり、「ある日突然に始まった」という描写から、特定の出来事に起因するものではない可能性が高いです。いじめはしばしば突発的に始まることがあり、特定の理由がなくても起こる場合があります。
また、いじめの背景には、いじめっ子たちのリーダーである結城キリヤの存在が大きいと思われます。彼らがカケルに対して行ったいじめの激しさから、結城がカケルに対して強い敵意を抱いている可能性があります。ただし、その敵意の具体的な理由は文中からは読み取れません。
さらに、担任の北原キョウコがいじめに対して無関心であったことも、いじめがエスカレートする一因となっている可能性があります。カケルが相談に行った際の北原の反応は、問題を解決しようとする意志の欠如を示しています。学校の大人たちの無関心や無力さは、いじめが長期化する要因となり得ます。
また、新たな転校生である月野エマが登場したことで、カケルの状況に変化が生じました。エマがいじめに対して毅然とした態度を示したことが、カケルにとっての支えになり、二人の関係が深まるきっかけとなりました。しかし、これがいじめっ子たちの反感を買い、さらなるいじめへと繋がった可能性もあります。
月野エマ
新たに転校してきたにも関わらず、彼女はいじめに直面しても毅然とした態度を崩さず、自分の意見をはっきりと述べることができる強い意志を持っています。この点は、いじめに対する彼女の対応から明らかです。たとえば、いじめっ子たちに対して「私が誰と話たっていいでしょ」と堂々と反論するシーンは、彼女の自信と自立心を象徴しています。
エマはまた、他人に対する深い思いやりを持っており、特に鎌田カケルとの関係ではこれが顕著に表れています。彼女はカケルがいじめられている状況に対し、共感と優しさをもって接しています。カケルにタオルを手渡す行動は、彼女の配慮深さと彼に対する気遣いを示しています。さらに、エマはカケルとの関係において積極的な一面も見せています。彼女はカケルとの距離を縮めるために自分から行動を起こし、二人の関係を深めていきます。
彼女の人物像は、いじめという厳しい状況にも屈しない強さと、他人に対する深い共感力の両面から成り立っています。エマは自己主張が強く、自分の価値観をしっかりと持っている一方で、他人の苦しみに対しても敏感に反応し、支援を惜しまない人物です。彼女のこのような特性は、カケルとの関係を通じてさらに深まり、二人の間の絆を強化する重要な要素となっています。
月野エマと鎌田カケル
カケルについて考えると、彼は長期間にわたっていじめに遭っていたため、孤独感や無力感を強く抱えていた可能性が高いです。そんな中でエマと出会い、彼女がいじめに立ち向かう姿を目の当たりにしたことで、カケルにとってエマは勇気と強さの象徴となったでしょう。また、エマがいじめに対して毅然とした態度を取ったことは、カケルにとって新しい視点を与えたはずです。エマとの関係が深まるにつれて、彼は自分自身の価値や存在を再確認し、孤独から抜け出す手がかりを見つけたと考えられます。
エマについても、彼女が新たに転校してきて直面したいじめの状況は、強いストレスや孤立感を引き起こしていた可能性があります。しかし、彼女は自分をしっかりと持っており、いじめに対して毅然とした態度をとることができたため、カケルとの出会いは彼女にとっても意味深いものだったでしょう。カケルが彼女に対して優しさを示したことは、エマにとって心の支えとなり、彼女自身の孤独感を軽減する助けとなったはずです。
吉永
一緒に苦難を受ける仲間ということで互いに惹かれ合い、交際に発展しました。決していじめがあったから・・・なんて美化するつもりはないんですけどね。
互いに互いの辛い状況に耐えるために互いの強さを凝視するようになったのはあるかもしれませんね。
年間50万円以上電子コミックを年間200冊以上読んでいる吉永が、実際に読んでみて面白かったマンガをご紹介します。1番好きなマンガジャンルはホラー系×エロですが、グロホラーから純粋恋愛モノまで何でも読みます。一番は『変な家』と『ガンニバル』、恩人は『小悪魔教師サイコ』の葛西小春、思い出のマンガは『ゾンビのあふれた俺だけが襲われない』です。
■利用している電子コミック：最推しのコミックシーモア、独占多しのめちゃコミ、最強クーポンのDMMブックス
