俺のこと、好きにならないでね。ネタバレ2話!塁の本心が分からずモヤモヤが溜まっていく | マンガファン
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俺のこと、好きにならないでね。ネタバレ2話!塁の本心が分からずモヤモヤが溜まっていく

俺のこと、好きにならないでね。

俺のこと、好きにならないでね。のネタバレ2話です!2話では柴垣塁は友人に強引に誘われ、合コンに参加した。塁は恋愛には興味がなく、仕事優先の生活を送っていたが、合コンで出会った動物看護師の江崎愛都美にどこか惹かれていた。しかし、塁の優しさに心を許しかけた愛都美に向けられた「俺のこと好きになんないでね」という一言は、彼女の心に再び壁を作ることになる。早速2話のネタバレを見ていきましょう!

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ネタバレ2話

その日、柴垣塁は高校時代の友人に誘われ、強引に合コンに参加させられていた。元々合コンが好きではなかったのだが、友人からの猛プッシュを断れず、渋々参加することになっていたのだった。人間関係を保つため、ある程度我慢するのは当然、それはわかっている。

昔から塁ははっきり言い過ぎることで、女性から「優しくない」と言われ続けてきた。中には、職場でも「塁ではない先生がいい。言葉がきつくて」と言われたこともあり、それから「優しい人」を演じた結果、すべてがうまくいくようになった。恋愛はどうでもいいが、仕事が回るようになった。

柴垣塁と”ルイ先生”という別人格が存在しているように感じていた。

そして合コンでも、笑顔で女性の自己紹介を聞きながらも全く興味が持てず、なんとなく端っこにいる地味な女性に目が行っていた。聞くと動物看護師であり、塁と同業者だった。愛都美は他の2人と違って恋愛には興味なく、仕事の話を続けてくれた。そして他の女性達に動物看護師をバカにされたことで涙目になるほど悔しがっていたその姿に、どこか惹かれていたのかもしれない。

そしてホテルで目を覚まし、昨晩のことを思い出してはホテルから出ていった。その翌日、愛都美と再会するのであった。塁はあからさまに愛都美を避けるが、愛都美は淡々と助手を続ける。塁のお客さんはマシェリちゃん、そして飼い主のマダム。なんとなく愛都美と塁の間に関係性を感じ取ったようだが、何事もなくマダムをやり過ごす事ができた。

次の子猫にワクチンを打とうとすると、怖がった子猫は愛都美の腕に噛みついた。しかし愛都美はびくりともせず、笑顔でワクチンを打ち終えた。マダムが帰った後、塁は愛都美の手を消毒してくれた。

その優しい姿を見て、ルイ先生とヤリ捨てされたあの日の柴垣塁と、眼の前にいるどちらとも違う塁と、どれが本物なのかわからなくなった。そして一言、「俺のこと好きになんないでね」

感想2話

吉永

最悪だろこいつ笑

愛都美が自分のこと好きになる前提で話しているあたり、自身に満ち溢れているタイプですね。

これまでもきっとそうだったんでしょう。羨ましい人生ですね笑

好きになんないでね

早くもタイトル回収ですね。これ言われた時の愛都美の気持ちを考えていこうと思います笑

愛都美は、塁が自分の手を消毒してくれる優しい姿に、一瞬心を許しかけました。彼の冷たく無関心な一面しか知らなかった愛都美にとって、その優しさは驚きであり、彼が本当は違う一面を持っているのではないかという期待を抱かせました。しかし、その直後に塁が「俺のこと好きになんないでね」と言った瞬間、愛都美は心の中で氷のように冷え込むのを感じました。

この一言は、彼が結局は自己中心的で、人の気持ちを顧みない人物であることを再確認させたのです。彼が自分の感情を守るために予防線を張っているように感じた愛都美は、彼の態度がますます腹立たしく、悲しく思えました。せっかく心を開きかけたところで再び冷たく突き放された彼女は、「やっぱりこの人は、私の気持ちなんてどうでもいいんだ」と感じ、塁に対する不信感と嫌悪感が再び強くなりました。

柴垣塁とルイ先生

塁本人にとって、”柴垣塁”と”ルイ先生”、そして愛都美が感じた優しい”塁”の違いは、自分自身が持つ複数の側面をどう使い分けるかという、ある種の役割の違いとして意識されています。彼は直球でしか物事を伝えられない”柴垣塁”という自分が、本来の自分であり、これは自分が最も正直でいられる姿だと感じています。しかし、その正直さゆえに、過去に多くの人を傷つけ、誤解を招いてきた経験から、職場では別人格の”ルイ先生”を演じることを選んだのです。

“ルイ先生”は、優しく、笑顔を絶やさないキャラクターとして周囲に受け入れられるための自己防衛手段であり、仕事をスムーズに進めるための仮面です。彼はこのキャラクターが職場での人間関係を円滑にし、トラブルを避けるために必要だと考えていますが、”ルイ先生”を演じることには常にストレスを感じています。

塁は、自分の中に存在するこれらの異なる側面を完全に統合できていないため、どの自分が「本物」なのか、どれが自分の本質なのかに対して混乱を覚えているかもしれません。彼にとって、”柴垣塁”と”ルイ先生”の間にあるギャップ、そして無意識に出てしまった優しい”塁”の存在は、本人にとっても完全に把握できていない部分なのかもしれませんね。

塁から見た愛都美

現状、塁は愛都美に対して、仕事へのひたむきさや真面目な態度には一定の好感を抱いています。彼女が動物看護師としてしっかりと職務をこなし、動物に対して真摯な態度を見せる姿勢に、特に、子猫に噛まれても動じずに笑顔で仕事を続ける姿を見て、彼女に感心しているはずです。

しかし、塁自身は現在、恋愛に対して興味を持っていません。過去の経験や自分の仕事への集中が理由で、恋愛にエネルギーを費やしたくないと感じています。「俺のこと好きになんないでね」といった言葉も、まさに彼がこれ以上の関係を望んでいないことを伝えようとする防衛的な態度の現れです。

塁にとって、今は仕事が最優先であり、愛都美がいくら魅力的に見えても、恋愛という要素を自分の生活に取り入れる余裕はないと考えています。彼は愛都美との距離を適度に保ちながら、仕事上の良好な関係を維持することを望んでおり、それ以上の感情的な接近は避けたいというのが本音です。

吉永

一度ヤリ捨てしているようなメンズなので、

そこまで強い好感は現状ではないと思いますね。

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